2018年08月26日
LGBTは生産性がない。
この言葉が、真剣に考える人たちの間でのみ、とりだたされている。
LGBTは生産性がない。子どもを産むという行為がないからだという。
これに関して、古来カトリックが同性愛を禁じてきたのも、また避妊や堕胎を禁じてきたのも、
子どもを生まない性行為を「非生産的である」とみなしたからなのだ。
ならば、当該議員はキリスト教思想に依拠して・・・、そんな立派な思想があるようにも見えない。
それはさておき、生産性がなくても、本人がよければそれでいいのなら、
「生活保護者」といわず「ニート」といわず「痴呆高齢者」、「障害者」などなど
生産を行わず、他人の財物を消費指定ばかりいる人たちを攻撃する行為とはどうかかわるのだろうか。
「働かざるもの食うべからず」そんな言葉が社会から消える日が来るのだろうか。
努力した人が、(結果の可否に関わらず)、賞賛を得るべきなのだろうか。
努力の有無ではなくて、結果さえ出せたら、賞賛を得るべきなのだろうか。
神は既に知っている。
しかし人間は彷徨っている。
あなたには答えが出せるだろうか。
自分の財物を、生産しない人々にただで与えることができますか?
Posted at 2018/08/26 14:20:17 | |
トラックバック(0) |
学問 | 日記
2018年08月23日
忙しいのもあるけれど
9月、10月の登山の準備 (夜行バスのチケット取りたいなあ・・・)とか
来年のフランス旅行の手配とか(日一日と航空チケットが値上がりしていきます。1年先であっても!)
次の裁縫の準備とか(大太刀を振るうのに躊躇してます。けちだから反物を無駄にしたくない・・・)
(ちょっと凝ったつくりのリュックサック)
何より、次の読書会に向けて、課題図書を読んでいるけれど、虚しくもなる。
昔を思い出す。よく勉強したほうに入るらしい。よくできたほうに入るらしい。
友もなく、妻もなく。そういえば、(振り返ると)親近者とも価値はあわず。
娘くらいなものか。
平均者は気楽に暮らしているのだろうか。にこやかに見えるが。
つまらないのだよ。もう、みんからに書くことさえも。
何をすれば、学びを公の目に曝すことができるのかと。
読書会も、傷を舐めあっているだけ? それくらい教養って悲しい状況。
Posted at 2018/08/23 04:24:57 | |
トラックバック(0) |
出口 | 日記
2018年08月15日
メリメは外交官が先か、文化担当が先か、よく知らないけれど
オランジュの町を訪れて、荒廃した古代劇場の再構築を行った。
これよりほかにも、アルルの町の円形闘技場も同様だが、
時代が下ると、世俗の大衆は古代ローマの遺跡の価値を理解できずに、
住宅地に変えてしまった。
それを見たメリメは、復元を行うのである。
そういえば、日本の古墳も畑にされたり、住宅地にされたり、線路を通されたり。
大名屋敷跡に摩天楼が建っていたり。
日本人の皆様は、大切な文化財が、現代流に改編されて、何も感じませんか?
京都でさえ、文化財をお金の種にして、さまざまの「イベント」をおこなって、
まざに「テーマパーク」状態。
私が数年前に「歴史テーマパーク」と申し上げましたのは、
本物のテーマパークを、またテーマパークに行く人たちを揶揄してのことでしたのに、
(同じテーマパークなら、着ぐるみテーマパークよりも歴史テーマパークのほうが上だと)
すっかり守らなければならないほうが、下に下がってしまいました。
旧来の教養もちにお金がありませんから、
大衆のほうを向くのは、キャピタリズムの道理...なのですが...
人文系教養終わった。
僕の人生終わった。
久しぶりにあげてみました。
次の読書会のために読んでいる「教養主義のリハビリテーション」の著者や対談者って、
哲学科の勝者だから、こうした「教養の底辺」を知らないんだろうか。
まあ、○○ほどいいものはないよな。
Posted at 2018/08/15 23:56:28 | |
トラックバック(0) |
republique francaise | 日記
2018年08月14日

既に完成した頭陀袋。涼やかな(30℃あっても、僕には風があれば涼やかです)夜。
ささっと一晩でできました。テーブルクロスを縫って、紐を通して、頭陀袋。新聞紙4つ折より一回り大きい。
B4サイズというのかな。
ラインでの評価一人、実物での評価一人。それきり。かなし。
Posted at 2018/08/14 20:47:15 | |
トラックバック(0) |
きもの | 日記
2018年08月12日
そう心得ながらも、2015年購入のジュネーブ(赤十字で買った頭陀袋)がもう使えそうにないので、
サントマリードゥラメールで手に入れた一人用テーブルクロスで、頭陀袋2世を作成開始。
本来裁縫は涼しくて過ごし安くなった秋の夜にするものと。
昨年は2014年に仕立てた小千谷縮が傷んだので、修復作業に勤しんだが、
どうも生地全体が薄くなってきて、いつせん断力によって引き裂かれてもおかしくはなかった。
で、案の定、今回のフランス旅の前半で、左前だの腰辺りだの、ビリビリっと。
修復作業で同じ生地で裏をつけてあるから、傷口は目立たないものの・・・
代わりの最新小千谷を持っていってあったから着替えて捨ててしまおうとも考えたが、
補修用裏地の一部に絽の襦袢の残布を使ってあるので、それを救出する必要があり、
日本に持ち帰った(最終HNDで公衆の面前で着替えたが)
そういうわけで、生地の薄い小千谷で重たいリュックを背負うと5シーズンで終わってしまうと判明した。
今年も背負わなければよかったのだが、繕いが見えないようにするには背負う必要があった。
娘も楽できるしね。
Posted at 2018/08/12 00:52:16 | |
トラックバック(0) |
きもの | 日記