2023年08月29日
旅行の記憶 前半
エールフランスも、ANAも、エミレーツも
馬鹿高い。
目的地をパリにするだけでも二人で80万も出せない。
救いの御子に縋る。上海経由でフランクフルトにすると月給程度のお値段に下がる。
これが今までの普通の価格だ。それでもコロナ前の2倍である。
そう。航空各社、コロナ前の2倍の運賃になっている。
では旅程。
1)上海浦東 トランジットに12時間。KIX10時発。午後便もあったが1.5万高いから。それほどケチらないといけない経済力。入国して上海観光も考えたが、トランジットビザ免除を利用したい、入国ビザを取るのに休暇など取っていられない。
中文や独語の勉強をしつつ、良く寝て疲労回復、体力温存。ケチって夜食はカップ麺にするがまずい!。昼食の喫茶のきのこ麺もまずかった。
2)フランクフルト
アニメハイジで ハイジがロッテンマイヤーさんに連れられて行き、クララと出逢う街。ハイジを見たときは都会は嫌いって洗脳されたフランクフルト。
文明生活に慣れたせいでフランクフルトが自然と空間に満たされた街に思えた。
細かく書けば、空港からすぐに出ずに帰りのことを考えて、チェックインカウンターを確認しておいて帰国時に慌てなくていいようにしておき、高めなのはわかっているけど朝食を取り、準備を進める。
すぐにでもストラスブールに移動したいが、事前のネットサーフィン情報では中国経由でEUに入るとランダムにPCR検査されるとあるので、用心して夕方のTGVを予約。1日フランクフルト観光とする。
スーツケースをもってぐるぐる巡るのは大変であった。
3)ストラスブールに降り立つ。故郷に帰ってきた気分で安堵する。ドイツ語は2020年正月のオーストリア以来で不安があった。よく通じたのだが緊張はした。その分フランス語は大変気楽だった。駅ちかのホテルへ。
4)ナンシー
火曜日はフランスの施設はお休みが多い。なのでそこはバーゼルに当てる。月曜日。ストラスから始めてもいいが、元気なうちにエクスカーションをしておこうということで90分TERに乗ってナンシーへ。
6時過ぎに乗って8時前から散策開始。10時の施設開館まで2時間。
駅が丘の上で東に向かって下り坂になっている。その先には運河と川がある。
その坂とアールヌーボーの建築様式と医師の色が相まって、マルタはバレッタのような雰囲気を醸し出している。
フランスの8月後半はあちこちが休館で、まさにバカンス(空虚)であるとの記事も読んだことがあるが、まさにそれにぶち当たった。
美術館が3つほどあるが、2つも休館であった。ナンシー美術館だけが開いていて3時間の見学をしたのがよかった。
あとは教会を見たり(教会も麻から開いていなかった)。
マカロンの元祖、macaron de Nancy とナンシーの写真集をお土産に。
たくさん歩いて街の風景を楽しんだけど、ちょっと不完全燃焼。
ナンシーはさまざまの伝統工芸(鉄材とガラス)ナンシー派 ecole de Nancy ナンシー派美術館が閉館で、ガレは見られなかったが、ナンシー美術館でドームを見ることはできた。
駅前の老舗洋菓子店でmacaron de Nancy を手に入れたが店主の老夫婦は東京に来たことがあるということで招き猫がいるよと言って古めかしい店内を写真に収めることができた。右手はお金、左手はひとを招くと教えてあげたよ。
つづく。
これを書くのは、職場の誰もEUも知らないし、フランクフルトも知らない。棒付の太いソーセージだと思っている。
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Posted at
2023/08/29 02:43:30
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