2015年06月30日
男の羅の帯には両端に房がついていますので、いつものように、「貝の口」では結べません。
方はさみでないと結べません。
Posted at 2015/06/30 19:45:58 | |
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きもの | 日記
2015年06月24日
こういう着こなしもありだと僕は思う。
もちろん、この頃までのと条件付だが、
明菜ファンでした。
時代が下がるほどに、女性の着物の帯は
太くなり、
腰から胸へと
上がっていくのですから、
昔々は、こんな風に着ていた可能性は
大いにあります。
(というか、平安時代の絵巻物にある庶民のきものはこんな感じだよね)
(もちろん、きなりの麻ということで)
Posted at 2015/06/24 00:15:40 | |
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きもの | 日記
2015年06月16日
きものの衿周りは
立体裁断であります。
背中から肩、前身頃へと
90度回転するのであります。
生地が。
小千谷縮は、ストライプの縞模様。
これにあわせて当て布を裁断しなければなりません。
平面に平面の布を貼り付けるのは簡単です。
この衿周りの3D構造に
2Dの平面生地を当てるのですから、
少しばかり頭を使います。
私の場合はL字型に当て布を切りました。
そして窪みを
肩のラインの稜線と衿周りの頂点にあてがいます。
そこで、生地が90度回転するようになります。
3Dに2Dを貼り付けるのですから、
地球儀に、平面に描かれた地図を貼り付けるような仕事です。
皺になったり、伸びたり。
なかなか骨の折れる仕事です。
位置合わせがすべてです。
待ち針をたくさん使います。
一種、からくりのような仕上がりです。
Posted at 2015/06/16 22:39:09 | |
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きもの | 日記
2015年06月16日
さて、この30分ばかりで1尺=30cmばかり縫い上げました。
これで一応、元に戻りました。
このきもの、この後、このシーズンの終わり(10月)には
左肩にも肩当が必要となりましょう。
その手当ての段取りは頭の中に。
昔のお嫁さんは、
裁縫ができないと、お話になりません。
離婚の理由となりましょう。
なぜなら、きものは、必ず解れるからであります。
布地を守るため、不意の力がかかったときは
糸を切るのでございます。
洗濯のとき、正座のとき、あらぬことで踏みつけたとき、
引っかかったとき、懐に手を入れられたのを叩くとき・・・(?)
胴回りで6枚の布を張り合わせています。縫い代も幅広です。
布は高価です。お仕立ても高価です。
そのため、長持ちさせるには、そういう工夫、
修繕を繰り返しながら、着古す文化が形成されたと思います。
これを支えたのが、「お嫁さん」「お母さん」の
夜なべでございました。
はい。
Posted at 2015/06/16 22:09:42 | |
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きもの | 日記
2015年06月16日
☆一徹になるには
もうひとつの理由が。
右肩と衿のつなぎ目に
3cmばかりの破れを見つけた。
聞けば、すでに5㎜の破れを見つけてあったが、
手当てもせず、放置し、
私が着ようとしたときも、忠告せずスルーしたと言うのだ。
そのときに手当てをしておれば、傷も少しで済んだはずだ。
土曜のエクスカーションの後に判明。
その日のうちに修理。
大きな原因は正絹リュックとの擦れである。
4重の絹と単衣の麻では、到底麻は叶わない。
そういうわけで、
下腹部周りのダブった布を切って
肩当に。
表につけるのだが、
翌日曜日には、あたらに破れを発見。
裏にもつけないといけないと(当たり前だけど)
いちどすべて解いて、
表二重、本身単衣、裏二重のファイブレイヤー!
(手持ちのつなぎは、シングルレイヤーだい!)
それに右袖つけの糸のほつれを見つけて
7寸ばかり、縫い上げる。
今日もまた、左の前身ごろと後身の
縫い目のほつれを見つけて、これからお裁縫。
和裁は洋裁と違って、ミシンに適しません。
その分、どこを縫ったの? といわれるくらいに、
縫い目が分かりません。
えへへ。素人なのに。
さて、そういうわけで、これから針仕事。
Posted at 2015/06/16 21:35:37 | |
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きもの | 日記