2019年09月21日
昼休憩の話はこれ。
TVで小学4年生の連れ子の娘を殺した義父の話。
無職と報道され「無職かあ」というため息に反応した僕。
伝えたい趣旨はこうだ。
殺人と無職に因果関係が有るか、相関関係が有るかということ。
殺人の行為と無職という状態に因果や相関があるかということ。
一概には言えないだろう。
「殺人犯」の属性に「無職」は多いか?
「無職」の属性に「殺人犯」は多いか?
僕はこれを問いたいのだ。
なぜなら、かつての、そして未だ晴らされぬ冤罪事件(狭山事件や袴田事件)は
「被差別部落出身者の犯罪」という点が、あからさまに表現されている。
韓国や中国人の犯罪、かつてのイラン人の、昨今のベトナム人の犯罪は
ネット上で彼ら移民を排斥する言説がよく見られる。
「犯罪」と「国籍」に関連は?
無職だということで殺人者
移民だということで犯罪者
犯罪者といえば、無職?移民?という紋切り型の判断。
それを批判しているのだ。
明らかに人権に関わるからだ。
犯罪者の属性、背景を知ることは犯罪予防の観点からも必要だろう。
しかし、それがその属性に属するほかの人にも当てはまるのだという解釈は
恐ろしく単純である。
先の「無職かあ」という歎息には、明らかに「無職者」を侮蔑する意図があったのだから。
それで、私はこういった。
「日本社会は無職者に対する圧力が強い。ひとそれぞれに働かない、働けない事情があるのだ」
「僕だって大学を24で卒業して35でここに就職するまで、働いたのはまとめてほんの1年ばかりに過ぎない。ほとんどを無職であった。それはそれは辛いものであった」
「しかし無職を経て今がある。人間は変わりうる。だから無職だからと批判しないで欲しい」と訴えたのだ。
そして返事は「それでも殺人はいけない」
理解されていないと分かった。
殺人をしていいとはいってない。殺人と無職を根拠もなく結びつけるな、といっているのに。
「無職者は殺人を犯す傾向にある」
この命題は「正」か?
僕の努力は虚しい。
Posted at 2019/09/21 17:19:11 | |
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人権研修 | 日記
2019年09月21日
カテゴリ 人権宣言 とすべきだったか。
マスが行う無意識レベルの反人権的言動を記録に残すべく設けた。
あまりに程度がひどいので、そして自覚がないので
12月の人権研修などに発言しようとするための備忘録でもある。
Posted at 2019/09/21 00:59:10 | |
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人権研修 | 日記