情熱開放のブログ一覧

6:22甲府発、8:45頃静岡着の特急ふじかわ2号。

静岡に近づくにつれて乗客が増えてくる。

振り子式にしてもらいたいなあ。

ホテルの無料朝食を捨てて、6時に甲府駅

駅前で清掃奉仕のボランティアさんが清掃準備をしていた。

頭が下がる。


そしてふと信玄像をみると、満月が消えた。

生涯初めてと思われる、満月の残月。

日の短い季節ならでは

武田神社の拝観が終わるころ

日は沈んでしまった。




ぐるりを一蹴して、中世の城館の様子を思い浮かべていた。



ここから下ると山梨大学でちょうど学園祭をしていたが、もう後夜祭の時間。

パンクのライブと、うちうちの抽選会をしているだけだった。



むすめに大学の雰囲気・・・伝わったかな？

昇仙峡から、グリーンラインを下って途中分岐で、

甲府市内に向かい山梨大学の脇の裏道を通って、甲斐善光寺まで来たが、

帰りは相当に渋滞しそうだ（対向車線のようすとカーナビに表示される渋滞）



ここから、何とか寺を詣でたのち、裏道で夜景のビューポイントの愛宕山を経て

武田神社に向かうことにする。




その何とか寺。

庭がいいのだそうだが、

無料庭園のほうがすばらしく、

有料区域は荒れ果てていた。

ただ武田の家紋に選定されたこの庭木だけが目に留まった。





裏手の山にバイパス道路ができて、風情も台無し。かわいそう。

これが田舎の文化水準。

そりゃそうだ。

信濃が武田の領地なら

甲斐は武田の本拠地だ。




宗主国が植民地の影響を受けるように、

根拠地が侵略地の影響を受けることもある。



そういうことで、信玄は信濃善光寺の寺宝をすべて持ち帰ったというのだ。



ま、火災の多く発生した時代だから、寺宝を分割保存することは

文化財保護の観点からとても有用だといえるのだった。




堂内巡りで、あの世行きの扉の錠前に触れたとて、

僕は極楽には行くつもりはないである。



そういう憎まれ口を叩くのである。

泣き龍　二頭に睨まれたとしても。