リニア東名線はほぼ確定ですね。
工期がきっと延びましょうけど。
そしてその採算性によっては名阪線の建設凍結・・・？
ないわな。
いくら借金しても作り上げそうですな。
このごく潰しめ。
さて、名阪線のルートについて、一人息巻いているのが「京都」でおます。
では、ルート検証。
１）名阪間の乗車時間はほんの20分くらいでしょうか？
途中駅を作る必要がありましょうか？
三重県なんぞは、あきらめているはずです。
この区間に2駅も必要ありません。
基本的に、東名間でも途中駅は必要ありません。
相模くらいがいいところです。
3駅停車の速達タイプが6本/h、各駅停車が1本/h、全駅追い越しされないと、速達タイプが走れません。
奈良北駅（といってもきっと京都府木津町あたりになるはず。平城京の地価を通すなんて、環境アセスメントとユネスコが許さない）に行くのだって、
東京からなら、名古屋乗換えは必須。
しかも1時間に1本。これなら、新大阪から、大阪東線を経由して、シャトル特急を走らせるほうがずっと便利かもしれない。
基本的に、リニアは『地上を走る飛行機』と考えるべきもの。
２）では京都に路線を伸ばしたら・・・
大阪以西に利用客がすべて不便をこうむります。
500㎞/hで走る、電気食い虫を止めるのに、どれだけの時間と電気代のロスがあるのか。
阪神高速でさえ、建設～開通までにどれだけ、時間とお金と裁判をしたか。
まして京都の南の中心部を走らせるだなんて、たとえ大深度地下利用だとしても、
振動がどうだとか （五重塔が斜塔になったとか）
地下水が枯れて、お酒が造られなくなったとか
えらく問題になりそうで
お金のことばっかりいっている、経済界や、
ましてや『くそ坊主』どもの 言い分など、
ばかげていると思われる。
速達タイプ6本のうち、いくらを京都に止めるのか？
一度止まれば、後ろから迫る速達タイプを追いやらねばならないので、
停車時間は10分程度になるだろう。
となると、大阪以西の乗客は、大きなロスとなるのだ。
３）名阪線が開通する頃の日本の様子
2050年頃を考えてみよう。
南海トラフ地震を経験して、日本は大幅な人口減を迎える。
東海関西地区は大きな経済打撃を受ける。
これだけで、建設完了までに数年いやもっと延びるかもしれない。
その頃には、名阪線の存在意義がなくなっているかもしれない。
４）東名線完成時の東海道新幹線
名古屋乗換えが面倒な人は、従来どおり新幹線を利用するだろう。
少数派だが、体内に機械が入っているとか、新幹線のほうが省エネだとか、
これはもう少し多そうだが、料金が安いとかで、『のぞみ』の利用は十分にある。
『のぞみ』が減って、『ひかり』が少し増えて、『こだま』は追い越される回数が減って・・・
東京から京都への修学旅行生は、新幹線を利用するはずで （乗り換えのたびに点呼をするのは大変だし、旅費の問題もある）
リニアに臨時ダイヤなんて余裕はなく、臨時便はすべて新幹線。
５）関西の経済力
全く期待できない話である。
予定とおりだと27年に名古屋45年に大阪、18年も名古屋で乗り換えるのですか？って話になる。
でも、大阪府や京都市などがリニアにお金をつぎ込むことはない。
実際のところ、国費投入をしなければ、大阪までリニアが来ることはないと思ってます。
次の地震はほんとうに日本経済を根底から揺るがすと考えるから。
６）北陸新幹線
北陸新幹線が敦賀に来るのが2025年。リニアが開通するのは2年後。
面白いですね。
東京～北陸のJR東海と東日本の戦いです。
東京から2～3時間乗り換えなしを選ぶか、
名古屋＆敦賀乗り換えで金沢、富山へ行くか。
JR東海としては敦賀以南のルートは米原に繋げていけば、
時間的には有利なはず。
しかし北陸新幹線はJR西日本のもの。
どうするんでしょうか。
このあたりも、リニアと絡めて考えるのでしょうか？
しかし、結局は2027年で定年前、2045年ともなると片足を棺おけに突っ込んでいるわけで、
実際にリニアに乗ることはありません。
できましたら、そんな『コンクリート』にお金を費やさず、
年金に回してください。
でないと、ブラジルのように、デモするぞ！
元気に、老人デモ隊だ！
あっ！
全共闘の生き残りさんたち。
あんたたちは、もうデモしないの？
魂が抜けたの？
記事は、朝日らしい内容だと思います。
Posted at 2014/04/26 13:56:52 | |
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