情熱開放のブログ一覧

コルシカの中心都市で、キリスト教徒がモスクに押し入りコーランを燃やす。

この記事の出来事はとても残念です。

自分の信じている宗教以外を否定する。

あるいは、自分たちを攻撃してくる宗教に反撃する。（私刑＝リンチは近代社会では否定されています）


こうしたことが、人権国家フランスで起きたことは、とても残念なことです。


もちろん、キリスト教徒でもないのに、キリスト教の行事をああだこうだするのも

キリスト教を信じる人たちからすると、気分のよいものではありません。

宗教をネタにして、お金儲けをすることを慎むべきではないでしょうか？

私たちも。

一冊は、まったくそうしたものと縁のなさそうな、しかしこれから子育てをするであろう年代の看護師さんに渡った。




別の一冊は、わが母親に、早々によめと25年言って来たけど一行によまぬから、とうとう、ようやく。

よんでいるのかどうか。



さらに別の一冊は、恋人に。これをよめたら、結婚できるし、そうでなければ、そうでなし。最後通牒というとこになった。

まあ、『人間不平等起源論』よりはましだということだ。



残る二冊。まだ手元にある。行き先はまだ決まらぬ。



このブログの読者で、読みたいというご危篤なお方には、ぜひとも差し上げよう。

ルソーの『エミール』を久しぶりに買ってみた。

岩波文庫版。今の時代、1000円を超える岩波があるのを知って驚いた。

反知性主義のなせる技だと思います。



みんなの感想を知りたかったわけではないですが、

アマゾンのレビューを読みますと面白かったです。

１）大人は誰でもよむべき教育書

２）教育学部時代によんだ。晴れて教師になったが、多数の同僚がよんでいなくて驚いている。

３）デューイ、ペスタロッチ、などなど著明な教育論提唱者と並び・・・、

４）ルソーはお金持ちと医者が嫌い。　お金持ちの教育（過保護）に異議を唱えている。

５）とにかく人工を排して、自然に従えと。田舎住まいを勧めている。

６）岩波版の翻訳は読みにくい。


そうでした。そうでした。




さて、『エミール』。5冊買った。その行き先は。

1冊は、昨日のビンゴの景品。そのほかは・・・。

実のところ、成功するよりも　失敗するほうが　エネルギーを貯められる僕にしたら、

これでよかったのです。

色々分かりました。



幹事はいつもだれだれさんだが、演芸部門になると幹事さんが出場するので、司会が代わる。

今回は2回目。それで合点できました。現場でマイクやCDのセットをするのは演芸の司会さんに

根回しをすればよかったんですね。



商品は、カニ、牛は定番ですが、家電など生活臭のあふれるものがいいんですね。



幹事さんは漢字が読めないし、教養もない・・・



嫌われ者の准教授による商品も、「お皿です」という紹介。

わざとなの？　それとも価値を知らない？



准教授はプライド高きお方。それなりの値打ちのものを出されているはず。

（備前の壷がだされたこともあるんだって）



どんなお皿かお銘だけでも知りたかったなあ。





さて、来年。

僕の商品は、お米券と、リヨンのおみやけギヨーム人形かな。

（後者は豚に真珠になる可能性高し）




出し物は・・・オペラカルメンをCDで流して、僕は一人二役しようかな。

（だから、TVではやるものがおいんだってば）




次は准教授が教授になるとの噂。

プライド高きお方、

下種な笑いと、へたくそな教養モノと、どちらがお好き？




それと幹事になれば、好きにできるのになあ。





たくさん学びのあった忘年会でした。




完




追記：今年の今日受賞は「ご安心ください」でした。なにそれ？

TVも見ないし、舞台袖でいたので、なにがなんだか、さっぱりわかりませんでした。

僕にとっては、それでよさそうでした。

そののち、ビンゴ。

商品は、会費と出品者のもの。

出品者、通常は医師。

この科の場合、家電が多かったです。カニや牛もあるけど。




で、僕も出品したんです。

１）今日からあなたも茶人。野点（のだて）用小茶碗、茶筅、宇治はかんばやしの濃茶

２）フランスノエスプリをあなたに。クリーミーな泡立ちとオリーブの香り引き立つマルセイユ石鹸2kg、　
　フランス啓蒙思想を代表するスローの教育小説『エミール』岩波版をフランスの国旗トリコロールで

　包み上げました」ってフランス料理のメニュー風に書いてみました。

こう紹介文を書いて、仲介者に手渡しました。「文は変えてくれていいよ」「いえ、そのままよむそうです」





ほう。そうなの？

１）は、日頃着物姿なので、日本文化の保守派と思われている僕をそのままに。

　お茶の道の入り口を、一人の方にでも広めようとする魂胆。それに嫌味な准教授もお茶をする

　ようですが、それへの対抗です。彼は看護師一般を「馬鹿」呼ばわりするので、復讐です。

２）これは、日本に限定されているような理解が広がる医局に、「僕はフランス人だ～」ということを

　見せ付けるための切り込み部隊。





しかしながら、

まず２）が手渡されたのだが、幹事さんの紹介

「フランスノエスプリをあなたに。クリーミーな泡立ちとオリーブの香り引き立つマルセイユ石鹸

2kg・・・」でおしまい。

つづいて１）

「のだて、ようしょう、ちゃわん。ちゃ・・・？？」

仕方ないですよ、僕「茶筅」って言っちゃいました。すると

「ちゃせん・・・とにかく抹茶のセットです」

え？




人生は、思い通りにはなりません。そういうものです。僕も丸くなったものです。




なにせ、幹事さんは、自分の演目のために、DVD映写機とスクリーンまで用意してたんですから。




僕のマイクは？