
7月29日夕刻(もちろん日は高い) アヴィニョンTGV駅のホームににいる。
先にOUIGOをやってから、ブリュッセル行とリール行が併結されたTGVが入線してくる。
TGVの悪いところは、1車両1扉で、かつ旅行者の利用がほとんどだから、
乗降に時間がかかるということである。
しかもCDGへ行くのだから、手荷物は・・・巨大にして数が多い。
アヴィニョンかプロバンスの中心都市とはいえ人口が少ないから、さほど問題はなかったが、
リヨンはひどかった。
1)アヴィニョン。指定された号車、座席番号へ向かう。先客がいる。
1年も前から予約しているので、おかしいのだが、仕方がない。
娘は切符の通り窓側に座ることができた。私の座席には女性が座っていて、横に荷物が置かれていた。
下車のち切符を確認すると、女性は自分の座席に荷物を置いて、私の座席に座っていたのである。
しかし彼女の荷物は荷物置き場には置けない。なので膝の上に荷物を置いたのである。
決して華奢ではないので、10kgを膝の上においても大丈夫そうだったが、やはりCDGに着くと膝の上には形が付いていた。
僕も2つのキャリーバッグがあったので通路側に座ることで都合が良かった。
2)リヨン
リヨンはやはり中心街に入線した。2016年に乗った在来線列車を目にする。こういうのは楽しい。
リヨンでは半数近くの乗客が降りて車内はかなり空いた。と思ったのもつかの間、同数の乗客が乗り込んできた。
大きな手荷物を天井まで積み上げたスペイン語を話す団体客には辟易した。
ここで大幅に遅れてしまった(AFの登場には影響しなかったが)
300㎞/hや320㎞/hの高速列車に乗りなれていると270㎞/hは遅く感じるものだ。
(東北新幹線の盛岡以南、以北、あるいは山陽新幹線と北陸新幹線の違いを思い出されたい)
車窓を写真に収めるには都合がよいかもしれないが。今回は天気の良い日中だったので、よい写真が撮れた。
3)マルヌ駅
鉄道に詳しくない人が見るとTGVマルヌ駅もTGVCDG駅も風景は変わらないかもしれない。
隣の女性が、ここは空港駅かと尋ねてきた。いいえ。
それでも、相当数の乗客が下車した。
パリ近郊に住む人たちなのだろう。RER-A線の終着駅である。パリのホテルを郊外で利用している人でも、この駅からTGVに乗るという手もある。
4)CDG駅
ほとんどの乗客が下車する。ブリュッセルやリールまで乗り続ける人は少ないようだ。
思えばTGV南東線と北線を相互直通運転するのようなTGVだなと感じた。
さすがは欧州だが、上には上があったのである(次に続く)。
Posted at 2018/08/27 03:56:36 | |
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