情熱開放のブログ一覧

ずっと前に書いたとおり、甲府入りは

SFJにてHND→新宿→甲府とはせず、

名古屋、塩尻、甲府とした。



これまたずっと前に書いたが、しなの3号の指定は満席だったが、

名古屋駅で確認しても満席には変わりなかったので、

指定替えはせず、パノラマグリーンを利用することにした。

（これで6000円の余分な出費である）



しかし景色はよかった。

紅葉がちょうどいい時期だったように思う。





今年の紅葉は、街の人工紅葉ではなく、

錦のごとき、天然？の紅葉だ。

見渡す限りの紅葉。

とても気分がいい。

今年は京都などに紅葉狩りにはきっと行かないだろう。




ずっと車窓を眺めているつもりだったが、恵那を出ることにはうとうとしだした。

中津川を知らず、目が覚めると車内の液晶画面に「次は木曽福島」とある。

もしや寝覚ノ床を見逃した？



幸い、上松は通過していなかった。

かつて普通で通過したことがあるが、特急は早い。

シャッターを一回切るだけで終わってしまった。

白い御岳山などは取り損ねてしまったくらいだ。

しかし383系はとてもスムーズに振り子する（グリーンだからか？）

90km/hの振り子などなんとも感じない。

ただ、優等列車らしい風貌に欠けるのが欠点だが。

墓所の中にある観光地図に、寺田寅彦の下宿跡を見つけた。

ここから比較的近いが、市内に向かう方向ではない。

歩き疲れてたむすめはいかないというのでしかたない。

バスで市内に向かった。



しかし、途中から大渋滞だ。

おそらく、藤崎宮の祭りの影響だ。

朝はお宮からお旅所へ、午後はその逆を

数十の馬が練り歩くのだ。



写真のように、長い祭りの列が大通りを横断するのだから、

自動車も市電も大渋滞だ。




このあと、市中のホテルに戻って荷物を受け取り、夜になった熊本の町を

市電で駆け抜けて、残念、800系でない「つばめ」に乗って博多に出て、FUKからピーチで戻った。




この祭りは、本来先月（当時＝9月）の3連休で行われるものであったが、

台風の影響で、一月遅れた。

そのために楽しむことができた。

台風のおかげとはいえ、

10月はそのあと2回の台風で旅程が無茶苦茶になった。


善し悪しだな、という感じ。

山形は日帰りになった。

沖縄は日程変更となった（これが当方のミスでとても痛いことになった）



まさか、2週連続で台風が来るとは。

沖縄。10月の台風の確率は相当低いとおもわれたのだが。

（10月が海水浴の最終だから設定したのだが、失敗）




これにて、肥後はおしまい。

大学を出てまだ散策時間がある。

そばの看板を見ると近くに？細川家の墓所があるという。

歩くことにした。



墓地には多くの灯篭などがあるものだが、多くが倒れていた。

これはほんとうにこのままにしておくのがいいだろう。

誰も困らないどころか、自身の記憶を、ここぐらいは残しておくといい。




ところで、熊本の観光はお城がメインのようでそこばかりにぎわっていたが、

どうしても、こういうところまでは足を延ばさないらしい。




さみしいね。日本人。

五高。

それは熊本大学。

（１は東大、２は京大、４は金沢。3はどこかしらない）



先月（当時＝9月）の高知の町の、寺田寅彦旧宅での話。

そう、五高は寺田の進学した大学。



構内には、「赤門」があり、ラフカディオ　ハーンの銅像があった。

五高時代のレンガ造りの洋館（写真）は地震の影響で閉館中。



ハーンの銅像があればきっと漱石だってあるだろう。

探すのが面倒だから、むすめに大学生と思しき風貌のものに聞かせたが、

その若者も旅行者であった。



それでは困るから、祝日にもかかわらず、奥の法文学部の建物から出てくる学生を選らばせて

同じ質問をさせようとしたが、なかなか気が乗らないらしい。



ちょうど、入り口でたむろっている二人の女子学生がいたから、彼女らに聞かせた。



学内には銅像がたくさんあって、どれか判然としないというが、最後にはあそこだと見当をつけてくれた。


二人は文学部1回生で一人は心理学、もうひとりは教育学を専攻するつもりだという。

それぞれの知識を持って、しっかり勉強していただきたいと伝えた。



こういうことしかできないのが、僕なのである。

江津湖ヵら動植物園を抜けて電停へ。

水道町で降りる。

次は熊本大学へ向かう。

祭りを見ながら歩いていってもいいが、ここは時間短縮。

バスを待つそばの教会に垂れ幕あり。



今年は宗教改革500年であったか。