2020年11月23日
今年の紅葉は、早くに冷えたので
早くに始まり、途中気温が上ったので、長く続いた。
その結果、矢は苦に色づいた葉は既に堕ち、
反対に、まだ色づかない葉もあった。
奈良公園はそういう状態だった。
その感動を共感できないのは空しかったので、
娘に写真を見せた。
そういうことで、人生もまた、一人ではつまらないものだ。
しかし、僕は伴侶を見つけらないでいる。
たくさん求めすぎているのだろう。
Posted at 2020/11/23 02:19:41 | |
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ドメスティック遍路 | 日記
2020年11月13日
僕にとってはうれしいニュース。
北陸新幹線の開通は、2025年くらいになりそうだということ。
2022年の春まで後2回の金沢だと思っていたら、
2024年の春まで楽しめそうだ。
2021年の春は松山にしようと思っている。それは日程の都合。
青春18きっぷを使ってのことだから。
あと3回も金沢の桜を見るチャンスがあるとは!
サンダーバードや新幹線まで使ってとは、思わない。
そして冬の金沢は行ったことがない?ので(娘を連れての金沢1回目は雨だったのは記憶しているが)
いやいや、正月に絡んでいたはずだ。ギヤマンの神社や近くの神社(名前を覚えていない)にテキヤがあったからな。
もうすっかり忘れて、来年早々また行こうとしている・・・
加賀温泉郷でもいいのだけれど。
今冬は雪が降るかな?
兼六園。雪吊りがあっても、雪がなかったものな。
中学にもなると、受験が絡む。
お出かけを減らすべきなのだが、なかなか僕にはできないことで。
娘を絡ませるのも良くないな。
とも思いつつ・・・
鉄路は青春18.特に春の桜、夏の登山。
季節の良いときは、登山。
peachを使って芸術鑑賞。(飛行機なら季節を選ばない!)
関西の私鉄のお得な切符も利用できるし。
志があるから、なかなか低価格な旅行で満足できるし、
いくらでも出かけてしまう始末。
ああ、今年は既に30回も出かけたなあ。
それでも経済が回らないのは、誰のせい?
そうそう、北陸新幹線。
致命的だ。経済の不調と、地殻変動。
石川福井県境は火山地帯。
無理があったのだな。
突貫工事では。
高速道路も手抜き工事なら、新幹線も。
大概にして欲しいな。
もう、中国を見ているようだ。
リニア新幹線も、トンネル崩壊で、1000人焼死(蒸し焼き)とか、
すぐに起きそうで怖いね。
長大トンネル内の事故は、助けようにも助けられないからね。(近鉄新生駒トンネル火災など)
あんなのに、乗るの?
宮城県知事は、恐怖を感じないで乗れるんだろうなあ。
加賀トンネル。掘り直したほうがいいんじゃあないか?
高速道路も、コンクリを一度剥がして、やり直しかな。
それを隠蔽だなんて。
まあ、なぜ、中国のまねをするのかな?
もうみんな、「自分」しか見えないんだろうなあ。
想像力の欠如?
考えない人間が増えすぎた。
もう、サル社会だな。
Posted at 2020/11/13 03:47:09 | |
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ドメスティック遍路 | 日記
2020年11月13日
次の旅行を画策する。
安宿がいいという娘。
オペラの後に泊まるお宿。
新国立劇場に近いところを選ぶ。
新宿あたり。
初台の傍にあっても、それでは、夜食にありつけない。
新宿まで下り坂を余韻に浸りながら、歩いて、あのおすし屋までいくのだろうから。
新大久保あたりに、gotoを使って、3000円かからない安宿を見つけた。
しかし、アパホテルが改装オープンしたという。
最上階を指定して予約した。倍のお値段。
それで、20階から(それでも低すぎる。40階はないと見下ろせない。
新国立劇場となりの、東京オペラシティのレストランからは、町を見下ろすことができる)
東新宿を見渡す。どういう夜景だろうか。西口のタワーホテルなら、都庁が見えるというが、東口の20階では、それも見えない。
夜の闇の向こうに、新宿御苑や新国立競技場、はたまた明治神宮、代々木公園がみえるのだろうか? 暗闇としてね。
今回、宮城の鳴子峡に効用を求めた。奥の細道も歩いた。
今年の見頃は例年よりも1週間遅かろうと予測したのだが、
そうでもなかった。タクシーの運ちゃんによると、10月早々に色づきはじめ、
例年通りの日取りとなったそうだ。今年は1月に亘り、長く楽しめたという。
特に、かえで系の赤の色が美しいという。
確かに、ぶなの類の茶、橙、黄の色は褪せて、赤が目立った。
翌日の山寺は、ちょうど見頃であったが。
50kmも南にあれば、季節は変わる。東北は広いものだから。
近畿なら、京都、奈良、大阪で、見頃が1週間ずれても不思議ではないからな。
さて、お宿は、仙台に戻る、でもよかったが、
まあ、時間を無題にしないで、紅葉狩りをするには、
やはり鳴子周辺の温泉宿となるでしょう。
今回はgotoを使って、初めての温泉宿。
温泉宿。これまでは、湯治宿ばかり使ってきましたからね。
そりゃあ、「世間様」の概念じゃあ、「おんぼろ宿」でしょうけれど、
それが、また楽しい。
もともとはここも湯治宿も予定でしたが、gotoから外れている。
周辺に買出しできる施設がなさそう。
レンタカーではなく(渋滞と駐車場問題を懸念。陸羽東線の景色も楽しみたいし)、足がないから、除外・・・
駅から見えたその宿は・・・本当に湯治宿でした。
それもまた楽しかろうけれど、
たまには、gotoを使って、よっとよさげな宿に。
といっても、地域最安値を狙ったので、バイキングスタイルのチェーンホテル。
でも「とてもじゃあないけれど、正規価格はいかれているね」と
娘と話す。
食事がついているから、まだ納得の割引の価格だけれど。
今回からはクーポンも配布された。
買い物は簡単にホテルの売店でお土産を買った。4000円のクーポンに60円を余計に支払っただけ。
ホテルは、丸儲け。こちらは60円の出費。
gotoの出所は、税金。
ホテルも僕も、他人のふんどしで楽しんでいる、悪しき制度。
そうでもしないと、「世間様」はお出かけをしないというのだろうか。
一方で、出歩くなといい、一方では金を回せ、という。
矛盾する政策。
そして、不合理なgotoキャンペーン。
正しい知識と実践、なにより、意思と勇気を持って、お出かけする人間が
どれだけ少ないかが、よくわかる。
お金で吊らないと、お出かけしないんだからね!
やっぱり、阿呆だな。
で、温泉宿。もう、バイキングは面倒で嫌だ。品数が多ければ豪華というわけでもない。
丹精こめた食事を、個室で頂くのが、感染対策だ。
マスクをしたって、満員の大食堂でバイキングをしたら、何が対策か知れたものではない。
ビジネスに泊まって、コンビニ弁当持込が、一番感染対策にもなる。財布にも優しい。
娘は、それで十分だという。
温泉であっても、最安値でいいという。
「だって、大阪人やで~」
もう、すっかり大阪人になった気分でいる。
人間、開明的なところに住むがよいが、
豊かな地方には、人が集まるものだ。
貧しい土地柄ほど、人間はやってこないので、特有の文化が形成される。
大都市は、文化なんてあったもんじゃあない。
それで地方に来たが、しかし、地方には先見の明がなく、
前世紀もしくはそのまた前世紀の文化を引きずっている。
それが特有の文化であるとの自覚もなく。
とにもかくにも、地方には、懐がない。
ポケットは、いつもいっぱいいっぱいだ。新しいものを受け入れる余裕がない。
その点、街はまだよい。
疲れたら、田舎に遊びに行けばいい。
それだけのことだ。
地方は、都心の人間の癒しの場というのが本当の役割だ。
そういうものだ。
実体験の15年。
田舎は、都会の、食糧生産所、人口の供給源、ゴミ捨て場。
そういうことなのだ。
この国の制度はそうなっている。
新幹線や高速道路の利用方法を見れば明らかだ。
Posted at 2020/11/13 00:38:48 | |
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ドメスティック遍路 | 日記
2020年08月23日
先日のブログの訂正である。
若狭和田から高浜、三松まで
海水浴と海岸散歩をしてきた。
40年前、小学5年の頃の、この海は、感動できるものではなかった。天気もよくなかったのもあるだろうが。
17年前、同級生を連れて、三松の先の海岸に出かけたが、あまりに済んでいて、dぽうしたことかと訝しく思っていた。それでも泡立っていたけれど。
10年前、青春18きっぷで、小浜線を乗り継いだとき、青い海に驚いた。
そして昨日。
ああいう景色だったかなあ。
和田の浜はとても美しかった。
コロナで閉鎖している。ひとつ手前の駅から見える浜はもぬけの殻だったけれど、
こちらは違う。
そこが透けて見える。すばらしい。
先週の東浜と違って、湾になっているので、波は穏やかで、ちょっと迫力に欠ける。磯もない。
湾になっているので、中国語のプラごみがぷかぷかしているのがどうにもいけないのだが(これは瀬戸内海も良く似たものだ)
足利義満も訪れたという海食地形も面白い。
「少年時代にこの海を見ていたら、日本を嫌いにならずに済んだかもしれない」
娘に吐露した。
昭和40~50年代。
日本は汚れていた。(物理的にね。精神の汚れはぜんぜん浄化されていないままだ)
産業構造の転換は、環境を浄化した。
コロナ禍で訪れる人が少ないもの、いい結果を招いているのだろう。
人間はいないと、海は美しくなる。
真に美しい海を見て感動するのは誰だろう?
この矛盾!
Posted at 2020/08/23 15:09:14 | |
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ドメスティック遍路 | 日記
2020年08月12日
この3連休は往復青春18切符で甲府へ出かけた。
当初の下車は韮崎であった。
レンタカーを借り出すからである。
改札で駅レンタカーを確認。当初の予想通り、トヨタレンタカー(ハーツも同じだった)と同店舗だ。
で、予約確認。
ない!
じゃらん経由だったの確認。
?
小淵沢の駅レンタカーと甲府のオリックスのふたつのレンタカー予約。
記憶違い? どうした?
てんやわんやで、小淵沢を解約。
韮崎は値段が合わず(後から来たおじさんの対応が悪かった。小淵沢と同じ得点をつけてくれたら、韮崎で借りたのに、商売気がないと損をするよ)
で、甲府に移動することにした。
しかし、次の電車は1時間後。駅前のスーパーで買い物をして登山の準備を整える。
適当な時間に駅に戻る。
すると、?なアナウンス。下り線を通過します?
何? あずさもないはず・・・
貨物?
前照灯が違うぞ!
なんと「敷島」だった!
ひどく困惑していたが、これはラッキーというほかない。
甲府で借り出す。
ひどい車だ。低級グレードのヴィッツだ。カーナビもいけていない。
北固定ができないので、もうひっちゃかめっちゃかだ。
ただ単にR52から県道20号。ひたすらまっすぐに進むだけなのに、
わかっていないルート選択をする。どうしてもR20バイパスを通らせたいらしい。
あんなの混んでいるし、どういうわだか制限以下だし。
こちらは1時間ロスして、山小屋に迷惑をかけているのだから急ぎたい。
駅から1時間程度のはずだ(なぜなら今年は運休しているが例年のバスダイヤを見れば明らかだ。なのにレンタカー屋のおっさんは、知らないらしく、1時間でいけないよ・・・。田舎はもう当てにならない。田舎には、まともな知能がない! ひどく山梨は保守的だとわかって、嫌気がさした)
さて登山はひどいものだ。
命がけだ。
前回白山の登山で地図に水場とあっても枯れていたので(これだけ雨があっても!)
今回は用心して8Lも準備した。重い! 予定される行程は8時間。
5時に出立、13時着。
実際は寄り道をしたので、16時前の到着になった。
それでなおかつ、途中の小屋も、最終目的の小屋も、湧き水がふんだんに。
常に蛇口から垂れ流されている状態!
2Lのスポーツドリンクだけで十分であったのだ!
道理で、日帰り登山者はちいさなウェストポーチだけで登ってくるわけだ。
こうやって、ウェイトトレーニンをしながら、11時間。
ありえないよね。
それだけ天気が良かったということ。
中日の登山よりも、最終日の下山の天気がよろしく(午前中に限る)。
富士山も裾野まではっきりと。北岳もようやく。遠く乗鞍も。
なにより「お人」が楽しかった。
小屋では「去年のお盆に白馬に登ってましたね」とご婦人が声をかけてくる。
そうです。誰?思い出した。小屋で御来光を楽しむときに
おじょうちゃんといたご婦人だ。
こんな再会は本当にレアだ。
そして抜きつ抜かれつのお嬢様。
登山も下山もご一緒に。
どこからと聞かれ、近畿からだと応えると呆れられ。
残念、せっかくの山ガールとの出会いも無駄に・・・。
下山は7時間のコースタイムを短縮して、甲府駅でほうとうに舌鼓をうち、
待ち時間でお城へ行き、14:50の松本行きで10時間。
往きには見えなかった鳳凰三山をしげしげと眺める。(天気が悪かったか?それと気づかなかったか?いや午前3時起きで電車に乗ったのでもうすっかり眠りこけていた・・・でもないけれど)
山梨を出る小淵沢までずっと車窓から見える。地蔵岳のオベリスクが目印だ。
他の客にしたら、おかしな人間だろうけれど、
11時間の死闘の思い出がある僕には、感慨深い風景だ。
山登りは4時間ごとにまともな食事を摂らないとガス欠になる僕は、
下りこそ4時間目に食事ができた。下山後はすっかりお腹をすかして甲府駅に飛び込んだ。
登りは4時間目に食事をしてから、もうすぐだと考えて行動食だけにしていたが、
とんでもない。
観音岳後、地蔵岳は1時間、小屋までは下り一辺倒とタカをくくっていたが、
何のことはない賽の河原まで相当に費やした。
ここで14時過ぎ。4時、9時の食事から5時間の経過。
ガス欠だ。ゴール目前だが、急ぐまい。
しっかりと食事を摂った。
日はまだ高い。目の前の地蔵岳のオベリスクにかかる梯子が気にかかる。
しかし、もはや体力は残されていない。
砂丘を下って16時前に小屋に到着した。
しんがりだったろう。
観音岳からやってきたのは、今日中に下山するという先を急ぐカップルだけだったから。この時間から観音岳方向に向かう若者もいた。
次の小屋まで90分、その先の小屋まで45分、その先は夜叉神まで90分。
無事だったろう。遭難者の報告がないから。
風化花崗岩と凝灰岩の岩と砂の山。南アルプス。
夜叉神の真下あたりをリニアが通るのだろう。
人知の及ばぬことのあることを知らぬか、
暴虐無人の人間に、自然はどんなしっぺ返しを食らわすだろうなあ。
目の当たりにしたいものだ。
長生きしてみようかな?
Posted at 2020/08/12 22:17:06 | |
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