
熊本から島原まで 港から港まで
高速船で30分(実際は40分)、普通の船で60分である(ともに車両も積めるフェリーである)
バスのつながりから、高速船を利用する予定にしていたので、予め熊本のバスセンターで
港までのバスチケットがセットになったものを買った。
ついでにバスダイヤも調べておいたが、8時台のバスは間に合わない可能性もあるので
7時35分の始発に乗れと受付嬢は言う。
確かに「地震後渋滞のため、遅延していてご迷惑をかけて・・・」と掲示されている。
しかし3連休の中日、それほど道は混むまいに、と思いながら、
ま、1時間早起きするくらい構わないと思って、ホテルの朝食を掻き込んでいざ。
(バスターミナルが徒歩圏で至便なのが救い)
ところが何事もなく港に着く。そりゃあ高速船が出るまでに1時時間以上ある。
ところが普通のフェリーはすぐに出る。
なにより普通のフェリーに乗ると30分も早く島原に着く。
(なんじゃこりゃ)
すっかり損した気分だが、普通のフェリーのチケットを買って乗り込む。
下調べはしてあったのに、してやられてしまった。
ま、普通のフェリーと高速船と両方乗れていいかな。
で、帰り。
すっかり夕暮れ。いや夜だ。19時30分の高速フェリー。
鯉の泳ぐ通りから、なんと歩くのだ。(実は往きも歩いたが)
17時に商店街の温泉に入り、
18時には鯉の泳ぐ通りのお店で、具雑煮を頂いて歩き出す。
夕暮れを写真に撮ったら、後はもう街路灯を頼りに歩く。
銀の泉だったか、立派な湧き水を探し当て(小走り)
龍馬の上陸地点を探し当て(走っている)
時間に追われている・・・?
お父さんは、ここからまだ歩くつもりだ。港まで歩くつもりだ。乗船時間ぎりぎりには着く。
残り2kmはない。走れば十分(マジです。持久走レベルね)。
しかし、むすめはそうでもない。
島原鉄道に乗り損ねているしね。
ダイヤはばっちり調べてあるし、龍馬の上陸地点のまえにすぐそばの駅も押さえてあるし。
疲れたか。じゃあ、乗るか。
すると30分も早く着いてしまって。
すると高速船の前に普通のフェリーに普通に乗り継げて・・・
それでも、熊本には高速船のほうが早く着くから、
なによりチケットがあるわけだし。
途中で高速船は普通のフェリーを追い抜くし、やっぱり早いなと思ったら、
遅延してさ、上陸中にフェリーが停泊してきてさ。
バス停にいたら、結局、同じバスになってさ。
はい、結論。
熊本発で島原往復するなら、とても安いフェリーの利用を薦めます。
60分。すっかり船旅気分ですから。
島原半島の火山群が次第に近づくのが旅情があっていいですよ。
Posted at 2017/10/27 08:10:59 | |
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ドメスティック遍路 | 日記