情熱開放のブログ一覧

人を非難するのは容易いことである。

まして、そのような人を排除すればいいのだと、言ってのけることは簡単である。

自己責任の名の下に、なんでも解決させるならば、

山や海の遭難も、

刑事事件の被害者も、

病に伏せる者も、

一切の中毒者や奇行者も

救わなくてよいのである。

社会の安寧のために、

彼らに関わるものたちは、みな抹殺すればよいのである。

それが、自己責任の究極である。



あの地区は犯罪多発地区だ。なのに踏み入れた。

スリにあっても、詐欺にあっても、窃盗強盗にあっても、強姦にあっても、

それは、自己責任。

あそこの地区は、不衛生だ。公衆衛生の観念がない。

なのに立ち入った。ほら、リケッチアもらった。エイズもらった。食あたりだ。

そんなの自己責任だ。

タバコや飲酒、運動不足に、食べすぎ、偏食、危険物質の取り扱い、集団感染の現場に行った。

それみろ、病気になった。

雪山に上る？　台風の海に出る？　軽装備？

そんなの自己責任。



サーキットでやってしまった。

自分のものは自分で直せ。

自己責任だ。



みんからって、車の論理と

世間一般の論理を履き違えてはいませんか？


社会は、みな一丸となって、動いている。

自己責任の部分と、社会による救済＝社会保障の部分とが混ざっているのである。



救えるものは救え

その人のためではない

社会のためだ

安くても、一点ぴかっと光るところのある車

あります

だから、まあなんとか


いいじゃあないですか

肥大化する車

価格も肥大化して

消滅すれば

一部の人たちだけ

喜ぶモデルがあっても

格差社会礼賛