情熱開放のブログ一覧

京都国立博物館で「鳥獣戯画展」を見てきた。

高山寺にあった鳥獣戯画なので、当然、明恵上人の展示もあった。

先々週と先週には、TVでも放送された。

昨日僕は多言語会話者だと話した。

誰も、南方熊楠のようだ、とは言わない。

この地方の人は、やはり地域の文化に対して

無関心、無知、無恥、であるようだ。

期待をしてはいけない。

世の中に認められた職業だと思っている人ほど、

ただ働いているだけで自分は立派だと勘違いしている傾向があるからだ。

自尊心とはそうした自己による過大評価のことである。

仕事に余裕のある火曜日

同僚の若い女性と話をする。

「おせち」

僕はそんな名前知らないが、有名な料理人が作ったというおせち。

正確には、プロデュースだけで、あとは工場生産のはずだよね。

つまり、アルバイトがレシピに従って作っている・・・



そんな、おせちでいいの？


「おせち」は家庭と地域の味と文化を過去から未来に伝えるもの。


・・・
（省略）

当たり前のことを書くのは面倒。

そんなこともできない時代になった。

料理をしない人間。

僕には、理解できない。


僕はおせちを作る

驚くに当たらない。



今日の昼は、むすめのリクエストで　僕のパスタだ。


食文化。

怪しくなって久しい。


「正しく」元に戻そうとは思わないのか？

成人にもなったら、（いやそういう人間は、うまれたときから、一本筋が通っているのだろうと。

いわゆる「人種」（注1）が違うのだろうと。つまり「人間性」が違うのだろうと、今では考えるようになった。


芸能人が何しようとかまわないが、（あんな、退廃的、文化破壊的、しかも確固たる意思や目的もなく、故に徹底した無責任態度）

いろんなひとがいろんあことしているのに、

どうして芸能人だけが、取り上げられるのかな？


書き手も、読み手も、低俗だから。

生活者でも、文化者でもないから。

本当の意味で、文芸を愛さないから、これが理由。

ただ生きているだから。

僕は、過去から未来へ「文化」を運ぶ、伝達者。

ここから、あそこへ「文化」を運ぶ、伝播者。