情熱開放のブログ一覧

まずは、伊能忠敬から続く佐原から。

伊能忠敬は、伊能家に御養子さんとして婿入りしました。

これがとても有能で商家としてたくさんの財を築いたのです。

そして測量学に関心が向き・・・日本地図を完成させました。

のちにシーボルト事件の原因となる地図も彼の手になるものでした。


その佐原は倉敷地。

小野川、利根川、江戸川を経由して、江戸まで商品を運ぶ商人の町として栄えたそうです。


写真のあたりが静かでオープンカフェでゆっくりするのがいいと思いました。

駐車場も満車で停めるのが大変です。


カーナビで丘の上に野球場を見つけたので、そこへ行きました。休日とあって野球もしており、なんとか駐車スペースを見つけ、寺墓を抜けて町に下りました。

これがまた展望台を経由して佐原の町と利根川を見渡す景色を楽しむことができました。


で、町を散策していると、和装女性をたくさん見受けるようになりました。


で、別の団体の老婦人が僕に「今日は着物姿の人が多いですが何かあるんですかね」と尋ねるけど

「僕も、なんだか分かりません」



（そのあと、「私の夫にも大島なんか作ってあげたけど着せることがなかった。28でなくなったから。

　浴衣は着せてあげたけどね」と。しみじみしますね。和装の僕だから導ける話題ですね）



続く。

昨年、福山は鞆の浦に出かけたとき、高台に立つ楼閣の座敷からの風景を説明する老人。

「西洋人は馬鹿。景色はこうして敷居や鴨居に切り取られた額縁に嵌めてみるもの」と。



日本のように狭い空間（それが都市であれ、田舎であれ）の景色を美しく、そして広く見るためには

（額縁に嵌めたほうが見えない部分の広がりを想像で見ることができる。たとえば掛け軸の絵のように

表現されない領域は（山とか、海とか、池とかの広がり）鑑賞者の想像に任される。




僕は現地を知ってるが、そうでない人たちは、この写真を見て、この町並みをどう想像するだろうか。



撮影者のいるところは、伊能忠敬の旧家、奥が伊能忠敬記念館。

橋は水路を兼ねていて、伊能家の敷地から流れる。

その下の川は舟運で賑わい、利根川に注ぐ。船は江戸に向かう。



では、これからは、この旅でであった、美なるものについて書いていこうと思う。

何処かで見たような・・・

絵で見たような構図・・・

しっかりと鯰を押さえてくださいね。

あなたは人知の及ばぬ「神様」なのだから。



鹿男の旅はこれで終わり。

鹿島の要石

凹。メスか？

氷山のように、埋もれた部分の大きさは計り知れないという。


「鹿男・・・」ではこの二つの石で、地震鯰の頭を押さえているとする。

尻尾は近畿の3つの都、

難波、奈良、京都、で押さえているという。そういう設定。

あながち・・・

いつ鯰が暴れだすか・・・

しっかり押さえて・・・

香取神宮の鹿は奥の奥にいることは先のブログを書くために調べて知ったのだが、

香取神宮の鹿は、参道にいた。


これが奈良の鹿のご先祖の末裔なのか・・・

ならの鹿は明治になると、鉄砲で撃ち殺され食べられもし、囲い込まれて38頭にまで減った・・・らしいが、

こちらは、もっと悲惨かもしれない。


神の遣いなのだから、もっと丁重に扱うべきでは？



西の奈良、東の香取鹿島ってわけには行かないのか・・・