情熱開放のブログ一覧

国立西洋美術館。

この建物を味わいたくってやってきた。



北斎と西洋画の関連の展示であった。

悪くはないが、

西洋画家たちが、北斎に学んだ、などとはちょっとおこがましいか。

19世紀のジャポニスムが、絵画にも反映されただけではないのかな。



いぶかしく思いながら展覧会を後にした。



ただこの建物を味わいつくすには、常設展こそ見学しなければならないのだか、

時間の都合で、割愛した。

（企画展展示の会場は変哲もなく、常設展会場にこそ、ル・コルビュジエの意匠が溢れているのだから）



これで、また東京、上野に来る言い訳ができたというものだしね。

目的はこれ。

むすめの矯正歯科で、暇つぶしに見た『婦人画法』に

東博こと東京国立博物館で

フランスの人間国宝、メートル　ダール　（maitre　d'art　アクセント文字省略）

の展覧会があると知る。

即日、旅程を作成、予約したのでありました。



東博のなかにはいくつかの建物があり、複数の展覧会が同時開催されています。

（この規模は近畿では考えられないですね。近畿では、京都、奈良・・・と分散配置ですが）



『運慶展』が行列でした。

こちらは、比較的空いていましたので、ゆったりと見学できました。

近畿の人間は、わざわざ東京に来てまで、「運慶」を見る必要はありませんもの。






肝心の作品ですが、

日本の人間国宝制度を真似て創設された　メートル　ダール　ですが、

日本とは違って、高度な人的技術をもって芸術作品を生み出す人物が　メートル　ダールだということ。

作品は生活から切り離された芸術品です。

結局、フランスとはそういうものだということですね。

「あそび」それ自体に価値があるということ。



日本は、漆芸にしても、日常生活といわないまでも、少なくとも生活の道具としての性質を有する

物を作成する人、伝統工芸にかかわる人のことを指すのとは大違いでした。

結局、日本とはそういうもの。

「有用でなければ意味がない」

正岡子規は野球好きでしたね。

ベースボール　に関する言葉を　色々翻訳しましたね。



なぜ上野なのかは、知りませんが。

松山だっらだめなのか？

上野　寛永寺　は　徳川　だったので、新政府によって、

灰燼に帰されたのでしょうか？



その跡地は文化施設が目白押し。

鶯谷の天辺まで境内だったのでしょう。

なんと広大な。



京成本線、山手線、京浜東北線、東北上越新幹線から眺める

鶯谷の断崖は、東京23区の鉄道風景で、いちばん豪快でスケールの大きいものだと思っています。

外務省、と検索すると

なぜかKIDS外務省　フランス共和国の学校　が現れる。

このパソコン、どうなてるの？

AI搭載されてるのか？？



秋、クリスマス、冬、春休みが各2週間、

夏休みが2ヶ月。



どうよ、フランスって。