2月3連休、初日こそ午前は雨が降っていたが、全般好天に恵まれた。
朝早くの酒屋さん、商売のため7時から開いてますよ、とのこと。
大変朝早くから自転車を借りました。有田地区内なら事前申し出の他所に返却してよく、
これは便利でした。最後は有田駅に戻ることにしていましたので。ただ17時終わりは早すぎますね。
まずは山のほうに。磁石採取地跡を見学・・・小さな町なので東側、旧の有田の町はざっと観て回ることができます。
色々観て回って、ろくろ座に。
ここで轆轤体験です。
陶器の土とは違い、磁器の石からできた土は、とても滑らかです。すべすべです。
見本に従い、小鉢を作りました。焼き上げまで3ヶ月程度とのことでしたが、1月も経たずに届きました。
意外にも仕上がりがよく。満足しています。
旧市街のお店にも入りました。
お店によって仕入れの窯元が違うようで、たくさんの見事な磁器がずらりと。
交渉次第で値引きもあるようで、主菜が映えるようにと白い磁器を求めました。
またすばらしい飯盛り茶碗を見つけました。
お値段6000円。こればかりは値引きができないと。
「シャイニング」という名がつけられたその茶碗。磁石の曳き方から違えてあり、
一度生産すると、次は入荷がいつになるか分からないと。バックオーダーもできない。
貴重な一品ですが、余りの高価に手が出ません。
茶わんの底の反射が、まるでシャボン玉があるかのように凸に輝いているのです。
不思議な茶碗でした。きっと曲率も計算されているのでしょう。
おみごと!
午後からは、西の市街地へ。
自転車で丘や山を登ります。
柿右衛門など有名な窯元を巡ります。
とてもとても高価で、目の保養にはなりますが・・・。
雛飾りの時期でありますが、雄雛雌雛1対600万とか!
山の上に、卸団地があります。
たくさんある中のそのひとつに入りました。
ショウウィンドウに飾られるものを遠目に観て、リーズナブルだろうという考えから。
これが当たって、お店の引き出しにあるB級品の青い皿、900円!
前の白い角皿と合わせて前籠がいっぱいに。割らないように慎重に坂を下ります。
最後の訪問地、それは九州陶磁器博物館
これがひどい。閉館30分前なのに! この急坂!
よくもまあ、レンタサイクルで!
何とか間に合い、チケット・・・無料だって!
幸い有田駅に近いので、返却にも間に合う。
でも、「みどり」乗車まで1時間。
人に聞いて国道バイパス沿いの美味しいお店を教えていただきました。
店内には有田焼きのコーヒーカップがいくつも。
時間が余ったら、佐世保に出て商店街見物と佐世保バーガーをと思っていましたが、
とんでもない。
有田は小さな町ですが、魅力いっぱいでした。
Posted at 2019/03/07 23:21:59 | |
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