情熱開放のブログ一覧

僕は思う。

3つの教会の見える坂道で。

ロープウェイの時間もないし、お金ももったいないし、ここから町を見下ろそう。



昼間、龍馬記念館の前で、「今の時代に、龍馬のようにブーツを履いて着物を着ている人がいる」と

若者が言う。

僕は、龍馬ではない。君が龍馬たれ。



君たちは、欲望を肯定する時代に生まれた。

僕は、欲望を抑制する時代に生まれた。



僕は、もうこの世には生きていけない。

しかし、修道院には逃げたくない。

しかし、この世を修道院にすることはできない。



むすめにフランスを教える。それを自分に向けるべきなのか。

僕はフランスに住みたい。フランス語を投資するべきは娘ではなく、

僕のほうなのか。

人間と社会を直視できない、子どもののままの日本人とは一緒に生きてはいけない。

小樽

堺町の通り、水天宮を経由して、小樽駅下がり、運河、その先の博物館（17時ここで日没）、

小樽駅へ戻って、教会巡り、住吉神社、南小樽19:03発。

函館

9時過ぎ、五稜郭、修道院、十字街、龍馬記念館、赤レンガ倉庫、北方文化館、旧英国総領事館、旧公会堂（ここで日没）。

またまた夜行の教会巡り（写真撮るだけ）。そして函館山。駅へ戻って時間があるので、洞爺丸見学（外から）。

なんと弾丸。

19:55発スーパー北斗23号（札幌行き最終）。札幌の地下鉄は終電も早いのがネック。

せっかくの教会が夜だなんて。入堂できないなんて。



そのかわり、函館山は、展望レストランで夕食を食べることができてよかったです。

（そこまで我慢した甲斐がありました）

ロープウェイも大混雑でしたが、食事の間に、一潮引いて待たずに乗れました。

（冬でこれだから、シーズンともなれば・・想像したくない）

東京カテドラル（関口教会）
長崎　聖母の騎士
小樽　富岡教会
函館　修道院

20年前は宗教嫌いだったから、見向きもしなかった（わけではない。カトリシズムへの望郷はあったが、日本ではなかなか、なんだか。更に変人扱い受けるでしょ。日本ってそういう国だと思う）

堀の水の凍った五稜郭を後にして、市電の終点、湯川温泉まで来る。その先バスに乗り換えるだが、本数が少ない。電停先にタクシーが一台止まっている。

何台かバスをやり過ごす。痺れが切れて運転手に聞くがどれも修道院には向かわない。時間の無駄。
あのタクシーに相乗りできたら・・・。バス停で声をかけて、老婦人と同行。

見学時間もタクシーが待ってくれる。約30分は短かった。

修道女の手作りのマドレーヌをお土産に。

片道980円は、お手ごろだろう。

タクシーは電停近くの同じ場所へ。こうやって1時間に2000円上げれば御の字だね。




さて、当の修道院、函館は女子、男子は大分にあるのだが、事前申し込みで見学できるらしいが、

性別を問うらしい。異性の入館禁止は当然か。

神にささげたる生涯とはどういうものだろうか。



僕にとって、カトリシズムとは、汚れた世間で生存を確実にするための、精神安定剤に過ぎない。

神をおもわざれば生きてはいけない。

既に我が人生は破綻している。

15歳で破綻している。

我十有五にして死せり、である。

ホテルの無料朝食を蹴って、向かうは札幌駅。

タクシーで。歩けない距離ではもないが。しかもホテルからひたすらまっすぐの道のりではあるが。

(札幌の地下鉄は、お寝坊さんで6時を過ぎないと走り出さないから。不便）

早朝6時発のスーパー北斗に乗る。

洞爺湖あたりで日の出。噴火湾から昇る朝日がまぶしい。

ここらあたりから眠気に負ける。

おしゃまんべ・・・森・・・？

大沼公園。沼が凍っている。

なんとか駒ケ岳を写真に収めた。


前回は9月（20年前）。登山者がよく見える火山である。


しばらくして「はやぶさ」がみえて、下りの北斗と離合。


新幹線との接続の都合、リレー号が北斗と相前後して走るのはなんとも無駄。

この区間の自由席を100円として乗せればいいのに。


9時過ぎに函館に着いた。

北海道は広いことを体感してもらいたく、北斗に乗ったがむすめは理解しただろうか。

（ずっと寝てました）

むすめにとって

長崎は一押しに住みたいらしい。

歴史があることは絶対条件なのだが、みどころが満載だという。

小樽もいいという。教会がたくさんあるから、と。

色々街中を巡っていると、教会巡りは夜になってしまった。

（といっても18時にもなっていないけれど、北国の夜は早い）

小さなルルド。富岡教会。明かりはついている。中から声もするが会合のようである。

撮影だけ済ませて立ち去った。

山手を歩くと、住吉神社に出くわした　（偶然のように書いているが、そのはずもない）。

運よく境内に蕎麦屋があり、夕食とした（18時くらいだったか。歩き疲れて腹ペコ）。

駅まで数分。ダイヤは予め調べてあるから、列車に間に合うように店を出た。



書けばきりがないから、ここらでおしまい。

（町の西方の博物館に行くのに、道を尋ねた方が、そこの職員の方だったり・・・。

　富岡教会への道をたずねた人が、見学のあとにスーパーに行くとところに出くわしたり。

　楽しい町でした）