嬉しさも　半分以下だよ　我が人生

悪いことを先に書いて、
あとから
良いことを書いて、
気分をよくするのが、
そうするのが、苦しみ多き人生の
妙薬という習わし。

それに倣おう。


引き金はオペラ

土曜日のフランス語授業を
それ以前から予約していたオペラのため
火曜日に振り替えるということを2回繰り返した。

受付の女性に告げると、オペラいいですね、と。
彼女も通らしい。

「何か情報があったら教えてくださいね」

この言葉をどう理解したらいのか。
言葉は情報とともに理解すべし。

受付でちょこっと話をして教室で予習をする。
その合間に彼女が部屋の前の広告入れを整理に来る。
目が合う。
他人が入ってきても、教師が準備をしても話を続ける。

オペラに誘えということか？
単なる世間話か。

職場の女性陣に訊く機会がなかった。
用心はしていた。

la donna e mobile (女心は移り気だ　リゴレットより）

で、オペラ、登山と2種続けての疲れのなか
オペラ情報を調べて、パンフをもって、おでかけ。
授業15分前。当該受付嬢は別のお方と話中。

教室で授業の準備。
始まり3分前。
受付に行って、話を始める。
「調べてもらってなんですが、ぜひおでかけください」

？　すべてが吹っ飛んだ。

話が途切れず、教室へ入ったら開始10分後。何それ！
複雑な気持ちで授業を受けた。
用心していて何よりだ。被害は最小限で済んだ。

ようやく運気が向いてきたか。
フランス語ができて、オペラという共通の趣味のある女性と・・・

なんたる妄想！
まあそう卑下するなよ。
よくあることだろう。
青春期なら、なんてないことだが、
残り少ない身にとっては痺れるか、
いや鈍感になっているか。


追い打ちをかけるのが、
大阪府お米クーポン
維新のバラマキ政策である。

お米をはじめとする食品5000円をばらまくクーポンである。
忘れていた。
登録はした。
8月末まで使えると思っていたら、
登録は6月末までであった。
炎天下のスーパーの駐車場でリージョンペイアプリをダウンロードして
・・・無意味であった。



帰宅して気分転換。
AIネットニュースは山岳遭難を出す。
登山で介護した遭難者の記事を見つける。
そうであったか。
やはり「重症」に分類されるもの。

下山途中、救急隊とすれ違ったが、
なぜ即座にヘリが来ないのかと疑念を持った。
正しい診断ができていてよかった、と安堵した。

「本人に熱中症の症状はないですか」
あほか、落石事故として第一報通報者（先行く下山者）には説明してあるぞ。
かつ、下山して長野県警大町署に電話した時も「落石」と通報されていると
迷惑そうに答えていたのにな。

本人に救助要請の意思があるかどうかの確認がないとヘリの要請もできないとわかった。
今後に活かす。

山岳遭難者救護における要点を機会があれば記載しようと思う。
みんカラに登山愛好者はいるのかな？
交通事故救援の時の参考になるかな？


ああ、この職業が人の役に立てて、とてもうれしいよ。
しかし、このまま独り身であると想像したら、
あまりにさみしくなったよ。

しんどい。
救護の話も一人にしか話しできていないし。

帰りの駅で、通過する急行を飛び込んだらどんなものかと眺めていたよ。
終わり、よくないね。
やっぱり、生涯孤独だと身もに銘じよと、我が守護神は語り掛けるのだな。

en ecoutant "rigoretto" , j'ecris.


フランス語教室では、出来事、計画を発表することがある。
下書きを行きの電車で認める。
ああ、フランス語日記を始めようか。

しかし、私の苦手は会話だな。聞き取りも発語も。
学生自分から、読書と筆記はしっかりと学んでいるから
得意だが。
日常世界でフランス人と会話している学生があるが
なんと羨ましいことか。