情熱開放のブログ一覧

シャルトルの街は河岸段丘の段丘面が今の市街地の重要部分が占められている。

しかし昔は＝古代や中世はその下の川が細かく分流して運河のようになった地区が

中心地であった。

教会群のある段丘から急坂を下って、風情のある川べりを歩く。

その先に、一風変わった名所がある。

「ピカシェットの家」　もらい物の家　である。

食事時に他人家にいって、あれこれともらい物をする人のことを言うらしい。


そうやって手に入れたもらい物をコンクリートだか漆喰だかで塗り固めて、見ごたえのある家を

建てたっていうことらしい。


地球の歩き方の最新版（2018-2019）を手に入れたので、信じて歩いていったらば、

（それなりの上り坂）(小走りで片道30分）

閉まっている。



札には「2017年春に再公開」なんてあるけれど、7を上からマジックで8と書いたのか？

閉館中くらい調べたらどうなんだ。



実のところ、夏のニースでも、開館時間など情報に誤りがあって、振り回された。

旅情報も書籍ではなく、インタネットで確認する時代なのだろうか。


インターネットでの確認は時間と手間がかかるのだ。

しかし時間を惜しまず、旅のイメージトレーニングとしてしておかなければ

見逃すこと、もしくは時間を無駄にすることになると学んだ・・・



この旅で得たのは（夏で学んだはずだが・・・時間に余裕がないは言い訳か）

そういう知識。この夏に活かせるか？

シャルトル

見所は教会群？

河岸段丘の上にたくさん大きな教会がある。

ひとつは野菜市場の近くにある。

誰も訪れない。

静かにマリアに祈る。

祈るならこういう教会に限る。

知りませんでした。

カテドラルの前にあります。



パリから来ると、町の駅に着く直前に、川を渡り、進行方向左側に、カテドラルが見えてきます。

ああ、シャルトルは河岸段丘の上にあるのだなとわかります。

冬のフランスで晴れると、こんなコントラストになる。

冬でも地中海に近いと、夏よりは降水量が増えるけれど、晴れが望める。

写真を撮ると、いつもこうなる。

でも北フランスでは珍しいこと。

どんより鉛色の空。時折の激しい雨。


シャルトルの大聖堂。

夜明け前の電車に乗る

シャルトル駅。

路面凍結で思わずずっこけそうになる。

放射冷却。天気は快晴。



晴れの日だからシャルトルを選んだ。

（天気さえよければ、大晦日にすべきだったのだが・・・。あるいは元日のミサ･･･）

博物館めぐりは特にない。大聖堂一点張りだ。



朝昼夕夜と日差しの変わる中でステンドグラスの青が変化していく姿を見逃さず・・・

そのためには、冬は最適だ。

夏は日が長く、とても朝や夜は体験できないからだ。



カテドラルは塔に登るのが醍醐味だ。

オフシーズン。登頂人数に達するか不安だったが、うまくいった。

ただ屋根の裏はさらに風が強く凍死しそうだった。




ガイドによると、16世紀にコバルトブルーが使われるようになってのち青のステンドグラスが作られたと。

つたないフランス語だが、おそらく間違いないと思う・・・