大阪府への意見

市大法学部では「都市行政論」について2回も受講したが試験は「不可」であった。まじめに、「誰が行政の失策の責任を取るのか」と書いたにもかかわらずだ。当時は大阪五輪などというもをぶち上げていたが、フランス帰りの僕には、大阪の知名度の低さが明らかで、他都市に勝てるはずもなく、NHKキャスター上がりの磯村氏などはよく現実を知っておられようと期待したものの、「行政の継続」か知らないが、まあ落選したのだが、あの無駄遣いをだれが責任を取ったのか。
さて、フランス政治思想では飯が食えぬので、今は医療職として職を得るのだが、法律と医療はかなり世の中を正しく見渡せることができる。
知事が「イソジン」を言ったときは、同僚とともに腹を抱えて失笑！を超えて諦めになった。
ワクチンも然りで、ワクチンですべてが解決するなどと医療職者は考えてはない。
インフルエンザのごとく、繰り返し繰り返し変異株に対して対策が必要。フランスのように次第に抗体反応が低下するという予測の元、2回目3回目と続けていくのである。
ところで、パンデミックを抑えるには、火元を消火しないといつまでたっても、収まることはない。感染爆発地域にこそ、ワクチンを投下すべきことは、感染症との闘いの歴史を見れば明らかであった。知事の行動は遅すぎた。
また世界を見渡すとき、第三世界にこそワクチンを配り、感染を抑えないといつまでたっても、収束するはずもない。どうか、賢いブレーンをそばに置き、国も東京もあてにならない中、しっかりを行く道を照らし出して欲しいものだ。
大阪府にも、大阪市にも、大した人物はいないようだ。大学時代の自分の同級生を見れば、よくわかるものだ。
しっかりせい。