情熱開放のブログ一覧

ノーマスクで咳き込んだときの反応をまとめれば、面白い人間観察になるのではないかということを。

これを実験するときは、PCRなどをして陰性であることを証明しておかないと、

煩いことになりそうだなとも考えた（へずまりゅうのようにはなりたくない）。



それにしても、咳＝コロナ感染とは　

いかにも短絡的な発想だ。


ここで咳をする人間に優しく声をかけられる人間は、

死後に、極楽か天国に行ける可能性が高いはずだが、

だ～れもそうはしない。


現代人には、もはや過去も未来もないので、そうした考えにすら至らないのだろう。



咳き込む。朝の近鉄の小学生のように立てばいい。これが穏便な行動か。

優しい人は、声をかければいい。

折ざまに逃げるようにして、暴言と暴力で対応するのは、間違いだ。


ノーマスク＝感染　でもなけれは、
咳＝感染でもない。

岸和田を出て人が入れ替わった。

左には相変わらず人がいるが、顔を左に背けている。

右側2席は空席となった。

前には、新たに若者3人が座り、マスクはしているが大声で話している。



これはどうだろうか？

こういう例は、いつも人が少ない最終便を狙っているが、毎回出会うのである。

今回は違うが、集団の酔っ払い。これは、危険だな、と思うが、そのままにしている。


マスクなしで静かにしている個人と、

マスクをしているが、大声で話す集団。

どちらがリスクがあるか。

しかし、まあ酔っ払いの男性集団に文句を言う人はいないだろうな。

後が怖いだろうからな。コロナよりも恐ろしい結果が見えているだろうから。



そういう意味では、僕は「よわっちい」と見られたのであろうとも考える。

しかし、折際というのも、これもまた、相手の弱さであろうとも考えた。

堺を過ぎる。

普通になって読書を続ける。

両隣の人間が降りていったが、左側には新たに女性が座る。

右には誰も座らない。

ので、しばらく放置してそのままなのを確認して、リュックを置いた。



しばらくしてまた咳き込んだ。


仕方ないなあ。


ふと見上げれば斜め前のおじさんもマスクをしていない。

僕も、咳き込まなければ、マスクをしていなくても、90％は隣に座ってくる。

食べていたりすると、座ってこない。


そういうものなんだなあ、と思う。


いろいろ考えてくると、あほらしくなる。

ただ気分転換のために、立ち上がって後ろを向いて窓を開けた。


偶然停車した。

どこだ？

「岸和田か」　故郷の岸和田である。僕は岸和田ハーフだ。

いろいろな思い出を思い感慨に耽っていると、

若い女の声がする。

「迷惑なんですよ」声高な声。

「何が迷惑ですか？窓を開けたこと？」尋ねる。

「咳です。咳をするなら、ティッシュを当ててください」

なるほど、咳き込むことで、不安になるというわけか。


咳にも、いろいろ原因があると思うが、

誰も他人にうつそうなどというのではない。



人間というものは、小さなひとつを取り上げて、やいのやいの言うものなのだなあと、馬鹿らしくなった。


そう考える前に、僕は振り向くと女性はいない。下車するのかいなかった。

ふと見下ろすと、リュックの上に携帯ティッシュが置いてある。

これは優しいことだ。

そう思って口にした言葉が「merci　beaucoup」だった。

しかし、ティッシュは必要ない。持っているといえば持っている。

昼に使ったやかんの水でびしょびしょだが。（昼に自炊しているので。コンロでカップパスタを食べた）

返そうと思うが、どの女性だった？

女性という認識しかないので、特定できない。

いらないものはいらないので、返そうと思ったが特定できない。そのうちドアが開いた。人が出て行く。誰だっけ？

とにかく手から離そう。

これまた「a　vous」といって車外へ投げた。


くっだらねえな、と思った。

何に？


なぜ折際に文句だけ言っていくのか？

これじゃあ、当て逃げ、と同じだ。


そして席に戻って、文句を言いながら考えた。


つづく

あおり運転の実態

マスコミは、数字が取れないと、取り上げない事実がここに。

糾弾されるべきは、マスコミである。

自浄作用がないので、そういうことはしないのだろう。

それに踊らされる世間様とは？

近鉄大阪難波から南海なんばまで疾走した後、

南海の車内で咳き込んだその顛末。



①となりのスマホゲームに興じるおっさん。

堺駅を折際に、「マスクしいや」

面倒なので、無視して読書を続けた。

すると僕の靴を蹴って、「おじさん、マスクしいや」というのだったが、

無視を続けた。

すると、再び先ほどより強く僕の靴を蹴った。

僕は「いかなるときも、暴力はいけません」と言った。




どういう理由があっても、暴力はいけないのは、法律も常識もそうなっているから。



どうも納得できないらしい。

「電車降りいや」という。見れば顔を真っ赤にしている。


そこまで切羽詰っているのか。



僕は平然としたまま「いかなるときも、暴力はいけません」と繰り返す。



コロナ禍の社会で、マスクをしないと犯罪者のようだ。

まして咳き込むと、こうなるのだな。


実体験をした。

しかし、マスクをしないのにも、いろいろ事情があるだろうと思う。

病院である患者が、タオルで口を覆っている。

これはマスクがないのだな、と思う。

当然、病院のマスクを患者に挙げてはいけないが、このままでは患者がかわいそうである。以下省略。



私は常に弱者をおもんぱかる。そういう人間だ。自分だけ安全地帯にいて安心しきっているような平和ボケの人間ではない。（そういう生き方を止めると宣言したばかりだが）



咳き込むにも理由がある。新聞かネットかに、

「喘息患者は、疑われるから、出かけられない」というのがあった。


そうだろうなあ。こんなことじゃあ。


僕は、面白い現実を見ることができてよかったな、と思いつつも、

①責められ、暴力を振るわれる現実に、空恐ろしいこの先の日本社会のあり方を見た。

こうした人物は、きっと戦前なら、進んで「特高」となって治安維持法に従って、無辜の市民をつるし上げたに違いない。そういう人間が増えていることに恐怖する。

②初めて「他人から『おじさん』呼ばわりされたこと」も大いにショックだった。


「本当に、マスクの意味を理解しているのだろうか。

　マスクをしながら出かけて、コロナに罹っている。マスクをしている人間のほうが危険なのではないか」

こう、ぼそっとつぶやいた。



つづく。

コロナ禍とマスクと咳と暴力と暴言

ならの帰り、近鉄大阪難波から南海なんばまでを急ぐ。

生駒ケーブルを降りてきて（ただ登るだけの鉄オタクが僕以外にもいたのが驚きでした）17:06．

17:03の快速急行は出てしまっているので、7:12の急行。
石切と布施に追加で止まるだけやん、と思ったら
布施の二つ手前から徐行するし、布施でも、無駄に停車するし。
難波について17:41とか、どんなけ遅いんや。
後続は、次の快速急行やん。（瓢箪山で追い越した普通じゃあないのよ）

南海なんばで551のぶたまんを娘の土産に買って帰りたいので、17:50の電車に間に合うか？

ってことで、疾走した。

早朝無人の通路で急ぎ足で5分を要している過去がある。

混雑する夕刻。全行程疾走。なんばのホームの時計は17:44　すぐさま17:45を刻む。

551へ。これはいかが？あれはいかが、などといってくるので、
「時間がないから許して」と催促。

これで17:46なり。余裕があった。


空いている座席に座る。
リュックから、残り、最後の食材、焼き芋の半分を取り出す。
食す。お茶を飲む。

その後がいけなかったな。となりの、おっさん、スマホでゲームしとる。
最近、常識的な「あほうな」スマホ人間（電話は、どんどん賢くスマートになっているが、その分、人間はあほになったなあ」と思い、

僕はそうじゃあないと、岩波文庫の『自由論（JSミル）』よりだして読み始める。

電車？　マスクはしとらんよ。

する意味がわからん。

仕事？しないといけないから。業務命令だから従う。

フリーの時間。一人、孤独旅。密にならんから。

電車のなか、まあ密か。それだけやん。


マスクが当たり前のマナーとみなされるのはなぜだろう？

peachに乗るときはマスクする。そうしないと乗れないから。座席に着いたらあごマスク。

マスクしとると息がしづらいから。

仕事場でも鼻出していることが多い。


で、たまに咳き込むと、往きの近鉄でも、咳すると隣の少年は席を立ったなあ。

あれなぜ？



マスクで完全防御できる？　できない。

総理大臣は「スパコンでもマスクの有用性が確かめられている」といったけれど
それは「飛沫を飛ばさない目的」だよね。

感染者の飛沫は危険だよね。
あと接触は避けけること。



接触感染対策ができていないから、カラオケも、会食も、アウトなのに、
認識されてないよね。



ところで、電車に乗るのは、どうなん？

感染してないけれど、感染しているとみなす、って発想なん？

僕は、統計学上、電車に乗っている人が大阪府民とすると、
100人の乗客の中には、1人も患者がいないことになるんだよね。

新規感染者が400人として、800万人弱の大阪府民の何％？

0.005％

感染者は外出していない（はず）だから、その人の数は入れない。

新規感染者がこの電車に乗っている確率は
500人中、一人もいない、って計算。

400/8.000.000*100≒0

電車でクラスター発生する確率、ほぼゼロ。

何が心配なの？

やばいのは、やっぱり3密。



この前提があるから、安心して電車に乗れるのだ。



ところが、これを理解せぬ阿呆は、僕に暴力と罵声を浴びせる。

天下茶屋を過ぎて、咳き込んだ。

ひどく。蒸せた。

そりゃ、自転車競技で鍛えた肺活量、しかし大阪の空気は悪い。
今も、トンネルでもオープンで走る馬鹿。

ある程度COPDだよ、慢性呼吸器疾患の手前か。
死因は、肺炎と覚悟しているよ。

だから、あれだけ走れば、息は「ゼーゼー」ただそれだけのこと

ま、他人にはわからないだろうな。

突然、咳き込んでいるわけだから、どうみても上気道感染は疑わないな。

しかし、堺駅に着くと、そのおっさんが、いうんだな、


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