2014年02月28日
ずっと覚えているでしょう。
おじいさんになっても? それはわからないけど。
看護大学も4回生。 ひとつぐらいは恋を成就させてもよいだろうと思った。
授業終わりにドライブして、ご飯食べて勉強して、自宅まで送って。
サークルだって一緒。
成人式だって見に行った。
なのに、処女膜貫通は、阪大医学部医学科の男。
どうして?
男には、激怒してこうメールして友人関係を決裂させた。
どうしてみんなのアイドルと付き合ったのに、やり逃げみたいなことをする。
男なら、最後まで責任取れよ。 遊びで付き合うなよ。 最低だよ。
あのこのことをどう思っていたんだい?
許せない。
・・・・
ある夜、ファミレスレスの食後の駐車場で、打ち明けた。
男:こうやって、毎日、一緒にいるね。 これって恋人ってことじゃあないのか?
女:恋人じゃあないです。同級生です。
男:じゃあ、今夜で終わりにしよう。
女:何を?
男:こんなこと。ドライブして、ご飯食べて。
女:どうして?
男:もう、はっきりいうけど、君が好きだから。だから、僕は一緒にいたいと思う。もっといろいろしたいとも思う。
女:・・・
男:これが恋じゃあないというなら、僕は体のいいアッシーやメッシーってことだよね。
女:・・・
男:だから終わりにしましょう。
女:泣く
男:ずるいと思う。
女:ずるいのはあなたよ。 あのこのことも好きだといっている。ドライブしてご飯も食べている。
好きだといったんでしょ。
男:そうだね。 二人とも好きだ、と言った。今日、君にもとうとう言ったから。僕が誰と付き合うかは、二人しだい。早い者勝ちってところだよ。君が僕と付き合うことを決心するだけでいい。それで二人は恋人同士になれる。第一、あっちには彼氏がいるじゃあないか。
女:本当に私のことが好きなの?
男:君はどうなんだい? 僕のことが嫌いか、好きか。イエスかノーか。
女:嫌いじゃあない。
男:嫌いだったら、毎晩こんなことしないよな。
女:そりゃそう・・・。
男:だったら好きっていえるはず。
女:あなたのことは好きとはいえない。
男:どうしていえない。
女:同級生だから。付き合っているなんて、みんなに知れたら恥ずかしい。
男:愛があるなら恥ずかしくないはずだ。
女:・・・
男:だから今夜でやめようっていうんだ。
女:どうして私をそんなに責めるの。
男:もう我慢ができなくなったんだ。卒業だって近い。二人がいつまでもこうして会えるわけじゃあない。君だって、僕とずっとこうしていたいわけなんだろう。
女:・・・そう・・・。
男:なのにどうして、男と寝たのか。我慢がならない。僕は君の一人の男になりたかった。
女:あなただっていろんな女の人を知っているわけでしょ。私の体が目当てなの?
男:体だけじゃあない。心もだ。 僕も30半ばだから、女を知らないほうがおかしいとは思わないか?
女:勝手よ。
男:勝手は君だよ。 僕の君への想いをもてあそんでいる。僕の気持ちに気づいてくれてもいいはずだ。
女:泣く
男:肩を抱く
女:そのまま
男:言い過ぎた。寒くなってしまったね。もう一度店に入ろう。涙を拭いて。
女:お店の人が不思議に思うよ。
男:どうでもいいじゃないか。
女:うん
・・・
男:僕は君から、好き、という言葉が聞きたいんだ。
女:言えない。
男:それでも君はこうやって続けて行きたいという。
女:そう。付き合うとか結婚とかは卒業して就職してからのこと。人生がはっきりしてから。
男:用心深いな。君は。そのくせ・・・まあいいや。
女:こんな時間・・・
男:帰る? もうどこかに泊まる?
女:ラブホテルってこと? やぱり体が目当て。
男:体だけじゃあない。心も。
女:それは就職してから。
男:そういうことな。つらいよ。
女:私だって。
男:私だって? じゃあ何も我慢することはないじゃあないか。君もその気なら。
女:好きとはいえない。
男:ずるいよ
女:泣く
男:もう泣かない。それこそ店員が変に思う。
女:あなたが私をいじめている。
男:いじめているんじゃあない。告白しているんだ。
女:それはありがとう。
男:そうじゃあない。
数ヵ月後 女から男にメールがある久しぶりに会いたいと。 男は女の勤務する病院まで100km移動する。定時に終わりそう、のメールに、そうかなと思う。 新人で仕事中にメールできるのかな? 不思議。 結局20時前。いい時間。
もうどこにもいけない。近くのレストランで食事をする。食事中に突然女が大声を上げる。
女:あのとき大喧嘩したから、あなたとは結婚しません!
男:微笑む。(わざわざ失恋するために来たのか?)(まあ、医者のほうが魅力的だったわけだしね。昔から)(所詮私は看護師だし。しかも再就職組みの)
数年後、年賀状が届く。某大学院でお勉強中と。 確かにHPに研究内容が掲載されている。
30手前の女性からの年賀状。
(元)妻が、怒る。 黙っているから性質が悪いほうである。 怒りを表現してるほうが安心してられる。
私:住所を教えていないし、どうやって送ってきたかについては、私の責任ではない。
妻:それだけ、あなたのことを想っているってことよ!
私:返事を書くつもりもないし。
年賀状は多いほど社交性の証明でいいものと思っていましたが、
女は手に負えません。正直。
(一部美化されていると思います)
Posted at 2014/02/28 23:50:59 | |
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2014年02月28日
離別であっても、愛した家族を失ったことは
死別と大差変わりない悲しみを
私にもたらしていることを
わからない看護師がいる。
看護師は、人の気持ちを判ったふうなことを言うけれど
とんでもない
というのが、私の判断である。
この一例だけで、判断してはならないとみなは言うだろうが
私にとっては、この一例こそが、すべてであるから。
Posted at 2014/02/28 05:34:55 | |
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2014年02月27日
看護師になったときはうれしかった。
ようやく世間並みになる一歩を踏み出したから。
でも看護師の職業を馬鹿にされたときは、馬鹿らしくなった。
でも、家庭を持ったときは、またまたうれしく思った。
でも、家庭が分裂したときは、もっともっと馬鹿馬鹿しくなった。
でも、これからどうなるかまだわからない。
人生の評価は、イベントがあるごとに塗り替えられる。
もちろん、苦も楽も、下地にしっかりと、刻み込まれている。
忘れはしない。
忘れちゃあ、対話に書けないもの。
Posted at 2014/02/27 23:54:50 | |
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2014年02月27日
インシデントを起こした。
時系列で記述した。
それでは真実が伝わらなかったようだ。
同時に3人の患者を担当していたのだから
3人分の問診表があったはずだと。
いいえ、同時に存在したのは、二人分だといっても通じない。
私が真実を知っているのに。
書かれた文字から読み取れるものを真実だという。
強弁するのも疲れたので、
「はいそれで」
私は、冤罪に巻き込まれやすいタイプでしょう。
どうでもいいんです。
かりそめの看護師ですから。
Posted at 2014/02/27 23:50:12 | |
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2014年02月27日
泡姫は、個人特殊浴場での勤務を、かりそめと考えている。
その後の全うな(世間ではそう表現される)仕事を求めている。
私は、現在の看護師をかりそめの仕事と考えている。
それ以前の私の暮らしぶりや退職後の生活を、全うな人生だと思っている。
ここが、大きな違いである。
一度しかいない人生、妥協することなく、精一杯生きるほうがよい。
挫けても納得できる。
中途半端に妥協して、それなのにうまくいかなければ、もっと腹が立つから。
悔しさの津波に飲み込まれて、死んでしまうから。
もちろん、看護師でよかったと思えるときもあったので、
そういうときがまた来ればいいのだけれど。
今は、医者になるべきだったとの思いは強い。少し社会に出るのは遅れても。
Posted at 2014/02/27 23:46:00 | |
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