
博多から熊本まで丁寧に(無駄に)各駅停車。
1時間以上かかる旅。まさに整備新幹線ならぬ「政治新幹線」(もしくは古賀新幹線)である。
特急有明時代と変わらない停車駅数である。
こんなことなら本当に九州内の新幹線は博多~八代、鳥栖~長崎(もしくは佐世保も含む)
博多~小倉~大分は在来線改修により、八代以南を人吉分岐の二股(鹿児島行き、宮崎行き)新線建設の狭軌新幹線で十分ではなかっただろうか。
更に加えて、福岡空港まで乗り入れれば、JR九州自体としては形成的に「黒」になったのではないだろうか。
(九州他県の空港が県庁所在地から、相当距離離れているということを踏まえて、福岡空港経由で九州各地に入るほうが利便性が高くないだろうか)
さて熊本駅に降り立つ。これで完成? ではちょっと他の新幹線駅に比べて品祖に感じる駅構内、駅舎であるが、
ま、そんなところにお金をかけても仕方ないので、むしろいかに昔ながらの姿を未来に伝えていくか、
その方法論を見当することのほうが、今の日本には有用なのに、人々はそれを省みない現状にあっては、
「熊本駅」や「KUMAMOTO STATION」の掲示板を
どうやってもうまくカメラに収めきれない駅前広場??とか。
それはそれで「味」なのである。
この駅前をずっと保存してもらいたい。
たとえば、ガラス張りの摩天楼なんかにすると、きっと熊本市中に「漱石の亡霊」が現れて、
「文明批判」の呪いで、再び大地震とか、噴火とかで、そうした文明の象徴が崩れるとも限らないだろう。
長い前段ののちに本題。
まずは、ホテルに荷物を預けてから市内散策をしよう。
ホテル予約は二転三転であった。
第一条件は価格。気候のよい頃の三連休とあって、立地のいところは次々埋まって行く。
7月8月9月10月11月と、それぞれの3連休に、どこに行くべきか、これが二転三転するのもだから
なかなか日程が決まらない中、ぽんと現れたのが花畑町近くのホテルであった。
誰かがキャンセルしたのだろうか。価格も下がり、中日に有明海をフェリーで渡って、
島原を考えているので、熊本駅やバスターミナルに近いのは至便であった。
熊本駅から市電で移動するのだが、お祭り(祭礼ではない。イベントである)をしていて、
乗車がままならないような長蛇の列である。
これなら次の電停から乗ったほうが賢そうだ。
一駅ぐらいなら歩こうと
祇園へ向かった。
しかし、これが意外と距離があったで、キャリーバッグがかわいそうだった。
その分、白川端にでることができて、緑川は見られなかったが、
片方の川はしかと眺めることができた。
Posted at 2017/10/18 23:14:20 | |
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ドメスティック遍路 | 日記