
図を見て欲しい。
僕はすっかり勘違いをしていたんだ。
新設部分(武雄温泉~諫早)は1435㎜で260km/h走行、とばかり思っていたんだ。
実際は九州新幹線鹿児島ルートを下りると残りは長崎まで1067㎜
在来区間は130㎞/h、新設部分も130㎞/hだった。
え? 新設部分も130㎞/h
先日、消滅した「はくたか」でさえ 1067㎜で160㎞/h出したじゃあないか。
僕はてっきり、3度、軌間変更をするものと思っていたのに、である。
驚いた。
こんな低質な新幹線、初めてだ。
それなら、ミニ新幹線にするのが当然だ!
長崎本線全区間を1435㎜に改軌してしまえばよい話。
そのほうが、博多で併合分割して新大阪まで直通できるじゃあないか。
(フリーゲージトレインは、不利なことばかりで (過重なる重量と、低速度)
新大阪乗り入れはしないとJR西に明言されている)
う~~ん、馬鹿にお金を掛けて、
何も得られない。
そうなりそうな、長崎新幹線とフリーゲージトレイン。
どうぞ、これを他の石としてJR西も、
北陸新幹線は敦賀~米原の北陸線の改軌による
ミニ新幹線にしてください。
無駄投資を、旅客運賃に反映させないでください。
(どこかの電力会社の失敗のように)
では、
抜粋を掲載
このような状況の中,長崎ルートに関して最近新たな問題も発覚した。国土交通省が長崎ルートの時間短縮効果を過大に見積もり,費用対効果を水増ししていたのだ。さらに決まってもいない「新大阪直通」を前提として計算していたというから,罪深い。
FGTの開発目標速度は新幹線区間で270キロ,新線区間を含めた在来線では130キロだが,国土交通省の試算では,それぞれ最高時速300キロ,200キロとして計算していたそうだ(佐賀新聞4月28日付)。FGTは走行試験を含めて同300キロで走ったことはなく,同日の佐賀新聞では,現段階でそこまで出すのは難しいと報じられている。費用対効果は,FGTの開発目標にしたがって計算した結果,着工段階では「1.8」だったのが,「1.3」へと低下した(佐賀新聞4月29日付)。非現実的な最高時速で計算していたのだから,当然である。
「誇大広告」だったのは費用対効果だけではない。博多―長崎間の時間短縮効果を開発目標通りに試算すると,従来発表されてきた現行比26分短縮からわずか12分短縮へと大幅に縮小することになった。武雄温泉―諫早間は新規建設区間を走り,ほかは全て在来線を走る「スーパー特急方式」の場合でも時間短縮効果は15分にとどまるそうだ(佐賀新聞4月29日付)。この程度の時間短縮効果であれば,今走っている「白いかもめ」の停車駅を,博多・佐賀・長崎の3駅だけに絞っても得られる。2900億円もの莫大な巨費を投じて,わざわざ新しい線路を造る意義はどこにも見出せない。
そもそも,東海道新幹線では最高時速270キロで走る300系新幹線が次々に引退しており,山陽新幹線でも足の遅い車両から順次淘汰されている。新幹線の最高速度が上がる中で,今や時代遅れの速度で走るようであれば,開発目標通りの試算は無意味ですらある。佐賀県の担当者は4月28日付の上記記事で「時速270キロでも本州に乗り入れできるように配慮してほしい」と語っているが,東海道山陽新幹線の現状を踏まえれば極めて困難だ。長崎ルートが開業する予定の2018年(平成30年)ごろには,東海道山陽新幹線の高速化がますます進んでいることだろう。
Posted at 2015/03/18 22:18:34 | |
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