
法華温泉から三俣山アタックである。
昼ごはんをつめたアタックザクのみで出発。足取りは軽い。
足は軽いが気は重い。
昨夜のうちはオリオン座が見られた。
朝になると霧に包まれた。
三俣山の西峰に到達するまで霧だった。
本峰を目指そうとしたが道が見えない。
とすると霧が晴れてきた。本峰に着いたころには晴れた。
こうでなくては、天気予報にもの申したい。
南峯に行き戻るかとも考えたが、北峰にも行けるとわかり
(本峰から北峰に行く道は通行禁止と勘違いしたのと、かなりの急斜面と判断したのである。そう、尻込みした。急斜面は登りはよいが下りは遠慮したいのである)
先へ進んだ。反時計回りに回るのは邪道なのか、出会う人の多いこと。北峰へのコースの入り口で様子を確かめたおじさんから「コースは右手」と聞いていなければ、脇道の多いこの登山路、迷っていたかもしれない。
なんだかんだと話ができると、救いの手が自然と差し伸べられるものなのだなあ。
何とか北峰に着いたが山頂は狭い。狭いが、いい時間なので登山者はもう一組の中年夫婦だけなのでコンロを広げるには十分だった。
ただこの先が心配になった。鞍部の先の本峰の斜面はとても急で、登山路が判然としないのだ。あそこらにあるはずなのに。あの大岩を登るのか??
もと来た道を帰るのも遠回り出し、これも下るのが億劫だ。
尋ねてみると、やはり急斜面で、ロープがあるという。
登りのロープならなんとかなろう。
ロープが数本あった。それほどあるとは想像しなかった。これを下るのは辛い。
反時計回りで正解だった。
一面燃えるような紅葉は1週間前だったようだ。
これも3連休ないと九重連山を登れないのだから仕方あるまい。
10月の3連休でバッチをはいたときに、きっと2週間後が最高潮と思いながらも、
剣山があったのだから仕方がない。
これも、車でアプローチできないデメリットだ(もちろん新幹線チケットでも、正規価格なら直前購入もできるのだが、その資力がない)
三俣山の外側はもうすっかり紅葉が済んでいただけに
大鍋に紅葉が残っていてよかったよかった。
最盛期なら真っ赤なみやまきりしまを搔き分けながら登山路を行くのだろう。
できることなら再訪したいものだ。
Posted at 2019/11/12 21:48:39 | |
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montagne | 日記