情熱開放のブログ一覧

KIXから、フランス人気はない。

曜日によっては直行便がなく、KLMで行かなくてはならないのだ。

残念、機内は英語。



CDG駅にもピアノがあった。まだクリスマスツリーはある。

冬の北フランス。どんよりした旅になるのは覚悟している。

金沢は砂金の取れる沢が語源らしい。

（まるで北海道のアイヌ語由来の地名を聞いているみたい）



自宅から始発で午後早くに着く（鈍行で　笑）　サンダーバードなら10時くらいに着くかな

自宅まで終電で17h15の電車で間に合う（鈍行で　笑）　サンダーバードなら19時過ぎ出発だ



片道5000円も浮くなら、鈍行で十分だ。

北陸新幹線が出来上がるまでに、また行くだろう。


（白山登山は、意外と福井経由のほうが近かったりするのだ）


書ききれない金沢。

最後に、金箔アイスのこと。

兼六園近く（北西側入り口）

21世紀美術館北側、

能楽堂、四高記念館の東側、

その大きな交差点の南西角のお店。



金箔、プラチナ箔、色とりどりの銀箔のあるお店の金箔アイスはアイスがとても美味しかったです。

そしてリーズナブルなんです。

どうして金沢には、これほどに「京文化」があるのか。

前田利家によるのもだという。

陶器も漆器も金箔も友禅もその他諸々、自前で揃えようとしたことによるという。


さて、能楽堂が、そして能の上演が、これほど充実している都市を私は知らない。



ちょうど正月公演「翁」の稽古中で能楽堂の見学はできなかったが

会館で試着ができるというのででかけた。



おばちゃん、もっとしっかり写真を撮って欲しかった。

むすめに撮ってもらうつもりだったのに、二人揃ってだなんて。



「悲しんで」

「お父さん、表情がよく出ています」



でしょう。

正面、上向き、下向き　それくらいの意味は。

「着物姿。金沢にふさわしい」

これほど、声をかけられた街は他にない。




またこうも訊かれた。

「どこからきものを着てきましたか」

答えて曰く「家からです」

「すごい」




すごくはないけれど、確かにレンタル着物＝コスプレ着物も多かったですね。




気分はよかったです。確かに。




ただもう歩きつくした感があるので。




西茶屋街の女子から教えてもらった、白山ひめ神社。

そこは行きたくなりました。白山登山とともに。

小京都のフェデラシオンが存在する。

そうはいっても、京都のように平安文化を残すところはなく

ほぼほぼすべてが、江戸時代から後の歴史遺産を有する街々なのである。




そういう意味では、「小京都」なんてみんな「バッタもん」であって、

川越のように「小江戸」（ほかにも関東地方ではそう呼ぶ町がいくつかある。佐原もそうだったろう）

と称するのが「正しい」のである。




しかし、金沢のように、能楽だ、友禅だ、と室町、織豊時代の文化を受け継いでいるような町は

「小京都」と呼ぶに値する。そしておそらく金沢しか該当しないと思われる。



にもかかわらず、小京都のフェデラシオンから脱退している金沢である。



世の中、全く不思議である。