2015年04月10日
300年来の友人の家からバスで90分ほどのところに
世界で最大の造山帯の谷間に栄える街がある
どうやら街中がホテルや民宿だらけであるようで、
きっと住民よりも観光客の人口のほうが多いだろう。
ロープウェイを2回乗り継いで高度差3000m弱をつなぐ。
すると欧州最高峰が見えるのだという。
もちろん、街中いたるところから、その頂が臨めるのだろうと思う。
しかしながら、日本でも、3つのアルプスや八ヶ岳、浅間山のように
近づくほど山容が分かりづらくなり、かえって遠いほど山並みの美しさを知るということがある。
ここも同じで西方に30㎞ばかりだろうか、その村からは
ハイジが出てきそうな高原の向こうに万年雪をたたえる姿が美しく見えるようである。
しかし、足がない・・・
友人宅からその街への鉄路は世界有数の「車窓」であるらしいが、
何分、登山鉄道的なものらしく、駅数も多く丹念に止まっていくので、
3時間もかかるらしい。
それにくらべ、並行して走る高速道路(その名も「白い自動車道」)を行くバスは90分だから、速い。
しかしながら、景色がいいとは、一つも書かれていないのはどうしたわけか。
その街は、どうやら町全体がリゾート地といえるようであることは既述したが
高級ホテルから民宿まで、階層を問わず楽しめる点も欧州風だといえよう。
そのなかで、身の丈にあったホテルを探したわけだが、3ヶ月以上も前だというのに
「売り切れ」の札のかかるホテルの多いこと。
町の中心部にあって、比較的リーズナブルなものを選んで予約したが、
ホテルから英文メールが届いた。
「カード情報が正しくないので、30%デポジットができない。別のカードはないか? 早急に連絡くれたし」というものであった。
せっかくだから、つたないフランス語で「確認のために、別室を再度予約する。本予約はキャンセルする。ついては、次の予約でカード情報が正しいかどうか確認をして、返事をください」と送った。
予約サイトからは都合2部屋も予約されたことになってしまったが、仕方あるまい。
別のカードの情報を与えることは危険だ、と考えた末の行動である。
しかしながら、これまたホテルからOKともNGとも連絡がない。
再度返事を促そうかとも思ったが、
もはや面倒。
幸い隣の隣のホテルに空室ができた。そしてお安い。しかも、別のカードで支払いができる。
とういうことで乗り換えることにした。
お土産代が浮いたというものだ。
これで、元のホテルの空室は2軒少ないままだ。
世界の皆さん、ごめんなさい。
ホテルのシステムが元に戻すまで、お待ちください。
Posted at 2015/04/10 00:35:56 | |
トラックバック(0) |
雑記 | 日記