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2016年01月17日 イイね!

人生で一番最初に入学した大学 一度も通学しなかったけれども

人生で一番最初に入学した大学 一度も通学しなかったけれども1年間授業料を滞納したので、除籍になった大学である。

最近、ダイヤモンドよりも硬い「人工ダイヤモンド」なるものを発明したようで、

もちろん装飾品としてではなく、研磨剤として使用するものであるが、

「鉱物」一般にかかる展示物がずらずらと並べられてある博物館ができていた。



昨夏訪れたシャモニーの鉱物博物館に似たものでおさらいとなった。





さて、この愛媛大学。地方の国立大学としては珍しく、総合大学となっている。

こういうところも、松山市の品格を上げる要素になっていると私は考える。








(以下、時間のある方はお進みください)


愛媛大学、少し思い入れのある大学である。

気候のよい(内海気候で温暖乾燥)、城下町で、サイクリング部のある大学で

循環型社会を目指してリサイクルの効く金属材料について研究したかったから。

文明社会は資源を食い尽くして早晩ポシャるのは目に見えているから。

文明社会にあって、反文明を目指すものの、せめてもの抵抗であった。





(以下、いくらでも時間のある方はお進みください)


大阪に住んでいて、当時の無意味に(いやお金儲けのために)虫食いに都市化されていく大阪

産業廃棄物(煤煙とか排ガスとか汚水とかも含む)が生活圏にばら撒かれている大阪



そんな、糞の大阪(僕には、当時の大阪は、現在の中国、特に北京と同じように思われた)

(たとえば、大阪湾に突き出した人工岬の突端に立っても、淡路島や六甲山なんてどこにあるのか

一向に見えなかったのである。 いまはいつでも見えるのであるから、日本も景気が悪くなって

よくなったんものだ)



そんな、糞の大阪を飛び出して、存分に清浄なる空気を胸いっぱいに吸って、愛車(自転車)と駆けたかったのだ。



自転車には、晴れの国。同じ瀬戸内気候(温暖で晴れが多い)で、空気が清浄、田舎で(車が少ないこと)、城下町で(憧れ)、観光地もあって(日常的にその雰囲気に浸れる)、工学部のある総合大学で、サイクリング部などのあるところ。


それが愛媛大学でした。



文明を嫌う私が、文明社会で生きていくためには、それなりの工夫が必要でした。

賢い高校生=理系の図式にのっとって理系を歩み、しかし工業技術は地球と未来の人類を破壊するのは明らかでしたから


(たとえば、自動運転で自動車の運転が面白くなくなるなんていっているのは、いまさらお笑い種で、

ずっと以前から「自分の人生なのに、一切自分で決定できない状態になっていることを危惧しないのは

おかしいなあ。



つまり、人間というものは、なんでもかんでも自分で取り仕切りたい

=自給自足で、一切の暴力集団やその傘の元にある政治的権力に縛られることなく、

(平安後期以降の日本の政治なんてまったく、上の図式そのものでしょう)

自由に生きることを求める。



一方で、



怠け癖が非常にあって、なんでも他人任せ、機械任せで、ほとんど死んだように生きている人間も

多数ある。




その人間のうちにある、「自主独立=なんでも自分でやる」という高邁な精神と

「面倒くさい、怠けたい。遊んでいたい。必要なことは他人や機械がしてくれたらいい」という堕落の精神とが


入り交ざった状態であるが、後者がどんどん勝ってきている。




もともとAT車が、売れすぎている段階で、ああこれは最終形は完全自動運転になる第一歩なんだなと感じないといけない。


車を操る楽しさ、なんて、「正しい文明人」からすると、極わずかでも大きな事故をする危険性があるなら

排除されてよい「欲望」であって、

一切の「不合理」が無い状態(=本来そうしたものこそ、不合理なものであるというのが

「自然な考え」「合理的な考え」であるのに、脳みそ先行型の文明頭脳では、「脳みそが予定しないこと」

は「不合理」とされて、ますます「プログラム化された人生」が求められることになろう。

その「プログラムに則って生きること」が人生を全うすることというのだろう。


大自然のなかで「一歩一歩、ひとつひとつ、手探りで自分で発見して自分で満たしていく」という

実存的実践的人生などというものは、リスクが大きく、野蛮なものと「ますます」みなされるであろう。







そうした「脳みそ先行型」の人間。それが身近にいるわが親であったのだから。

さて、逃げ出したい、のである。

人生は、こうでなければならない、などという「不合理」な思考から。

同じく、文明から。



文明を否定するための、文明から抜け出すための、科学技術を私は求めて、

地方大学の工学部を選んだのであった。




しかし、吃音者にとって、こうした挑戦も「松山は荒野」のように感じられたのであった。

Posted at 2016/01/17 04:01:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドメスティック遍路 | 日記

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