情熱開放のブログ一覧

行き先をすっかり見誤った。

16時。ランチをしたレストランの向かいのsucre屋へ入って、職場の土産を買うことにした。

都合70人分である。キャラメル、ボンボンを買いあさった。

どうやらお店の自家製のようである。


雨が降るからとビニルに包んでくれた。

お店を出ると止んでいた雨がまた振り出した。


美術館でチケットを得たとき、これで3箇所の博物館が無料ですよと言われたとき、

その段階では、ジャンヌの家と歴史博物館とグロロ邸を巡る予定が

ひとつ図書館博物館が加わったと考えでいたのだが、


冷たい雨に散歩に疲れたのか、すっかりグロロ邸を忘れてしまっていた。


行きのトラムから見たオルレアン駅前の大教会が気になっていたのがある。

駅までの目抜き通りを散歩して教会、駅と。


駅には17時に着いた。

帰るにはまだ早かった。

だからむすめにも尋ねたが、地球の歩き方も開かなかった。

美術館隣りのツーリストインフォメーションにも入っていたが、大した情報も内容に思えて

すぐに出た。

18時台の電車もあるし、まだまだ観光できたのだが、切り上げてしまった。

（そもそもオルレアン、半日旅と考えていたので、これで十分と満足してしまった・・・）



日本へ戻ってから、むすめがいう。グロロ邸見残した、と。

あ、確かに。ジャンヌの肖像画は美術館でも見たし・・・すっかり。

グロロ邸。金持ちの館、のち市役所、今博物館。

ルネサンス調の豪華な内装。

ベルサイユの代替になったのになあ。


後悔先に立たず。

グロロ邸。行くつもりがいつの間にか頭から消えてました。

12月29日。18時まで開館だったことを確認。勿体無い。

いつか行くかな。ロワール川の古城めぐり。その折にでも・・・



オルレアン　おわり

結局、オルレアンでは、美術館以外はすべて入場無料であると分かった。

美術館のチケットを見せると裏面に他の博物館の入館証明スタンプを押してくれるのである。

それもそのはずで、博物館の規模として料金を頂くには小さすぎるからである。

（グロロ邸を除いては。きっと）

１）歴史博物館。当地出身の人物がナポレオンのエジプト侵攻にど同行し、エジプトから遺品を持ち帰ったのを飾っていたり、当地の歴史遺物を展示していたりと。

２）ジャンヌダルクの家。2回目の上演14:30に間に合った。

当地の博物館、美術館では必ず国籍を尋ねられる。

それぞれの言語にあった資料やオーディオガイドを受けることができる。私たちが初入場だったので、

「日本語のパンフレット」を頂き、ジャンヌの生涯を描いた小作品の上映にはフランス語か英語を選べたが、当然フランス語を依頼。跡から人たちもフランス語でよかったらしく、それはそれでよかったのだ。

しかし、ただそれだけの博物館で、ほかに展示もなく、土産物もなく、寂しく思った。

再度上演を見ようとしたら、排除されてしまった。

３）図書館博物館。もともと図書館、いまはエントランスを改造しての博物館。女性解放の展示。

従軍看護師の展示があった。看護師は女性の社会進出の最先端であるのは、どこの国でも変わらないってことだね。

ここで16時前。さて何をするかということになった。



※　ジャンヌダルク銅像の広場。

こういう観覧車に乗って何を見るのかな。　相当に高速度で回転、数回転乗車するのだが、

乗りたい人が来ると、途中停車するので、一体何周乗るのが正解なのか誰が知る？

冬の寒い中、しかも雨が降る。吹きさらし。何が楽しいのか、僕には分からなかった・・・。

遠回りしていると、とっくに12時を過ぎてしまった。

めぼしいレストランは見つけてあったので、そこに入るとする。

ブラジルレストラン。注文は普通のプレートメニューだが。

向かいに、sucre屋さんを見つける。

食後、覗こうかと話し合ったが、もう13時を回って、歴史博物館の開館時間だ。

午後の部出発。

飴が小ぶりになって、幾分明るくなった。



朝のジャンヌダルクの銅像は、真っ黒に写ってしまったが、昼間はこうだ。
。
人も増えた。　朝は日本人の老年カップルの観光客だけだったから。

（日本人は早起きは三文の徳と思っているが、フランス人は、夜更かしは三文の徳なのだ）

写真の「O」はオルレアンの「O」

カテドラルに続いて美術館を見学。

市内のその他の博物館が無料になるというチケットを手にして、午後からの旅路に備えるべく

旧市街にレストランを求めて歩き出した。


その前にロワール川を見ておこうと丘を下って行った。

やはりここも高低差は低いが河岸段丘を示していた。


このロワール川の風景は目に焼き付けておいて。

この先、ジャンヌダルクの歩を知るには好都合だから。


この橋はジャンヌがいたころから掛かっていた橋（もちろん架け替えられているとは思うけれど）

ジョルジュ　サンク　橋。


この橋の反対側に砦があって、イギリス軍が占拠していた。

まずは町の東側の砦群を攻略した後、最大のこの砦を攻略する。

ジャンヌの執拗な攻撃に恐れをなして彼らは退去する。

残りは町の西側の砦の攻略。


そういう場所。




※　ロワール川はフランスで一番長さの長い川。日本では何川？

町においては電飾とツリー。

教会にあっては、この降誕のオブジェ。


オルレアンのブログでここまでカテドラルで引っ張るのは、見所が少ないから・・・

当初よりオルレアンの観光は他の町に比べて短時間で済むだろうと考えていた。

旧市街地が狭いから、名所が凝縮された地域に集まっているから。


ただそれだけではない・・・