2019年12月25日
25 dec 2019
昨日の15時着信歴あり。
伝言あり。
伝言は確認するのに料金がかかるので確認せず。
あさ8時過ぎ中学に電話する。
教頭が対応する。
「私服登校について、市教育委員会(学校教育課)に確認を取ったが、
制服委員会で決定した標準服を制服として採用している。
それに従って頂きたい」
「先生は、制服や校則が存在しない中学が三校あるのをご存知ですか? 東京都千代田区立麹町中学、世田谷区桜丘中学、北海道別海中学」
「いえ知りません」
「ご存じないですか。不勉強ですね、拘束についてのお考えが足らないようです」
「どこの学校でしたか」
復唱する。メモを取っているようである
「日本にいるのに、公立中学で地域によって対応が異なるのは不平等である」
忘却、無念。
「それでは困る。受験があるので、進学校が決まってから詳細を検討することになっている。当該学校に学校長に直に訪ねてくれということになっている。学校(学校長)か学校教育課か責任の所在を明らかにしていただかないと、たらいまわしにされては、対応に困る。
「では学校教育課に確認して、改めます」
「あと、制服に加えて、課外活動にも参加させないつもりです」
「それはご自由に」
「ご自由にではなくて・・・(時間切れのため)ま、とにかくお返事を待ちます」
約20分後着信あり。
「制服に関する校則がありますので従ってください」
「残念ながらできません」
「他の児童の指導にも関わりますので」
「それは論点が違います。そもそも教員は法律を理解しているのですか?
先ほどの電話で、課外活動に参加しないのは、教員の労働環境を改善するためです」
「それはどうもありがとうございます」
(ありがとうじゃあないだろう)
「教師の長時間労働に関してです。
課外なのですから教師のサービスなんて提供する必要がないんです。違法なことをしていて、何も言わない。自分たちのことも問題にできない。そんな教員が行う教育とは何でしょうか」
「今の小学校の保護者をみても、埒が開きません」
忘却
「では平行線ですね。一番大事なのは、娘がこんなことで勉強に支障が出ては困るんです。私服登校ということで不利益を蒙ることはありませんか?」
「それはありません。他の児童に対する指導というものが」
「すなわち、他の児童からのいじめとか。それでも間違ったことはしていませんので。他の児童や他の保護者の態度によって、その時々に応じて対応を考えて行きましょう。4月からということで」
「そういうことになります」
ということで、私服登校による不利益はなさそうである。
それでいじめだとか何かあったら、それは「人権問題」です。
価値観が違うからとか、守るべき校則を守らないとかいわれても、合憲合法の行為を非難されても困ります。
守るべき根拠法のない、いやそれ以上に違憲、遺法の疑いのある校則を守ることに疑問や不審を抱かないほうがおかしいです。
帰宅後娘に、私服登校でも、大方問題がなさそうだということを仔細を添えて伝えますと、幾らか安心したようです。
それでも、何か言われるだろう、白眼視されるだろうとの不安をいうのです。
これぞ、正に「同調圧力」。
そんなものに屈するな。
「何かあればすぐに報告すること。卓球のようにすぐさま打ち返す。打ち返してきたら、また打ち返す。いいか」
正しいこと、合法のことをするのに、これだけ厄介な日本。
困ったものだ。
しかし、困ったことは、昼休みに起きるのである。
(法律を知らないものたちが、法治国家の主権者であるという、絶望)
論考 ここが一番大事。
学校側が、校則の是非、制服の是非をことさら争わなかったことは、
校則を死守したいからであろう。
下手に戦って、法廷闘争で負けては、坊主頭訴訟のように、
全国の中学の校則から制服規定がなくなるとか、強いては校則自体が根拠法がないことを理由に、あるいは憲法その他の法律に抵触する可能性があることを理由に否定されてしまえば、大事である。
事なかれ主義の現場では、一部の反逆者を見逃す事で、火消しができると考えているだろう。
だから、私服登校しても、不問に帰すだろう。
さらに、いじめがあれば正しく対応するだろう。
私服登校というだけでいじめられる所以はないのである。
学校は放置できない。
放置したら最期である。
一切合財、世論を巻き込んでの議論となるだろう。
哲学とは、真善美の探求だという。
哲学こそ、人間を人間たらしめるものだと思うが、
さても、これでは学校では人間が育成されないであろうことは明らか。
日本は欧州に比べて1.5週遅れているだろうか・・・
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Posted at
2019/12/25 23:04:16
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