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情熱開放のブログ一覧

2016年09月29日 イイね!

なぜ山を登るのか 立山信仰について (2) 雄山神社巡り 前編

なぜ山を登るのか 立山信仰について (2) 雄山神社巡り 前編立山地方に雄山神社は三社ある。

そのことを知ったのは、現地での情報収集過程でのことであった。



ひとつは、立山の山頂にあり、もうひとつは立山から流れ出る常願寺川の中流の川岸に、

そして二日目に散策を決めた立山の麓の集落「芦峅寺(あしくらじ)地区」にある。



その地区は立山信仰ゆかりの地であって、地区には県立立山博物館があり、ちょうど「地獄展」の開催初日となっていた。



さて、二日目、前日から続く雨。登山は明日に順延。予定通り今日は下界をうろつくことにする。

当初は高岡・氷見にもどって散策を予定していたが、上の通り、立山信仰について学ぶほうが

楽しそうであるし、翌日の立山登山にも意義深くなるだろう。




立山駅で一日乗り放題切符を買って(場合によっては高岡に出ることも想定している)

富山地鉄で2~3駅戻って常願寺側沿いの谷あいの駅から坂を上って歩けば

(実際は雨の中かなりの道のりだった)、少し広がりの或る経緩やかな傾斜地に出る。

蕎麦畑が広がる。そこはどうやら溶岩台地のようである。

道中には石仏があって、西国三十三箇所の札所を表している。

そこからは、すぐに芦峅寺地区の中心につく。



まず目に飛び込むのは、うっそうとした杉林のなかに、雄山神社がある。

先行く地元のOL風の若い女子が行きつ戻りつ迷っている。私たちの姿を見て、お堂に入り

熱心に祈っている。彼女が出てくるのを待って、私たちも雨宿りがてらお邪魔した。



いらした官職の方に立山信仰のお話を聞くことができた。

「もしか、歩いてこられましたか」

「はい」

「それなら乗せてあげればよかった。途中で追い越しましたから」

「いえいえ、昔の人ならこれくらいの距離はどうってないこと。現代人は甘えすぎです。

ところで、これを見ますと、伊勢講のように立山も・・・」

「そうです。立山曼荼羅をもって、立山の絵解きをするんです。当時の仏教思想に基づいて

浄土と地獄を描いています」

「なるほど。伊勢なら御師ですね」

Posted at 2016/10/07 04:44:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドメスティック遍路 | 日記
2016年09月26日 イイね!

なぜ山に登るのか 立山信仰(1)称名滝

なぜ山に登るのか 立山信仰(1)称名滝この晴れ男が、雨旅とは珍しい。

しかし、これを登山に限ってみてば、雨や霧、それでなくても曇天、ということは多数であった。

山ノ神には嫌われているのだろうか。



旅程3日のうち1日でも天候がよければ、立山に登るつもりの旅だった。

サンダーバード、つるぎ と乗り継いだ。

天候は曇り。当初の予定では、城端線で高岡、そして氷見へ行く予定だったが、

「サンダーバード」の遅れが「つるぎ」の遅れとなり新高岡駅での城端線への連絡がなくなったことで、

完全にその気が失せた。

(近畿地方の人間にとって、「サンダーバード」が富山に直通しないことはとても不便になった)

ままよと、富山駅まで乗車。

どうにかなるかと、地鉄立山駅へ向かった。

ホテルに荷物を置いて、どうするか迷った。

(1)立山登山を企てる。雄山までは登れないから、室堂まで行ってみくりが池温泉に行く。

(2)称名滝へいく。



思案したが、(1)は雄山登山と組み合わせることもできると考え、(2)にすることにした。

駅前の食事処でお昼を済ませ、隣の砂防博物館で立山の治山治水を学んで、バスの時間がタイミングがよかった。

バスの運転手は「まだ雨が降らないから大丈夫だろう」という。

きっと景色のことを言っているのだろう。ならば、谷側になる右側の座席を陣取ろう。

バスが走り出してしばらくすると雨が降り出した。

常願寺川の支流を遡る。

「悪城の壁」とよばれる安山岩の岩肌がある。高低差数百m。この上の溶岩台地には、

室堂につづくアルペンルートのバス道が拓かれる。



川はまだ青い。川底が見えるほどに青く澄んでいる。

その青さを見ることができるのは、砂防ダムの溜りの部分だけのこと。


溶岩地形の立山は非常に脆くできている。

噴火が古いので、氷河期も経験していて、

カルデラ(火山地形)のほかにカール(氷河地形)も形成している。(モレーン(残丘)も確認できた。

雨のたびに土砂が流れ出す。少しの雨であっというまに、川が濁っている。


砂防ダムの数がおびただしい。

そしておそらく常に工事中。

現代文明のもとに人類が富山県に住み続ける限り、常に工事中・・・

日本の砂防工事のパイオニア的存在ではないだろうか。


そしてバスの終点(ここまでは一般車も入ってこれる。)


雨の中、傘をさしてしばらく歩く。

30分くらいあるいただろうか、滝の音とともに、すぐさまその姿が見えてきた。

(その前に、先行く人の歓声が聞こえてきましたが・・・)


落差日本一の滝です。(4段になっていて合計350mの落差、これで日本一といいます。

単独の落差日本一は那智の滝です)


しばし休憩。登山のために用意した行動食の一部を頂きます。

何組かのグループ、カップル、家族連れが去っていきました。

それでも、「まだまだ」とお父さんは居座ります。


なぜか。急ぐたびで無し(このあと回るところがない)

そして、何より、雨が強くなれば、雨量の多いときにだけ見ることのできる、ハンノキ滝が姿を現すだろうから。

既に、細く流れ始めている・・・


30分ほど待ちましたが、少し流れているのを写真に・・・あまり写りませんでした。

(最終日、溶岩台地の滝見台からは二つの滝がはっきりと見下ろせました)


バスの最終便の一つ前で戻って、早めのチェックイン、温泉を楽しんで初日は終了。



今日の学び、

日本一の落差の滝 称名滝

立山の谷筋は至る所、砂防ダム






Posted at 2016/09/27 02:14:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドメスティック遍路 | 日記
2016年09月24日 イイね!

安いだけのことはある

労働組合(5)も放置したままで、立山もだけど。

何せ、ペアの看護師もクラークもお休みで一人で大活躍となると、疲労も相当だ。

よく眠る週末だ。

それにしても、労働者と使用者の対等な関係性の構築はどのようにすれば達成されるのだろうか。

現行労働基準法などくそくらえだ。

憲法改正よりも、労働法改正を急げ、となぜ国民は言わないのだろう?

結局、「奴隷」なんだろう。彼らは。
Posted at 2016/09/24 22:51:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2016年09月20日 イイね!

なぜ山を登るのか 立山信仰について (序)

なぜ山を登るのか 立山信仰について (序)3連休を利用して立山に登ってきました。

JRの企画切符は、キャンセル料が高いので、ままよと旅立ちました。

3日のうち天候のい日を選んで登山する予定にしていましたので、台風の近づく状態でも何とかなるだろうという考えです。

万が一連日雨でも、室堂まではいける。場合によっては、登山を諦めて黒部ダム往復に変更できるという算段もありました。

雨天時は高岡~氷見観光も考えていました。

実際は、一日目は曇り空、立山駅到着後雨天となりましたので、

(1)称名滝

二日目は一日雨でしたので、下に下りて観光を考えました。

立山信仰に関する観光パンフレットがありましたので、芦くら寺地区(立山駅から数km下流)を中心とした

(2)雄山神社巡り

三日目は最終日、更に土砂降りの雨でしたが、アルペンルートに挑みました。下界が土砂降りほど高地は雲海の上という考えもありました。あにはからんや、登山ができました。

(3)立山登山

最後に「テツ」として

(4)富山地鉄

の4本立てのブログを予定しております。


写真は富山地鉄 立山駅です。
Posted at 2016/09/20 20:52:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドメスティック遍路 | 日記
2016年09月17日 イイね!

野暮なこと。

しかし、考えても見れば、

こういう世界の、長~きにわたるお付き合い。

いちいち取りざたすのは、無粋ですね。

上方落語家の場合といい、

切るに切れない縁となっていたのですね。

別れても、関係を持つ。

そういうことは、男女の仲にあるのだと、初めて理解しました。

そういうことは、体験しないと分からないものですね。

言葉の上だけ別れて、心と肉体は分かれていない。

なんと都合のいい関係でしょうか。

しかし、世間は認めないということだけは、肝に銘じておかないといけませんね。

公の目に触れて都合が悪いのなら、徹底的に隠れるべきですね。

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とにかく疲れる。したいことはたくさんある。しかしすぐに疲れる。
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