情熱開放のブログ一覧

同じカテドラルに　ジャンヌダルクの祭壇がある。

オルレアンの解放は、王太子シャルル7世のランスでの戴冠へと続き、

フランス軍に勝機の風向きが変わった、重要な転換点だからだろう。


自分の信じる道を進んで、国難を突破したジャンヌ。言いがかりで、火刑に処せられ、

「魔女」にされてしまう。


歴史はその誤りを認め、カトリックは彼女を後に聖人に加える。


この歴史的事実は、ひとは正しいと信じた道を進め、と後押ししてくれる。

これはとても国家戦略に都合がいいので、フランスの政治家は彼女を取り立てる。


国のために、信じた道を進め、と。





しかるに、先の国政選挙で「国難」を声高に叫んだ政治家。

日本の歴史で、国のために働きながら、非業の死を遂げた人物を

名誉回復したり、尊んだりしているだろうか。

彼は、歴史に学ばない。

日本は、歴史的人物をもはや評価しない。

カテドラルに戻ってきたのは10時半ごろだった。

色々回っていると時間が経つものだ。


雨のせいでただでも暗い教会の中は更に暗い。

その分、大層厳かである。


もちろん人も少ないのも原因だが。



ステンドグラスはジャンヌダルクの生涯を描いていた。

PCの輝度を上げで写真を見てください。

市の中心部、トラム2線が交わる駅で降ります。

東を見れば、カテドラルがあります。

観光施設は10時からだろうと高を括っています。



この広場にある、ジャンヌダルクの家　を見つけられず、オルレアン駅の方向に戻って

途中トラムの車窓から見えた、もうひとつの広場に行きます。

観覧車が目に付きますが、その足元にジャンヌダルクの銅像を見つけました。



オルレアンは、ジャンヌダルクがイギリス軍と戦って奪還した町です。

雰囲気のよい市街地を抜けて教会に行きます。

朝から開いているものと思ったら閉まっています。



周りを一巡り。9時半にもなってません。

目の前の美術館も閉まっています。



先に到着しているアメリカ人の家族。お父さんが9時半には開くと思う、という根拠のない予想。

僕は、もう開かないか10時に開くだろうと予想しています。



なので、市内を散歩することにしました。しかし冷たい雨が容赦ありません。

別の小さな教会に入ったり、ジャンヌダルクの家、歴史博物館を探し当て、いずれも午後から開館と

わかりました。

これで1日の段取りを決めることができました。



13時から歴史博物館、14時からジャンヌダルクの家が開きます。その次に図書館博物館、これが16時閉館です。

教会、美術館とあわせてうまく回ることができました。


市内を一巡りしました。

6時起きで北駅からメトロに乗って、7時にはオーステルリッツ駅に到着。

切符を買って、サンドウィッチを買って、トゥール行きの列車に乗る。

車中で朝食のサンドウィッチを摂る。

今回の旅はいつになく、ホテルで朝食を摂らない。

時間とお金の節約である。


しかし、これが失敗。


列車はオルレアン駅（端頭式）には止まらない。ひとつ手前の乗換駅で降りる。

そこから町まで歩ける距離だけど、メトロに乗る。それはそれで予定通りなのだが・・・

せっかく9時前についても、何も空いていないのだ。


あとの8時台のオルレアン行きで十分だった・・・。


睡眠時間の短さと冷たくそして強い雨は思考力を鈍らせる。



冬の腐乱すの朝は特に始まりが遅い。

https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10011295281_20180120.html

https://www.cnn.co.jp/world/35113335.html




テロ対策と隣国大国の脅威



さてどれほどの効果がありますか