岐路

現代社会において、学問や職業選択の自由が保障されているので、各人はその意思に応じて選択するだろうと想定される。

そうした中で、得意科目を受験科目にしなさい、得意分野を職業分野にしなさい、というのが一般的であろうかと思われる。
でなければ、興味関心のある分野。

前者は、不得意科目や不得意分野を避けることで、効率的によい学歴、良い就職が得られるものと期待されているだろう。
後者は、たとえ得意分野でも、その学問や仕事が必ずしも、自分の好みと一致しなかった場合、いくら良い学歴や地位や大金を得られたとしても、長続きせず、中途退学や中途退職になると不利になるからといえよう。

つづく。