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2018年05月24日 イイね!

アテンザの2019年モデルについて

アテンザの2019年モデルについて

5月24日にマツダから、アテンザの年次改良についての発表があった。
これまでリークされてきた内装、外装を含めサプライズはないが、改めてアテンザの改良について考えてみた。

GJアテンザは2012年に発表され、CX-5に続いてSKYACTIVE-Dを搭載する2番目の車種としてデビューした。SUV型のクルマに抵抗があるユーザにとって、流麗なセダンボディの新型アテンザは魅力的であった。 アテンザの中身は実質CX-5だったのだが、ユーザは魂動デザインをモデルカーそのもののようにまとったアテンザのデザインをまず気に入ったのだろうと思う。 私もその一人であったから、クリーンディーゼルよりもボディデザインで選んだと言ってよかった。



旧アテンザ(2016年モデル)

GJアテンザはデザインだけでなく、フロントヘビーなフロントを持ちながらも、中高速コーナーを得意としたハンドリングを持っていたし、クリーンディーゼルターボは、低速から出力を発揮する特性で、街中の走行が楽しいし、高速道路でもまた、卓越した直進性を持っていた。 2012年当時としては先進的な対衝突機構を持ち、MRCC(レーダークルーズ)による追尾型オートクルーズは、高速道路の移動を楽にしていた。


フロントヘビーな物理特性から、登りのタイトなコーナーを苦手にするなど、いくつかの欠点はあれども、日本の道路事情によくあったクルマであっただけでなく、よくしつけられた電気式のパワーステアリング、何度もデータを更新して熟成していった、SKYACTIVE-Driveの賢い動作がこのクルマの魅力であったと言える。日本でのセダン不人気のため、トヨタのクラウンまで売れなくなるような状態の中で、台数は多くでることはなかったが、大型のFFセダン(後に4WDモデルも追加)が十分に健闘したのは、ボディデザインとハンドリング、クリーンディーゼルの組み合わせによるものだと言えるだろう。



旧アテンザ(2016年モデル)


さて、新型のアテンザは、どうだろうか。 市場は2012年の時以上にセダンの人気がない。現在のアテンザの本命は、優れた電子式常時4WDシステムを搭載する、アテンザの4WDモデルだと言えるだろう。 しかし、4WDシステムは優秀であっても、スバルの4WDセダンたるレガシーB4は、よりフロントが軽く低重心であり、価格も100万円近く安い。 残念ながら、CX-5に比べて、アテンザでは、積極的に4WDを選ぶユーザは多くない。 



新アテンザ


新アテンザには、CX-5に搭載された技術がほぼ同様に搭載される。CX-5のセダン&ワゴンモデルという位置づけであるように、生産面でも売れ筋のCX-5に近くすることで、価格の上昇を抑えている。 デザインは、「マツダ化」した新カムリに比べて、いまだに魅力的であり、深い彫を持つボディ形状は、面の色の変化を生かすクリスタルレッドが似合う。魂動デザインにとっての大きな進化は、プレミアムレッドからクリスタルレッドへの移行であろう。 多くの人は気が付いていないが、デザインに大きな変化がないのに、プレミアムレッドのアテンザは、あきらかに「旧式」に見えるのである。 グリルのメッシュ化と、フロントのアイラインの位置の変更は、ボディデザインのテーマを変えずに、新鮮度とデザインの洗練度を上げていると思う。



アテンザ比較


室内は、大きな変更はないが、素材面、遮音面での更新が図られて、より一層静かで快適な移動を実現していることを期待したい。ダンパーの取り付け位置は、2014年に行った思い切った設計改定で、設計上の誤りを修正して不要な突き上げを削減し、ショーワのダンパーを適切に動かすように、ボディ補強を行ったことで、前後共に快適な走りを実現できるようになった。 相変わらず、細かいコーナーは苦手だけれど、大人4人と荷物を載せて、1000km以上の移動も可能なのが、新型アテンザである。 SKYACTIVE-Dは熟成してより静かに滑らかになり、パワーの出方も適切になった。 2.5はピストンなどの基本部品の見直しで抵抗がへって、出力が伸びたことよりも、シュンと上まで抵抗なく回るようになり、気筒停止機能により、実燃費が向上している。(実燃費で、14km/Lレベルを期待できそうだ) 



新アテンザ内装


市場では人気がないクルマであるが、マツダは持てる最新の技術をアテンザにも注ぎこんできた。 仮にCX-5で失敗していたら、改善版をアテンザで出すつもりなのであろう。こうして、マツダのクルマは、それぞれが更新→市場テスト→更新と順を追って進めていくことで、車両全体のレベルアップを図ろうとしている。 しばしば比較されるマツダとスバルは企業の大きさが同等くらいで、ともにハイブリッドもEVに関するアナウンスもしないといった共通点があるが、両社のクルマの開発に対するポリシーは異なる。 次は、スバルがどのような手を打ってくるのか楽しみにしたい。

Posted at 2018/05/24 21:42:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車技術 | クルマ
2018年05月16日 イイね!

千葉の新鮮な地魚と横須賀の地産地消のイタリアン

千葉の新鮮な地魚と横須賀の地産地消のイタリアン
「新鮮な魚が食べたいですね。」

魚と言われても、鯵から鮪まで様々なものがいるわけだが、この人が右脳でしか考えてない状態で、何が食べたいと言っても、答えは出てこないだろうと思った。それに、新鮮な魚というところまで指定したのだから、後は考えてほしいと思っているだろう。
そこで、館山に新鮮な地魚を食べに行く提案をしたところ、「関アジ」を思い出したのか、即答でOKであった。

日程の関係から、今回は遠くにはいけないため、千葉の館山にある、地魚で有名な寿司屋「富鮨」と、横須賀のイタリアンレストラン、「アクアマーレ」に行くことにした。 どちらのお店も予約は必須である。



当日は、写真の通りいい天気であるが、週末だから、朝からアクアラインに向かう道路は渋滞していて、海ほたるまでは、のろのろ運転が続く。 1.5に比べて2.0は同じギア比で、排気量が大きい分、低速トルクが厚いので渋滞時の走行が幌車より楽である。海ほたるあたりから、道路が空いて快適なドライブとなる。 



 館山フラワーパーク


房総半島を横断して、鴨川へ抜ける道を選ぶ。走りやすいワインディングロードと、苺が目当てである。多くのクルマは、マザー牧場や鴨川シーワールドに向かうため、館山自動車道を南下するルートを選ぶだろうから、逆行するルートを選んだわけだ。 今日は快晴でまさにオープン日よりであるが、同行者が「太陽を浴びると灰になって死ぬ体質」らしいので、太陽が出ている間はオープンにできないという、何のためにロードスターに乗っているのかわからない状態で走ることになる。 その点、RFは屋根を閉じていれば室内の狭いクーペになるだけなので、まだましなのかもしれない。

この時期は、苺狩りが盛んで、あちこちのでイチゴ狩りができるが、これもまた予約しておかないと、週末などは「今日は無理です」と断られることになるので、注意した方が良い。 「きみつのいちご」ということで、メジャーどころの「渡邉いちご園」に伺う。30分ほど食べることができて、お土産を買って帰ることもできる。「紅ほっぺ、やよい姫、おいCベリー、かおり野」と種類があるが、何を食べたのかメモをするのを忘れていた。



 渡邉いちご園のいちご


世間一般の女性の認識として、オープンカーと背の低いスポーツカーは好まれない。それがフェラーリであっても、ロードスターRFであっても同じである。(ちなみに、フェラーリF355より、RFの方が大分ましだとのこと。 F355は古いクルマだから仕方ないか)乗り降りはしづらいは、荷物は置けないわ。 さらに、美容に多額の費用をかけてる身からすれば、「わざわざ太陽の光を浴びるなんて自殺行為でしかない」というわけだ。 世間でロードスターを買うために、説得せねばならない相手がうんと言わない理由は、金銭的なことだけでなく、「自分の好みの反対」のクルマをなぜ買おうとするのかわからないということも多いのだと思う。


 
 かつて、F355は絶不評だった。。


気を取り直して、県道92号線を進む。 何かと不評のBOSEオーディオも、音楽ソースがスマホならば、大きなことは言えない。 流石にBlueToothでつないだ音は聞くに堪えないが、USBケーブルでデジタルソースをBOSEのアンプに流せば、それなりに聞けるレベルだと思う。 スマホ接続のいいところは、クルマのオーディオの音楽ソースを誰もが持ち込めることにあると思う。 過去の「カーオーディオ」の時代は、ドライバーの独りよがりな選曲で選ばれた音楽をずっと聞いてなければならなかった。 それは、聞かされる方も苦痛だっただろうが、準備する側もそれなりに苦痛だったのだから、それからの解放はありがたい。 また、相手の音楽の趣味が分かって、それはそれでいいものだと思う。たとえその中身がアニソンとボカロつながりの米津玄師ばかりだったとしても。



 iPhoneとマツコネはUSB接続でつなぐべき


道の駅などにもよりつつ、鴨川を経由して館山へと向かう。千葉県も関東地方の農産物の生産を支えていることがよくわかる。 この辺は、空からは見慣れた場所で、空中からはゴルフ場ばかりが目立つけれど、地上では様々な農産物が作られている。 道の駅で地場の野菜や落花生を買うのは楽しい。
 「富鮨」は住宅地から離れた海の近くにたっており、思ったより奥まったところにある。駐車場も前後で止めれば6台くらいは駐車可能だが、周りの道路は狭いので行き違いには注意した方が良い。 この店の主人は非常に話好きなので、旅程に時間がない人はつかまらないように注意した方がいい。鮨は大振りの地魚の身が乗っていて、安いとは言えないけれど、美味しいと思う。脂ののった白身がうまい。



 地魚の鮨(3240円)


千葉の郷土料理のさんが焼きと、伊勢海老のみそ汁を頂く。伊勢海老のみそ汁は小ぶりの伊勢海老が丸ごと入っていて、汁にたっぷりエビの味が出ているだけでなく、具も楽しめるので、是非注文した方が良い



 郷土料理のさんが焼き
この料理は初めて食べたが、なかなかにおいしい。


もう一人は、新鮮な鯵のなめろうを注文


 鯵のなめろう


伊勢海老の味噌汁を注文すると、お寿司のみそ汁が無くなる模様


 伊勢海老のみそ汁


お店は、岸壁に立っているので、部屋から眺めの良い太平洋が見える。鮨屋として評価することはできないけれど、珍しい千葉の新鮮な地魚を食べるという経験をする上では、適切なお店だと思う。


 太平洋


おなか一杯になったところで、海岸通りを回って、フェリー乗り場である金谷に向かう。わずか40分のフェリーだが、クルマもトラックもたっぷり運べる大きさなので、ある程度余裕をもって到着すれば積み残されることはない。 ロードスターは4M以下なので、航送料金も割安である。 約40分の船旅で久里浜に到着する。


途中を省きつつ、横須賀美術館の隣にある、アクアマーレに向かう頃には、太陽も傾き地表に沈みつつあるので、オープンで走行することにする。ヒータオン、シートヒータオンの状態ならば、寒がりの女性でも大丈夫ではあるが、そうまでしてオープンで走りたいという心境はきっとわかってもらえないと思う。多分。

アクアマーレは、それなりに有名なイタリアレストランで、週末は予約しないとまず入れない。今回は、メニューにないお料理も出してもらえるとのことで、まずは、マンボウの腸のソテー(ソテーはフランス語だけど、イタリア語がわからない)を頂くことになった。マンボウの腸を初めて食べたが、癖はなく、こりこりとした触感の味わいで、シンプルな味付けとよくあっていた。



 マンボウの腸のソテー

天使の海老のパスタは、フレッシュな海老の触感と味わいが日本的ながらも、細めのパスタとトマトソースと組み合わされていて繊細ながらもバランスが良い。




 天使の海老のパスタ


メインの恵水ポークロース肉は、ボリューム満点で食べごたえがあるし、味付けは岩塩ベースだから豚肉を味わう料理だと言える。火の通し加減が丁度よく、このポークが持つ味わいがよく引き出されていた。



 メインの肉料理 「恵水ポークロース肉」


チョコレートのドルチェとシーズンの苺のドルチェを注文した。今日新鮮な苺をたくさん食べたせいか、少し物足らない感じであった。なぜか、写真はいまいちだと書いた生苺のドルチェの方。



 生苺のドルチェ


それぞれ、好きなものをアラカルトで注文していて、コースを頼んだわけではないのだけれど、一定のコースの形にしてくれた。 このお店は、地場の素材を生かした、地産地消のイタリアンで、私達の好きなタイプのお店だ。マンボウの腸のソテー以外は、わかりやすい素材で作られたメニューが並んでいるが、選ぶ時にわくわくするので、是非アラカルトで注文することをお勧めする。

デザートだけは今一歩かなと思ったけれど、その他の料理はおいしい。スタッフのサービスはちゃんとしているので、満足が行く食事ができると思う。 お値段はかなりリーズナブルで、ワインが飲めないという状況ではあったけれど、ディナーでも一人1万円以下で済む。お客様の多くは地元の方であったように思えたが、東京からも遠くないので、横須賀に行ったときには、食べに行ってみることをお勧めする。


なお、食べ物の写真の中に時々出てくる「Foodie」の文字は、同名のiPhoneのアプリで取った時に記録されるものである。このアプリで取ると食べ物が美味しそうに見えるので使っている。



ロードスターRF(改装前)

ロードスターで回る小旅行としては、丁度よいコースであったと思う。あまりオープンにすることはなかったが、小型のクーペとして使っても、2名乗車でもそれほど狭くて困るということはなかった。 RSは乗り心地が固くて困るというシーンもないし、レカロのロゴが付いているシートも、腰が痛くなることもなく快適に過ごせた。屋根を閉じていると遮音性も高いので、もっと遠くまで旅行しても疲れないと思う。

Posted at 2018/05/16 20:35:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅と料理 | 旅行/地域
2018年05月14日 イイね!

大人4人で、コンパクトカーでツーリングは可能なのか?

大人4人で、コンパクトカーでツーリングは可能なのか?
大人4人で一泊二日の旅行に行くことになった。
もともと、2人でいくつもりであったから、どのクルマでもいいかと思っていたのだが、結果的に4人で旅行に行くことになった。家族の誰もが4人で旅行するなどということは考えてもいなかったから、うちには都合4台のクルマがあれども、いずれも大人4人が乗って旅行に行くのに向いたクルマではない。

■デミオで行くしかない
 私は、長距離旅行は鉄道や飛行機で行く主義なのだが、そもそも今回の発着地は広島である。2人しか乗れないロードスターを持ち込んでも意味がないし、別のもう一台は、ドアこそ4枚ついてるものの、脚まで固めたオタク向けの青いスポーツカーで、こんなので旅行したらリアシートの住人が死んでしまう。レンタカーという手もあるが、一泊二日の旅行のために、わざわざレンタカーを借りるのはどうかとも思う。

 こんな時にアテンザがあれば、何の悩みもないのだが、「ファミリーカーはもういらないか」と手放したわけで、無いものねだりをしてもしょうがない。更なる一台は10分以上は乗る気にならないトヨタのコンパクトカーなので、もうデミオでいくしかないという結論に至った。 XDなら余裕のトルクで大人4人が乗っても動力性能に不足はないだろうが、デミオは量産型の13Sで、エンジンはSKYACTIVE-Gのガソリン1.3である。このデミオは車両紹介にもあるように、短距離移動には一切使われない、旅行スペシャルではあるのだが、通常、乗員は1名~2名で、リアシートはお犬様専用である。



 デミオ13S(デミオのオーナーは、免許取得後1年以内)

 私は飛行機で広島に移動して、今回は島根県の津和野と、山口県の萩、青海島、角島を目指すことにした。 宿泊は歴史の町の萩で、GW中のとんでもない値段の有名旅館ではなく、築100年と言われる、歴史のあるアフォーダブルな宿をとることにした。


■島根県から山口県へ
 広島から津和野にかけては、いつくかの山を越えながら国道187号線を進む。道はそれほど狭くなく、ドライブには適した道路だが、コーナーが厳しいため、平均車速はやや低くなると思う。わずか72馬力のSKYACTIVE-Gだが、決して軽量ではない4人と荷物を載せても、制限速度程度で山道を登るには何の力不足も感じない。下りでエンブレが効くように、トランスミッションの設定をSPORTにしているが、コンパクトカーには贅沢なSKYACTIVE-Driveは、適切なギアチェンジを行ってくれる。エンジンブレーキが必要なところで不要なシフトアップをすることもない。この区間の燃費はさすがに16km/L程度と下がったが、下りセクションに入ればまた燃費も回復していくだろう。

 旅行記ではないから、各所を詳しく紹介はしないが、津和野は以前訪れた時よりも、魅力が減っているように感じた。森鴎外の博物館と、新しい道の駅の温泉は良いと思うし、D51型蒸気機関車が引くやまぐち号も風情があると思うのだが、「グルメ不足」は残念である。名物のうずめ飯も今一歩だし、津和野そばも、もっとおいしい物が世の中にたくさんある。その中で何か一つ選ぶとしたら、蕗飯だろうか。(素朴でおいしいが、写真からもわかるように、人に勧めるほどの名物でもない)


 
 津和野の蕗飯

 やまぐち号の蒸気機関車はもともとC57型であったが、1両では整備が難しいのでC56型も加わった。残念ながらフレームがもう寿命らしくC56型は今年で引退だそうである。代わりとなるD51型は旅客・貨物の両用の主力機関車で、今回はD51型がけん引していた。蒸気機関車の運転は、基本設計が19世紀だから、それはもう気が遠くなるくらいに難しい。21世紀の現在でも、D51の運転方法は変わっていないそうだから、石炭の質がいかによくなっても、津和野まで登ってくるのは至難の業だろうなと思う。



 津和野駅に停車中のD51


 津和野から萩にかけては、ご機嫌な高速ワインディングロードが続く。中国山地は、山の高さがあまり高くないので、それほど急坂にならず、山越えがつらくない。分水嶺を超えるとデミオは淡々とワインディングを進み、萩へと向かう道を進む。 途中で、日本三大猫寺と言われる、「雲林寺」に立ち寄る。 私は特に猫好きではないので感心することはないけれど、猫好きな訪問客がひっきりなしに訪れていた。 拝観料は無料であるし、本堂の中にある様々な猫関連の置物の見学も無料である。 お茶もいただけるので、何もお金を使わないのは申し訳なく感じる。 同行者の一人が猫好きで、様々な猫グッズを買っていたからそれでよしとしよう。なお、リアル猫も4匹ほど飼われているようである。



 猫寺(雲林寺)


 萩は歴史の町であり、高杉晋作をはじめてして、明治維新に活躍した志士の町でもある。当時をしのばせる街並みや、史跡があるほか、萩反射炉のような、金属加工の遺跡など、明治維新以外の遺跡もあるので、じっくり時間を取るといいだろう。 萩にある大きなホテルに「萩本陣」というホテルがあり、ここの温泉は数も多く快適なので、日帰り入浴でも良いので近くに来たら立ち寄ることをお勧めする。 GW期間とお盆期間は料金が非常に高いので、それ以外の時期に来るといいと思う。 さて、山口県の萩と言えば、烏賊(須佐男命(みこと)いか)を食べねばなるまい。烏賊は夏が盛りのシーズンだけれど、西日本のこのあたりでは、そろそろシーズン開始の時期だ。 烏賊から受けるイメージほど、値段は安くないが(一人あたりの予算は5000円くらい)、思い切って食べてみても後悔はしないと思う。生で食べられない箇所はてんぷらにして出してくれる。 最盛期は7月とのことなので、また食べに行こうと思う。



 「須佐男命いか」の生き造り


 100年の歴史?のある宿は、それはもう、端から端まで昭和で統一というか変化がなくて、部屋にあるテレビは、液晶ではなくブラウン管+地デジチューナである。細かくは書かないが、どこにも21世紀感がない。クレジットカードやWIFIなぞ、何それおいしいの状態だ。 この宿は夕食の提供はなく、朝食(何のひねりもない旅館の朝食だがおいしい)のみであるし、温泉は3人くらいでいっぱいだけれど、この旅館が、「ボロい」にも関わらず、多くの人に高く評価されるのは、非常にリーズナブルな値段だけではなく、この昭和感もあるのだと思う。私ももう一度泊まっても良いと思った。



 萩の旅館(芳和荘)


 翌日は国道191号線を青海島方面へと進む。 青海島は、長らく新たな道の駅「センザキッチン」の建設が進んでいたが、この4月20日についに完成した。仙崎駅からも近く、朝から多くの観光客が訪れていて、朝10時にはもうメインの駐車場は満車(道の駅なのに!)で、隣の漁業用のスペースにクルマを停めることになった。 遊覧船の他、様々な海の幸を食べることができるし、地元の野菜や魚介類も買うことができるので、これからも人気を集めるように思う。



 道の駅センザキッチン


 帰路によった、千畳敷展望台では、二種類の青を楽しむことになった。一つは、日本海の青い海だが、広い駐車場には、青がスポーツカーのイメージになっているメーカーのクルマのオフ会が開かれていた。多分、WRXが主体のオフ会だと思われるが、BRZやレボーグなどの姿もある。写真にあるように、青色のクルマが多いのは自然の流れなのかもしれない。 


 スバルオフ会



 美しい日本海


■ボディのメンテナンス
写真中のデミオは途中で泥をかぶったこともあり、あまり綺麗な状態ではないが、このクルマは、ワコーズの「バリアスコート」でメンテナンスされているので、帰宅後の洗車で簡単に汚れが落ちたことも、合わせて紹介しておく。 バリアスコートは、洗浄能力もあるので、水洗いの後、少々の汚れであれば、コーティングと共に汚れ落としもできる。 ボディの美しさに拘る人にお勧めするものではないが、このデミオのオーナーのように、超ものぐさな人にとって、3か月に一度くらいのメンテナンスで一定の艶を維持できるので、お勧めのお手軽コーティング剤である。 なお、バリアスコートは、撥水力の維持性はあまり高くない。(1か月もつか持たないかのレベル) 撥水力も重視する人は、他の製品をお勧めする。


■ツーリング全体を通してみて
 全体を通して、走行距離374km、燃料消費が19.5Lだったので、平均燃費は19.2km/Lと、大人4人乗車の燃費としては良いものであった。都会に比べると、交通量と信号が少ない山口県を中心に走ったとはいえ、全行程の2/3は一般道だし、山陽→山陰→山陽と往復の山越えをしているのだから、SKYACTIVE-Gの実燃費の良さがわかるだろう。ちなみに、1名乗車で70km/hくらいでたんたんと走ると、25km/L以上も走るから、カタログ燃費以上の燃費を出すこともできる。 ガソリンのデミオで長距離走行をしてみた結果、狭さが懸念されたリアシートも、それほど苦痛ではないことがわかったし、前席は相変わらず快適だった。 走行中の騒音もコンパクトカーとしては小さく、直進性もホイールベースの長さからくる安定性が効いていて、文句はなかった。 その上で素直なハンドリングで、ワインディングも楽しませてくれる。



 デミオ13S


 多人数で旅行するならば、アルファードのようなミニバンをレンタルした方がきっと快適だろうけれど、4人までならば、コンパクトカーでも十分に旅行に行くことができる。クルマがコンパクトなだけに、田舎にありがちな、細い道に迷い込んでも簡単に転回できるし、宿の駐車場が狭くても簡単に駐車できるし、サイズ的にも初心者でも、ベテランでも誰でも運転できるだけに、ドライバーを選ばない。何より、運転することが楽しいクルマだから、ドライバーチェンジに揉めない(逆に、「いや、変わらなくていいよ」と言われる)ことも自動車旅行に向いている要素だと言えるだろう。 長距離はディーゼルじゃないとダメだということはなく、ガソリンでも十分走ることが実証されたと思う。


Posted at 2018/05/14 11:25:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2018年05月08日 イイね!

ロードスターRF マイナーチェンジ情報

ロードスターRF マイナーチェンジ情報いよいよ、NDロードスターのマイナーチェンジの内容が明らかになってきた。

幌車は、ピストンの変更、シリンダー内部抵抗の低減により、1馬力出力が増えて132馬力になる他、安全装備アドバンストSCBSが搭載されて、対車両:約4~80km/h走行時、対歩行者:約10~80km/h走行時)、ブレーキを自動制御して衝突回避をサポートする自動ブレーキの装備が大きな変更点になる。(AT誤発進抑制制御、スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]、AT誤発進抑制制御[後退時]も装備)

より大きな変更は、RFに対して行われる。
RS、VS、Sのグレード構成は変わらないものの、全車両共通で、以下の装備が追加されることになった。

1.幌車と同じ自動ブレーキ(非レーダー方式、カメラ式)
2.エンジンの大幅な改良
3.クルーズコントロールの追加(定速維持機能MRCCではない。)
4.VSの内装色が3色(ベージュ、黒、オーバーン)から選択可能
5.VSに、ブレンボブレーキ、BBSホイールがオプションで選択可能
6.RSのホイールの色が黒色に変更

が大きな変更点となる。
価格は、RSが49,800円の値上げ、VSが70,000円の値上げとなるが、内容に較べて極めて小さい値上げだと言えるだろう。


■自動ブレーキの搭載
アテンザなどで採用されている、レーダーによる衝突防止機構ではなく、デミオなどに搭載されている、アドバンストSCBSを中心にした自動ブレーキ制御が搭載される。これにより、対車両では、約4~80km/hで自動ブレーキが有効となり、対歩行者では約10~80km/h走行時で有効になる。アイサイトとは異なり、極低速では自動ブレーキは有効にならない。


SCBS動作図

■エンジンの大幅改良
今回のマイナーチェンジの肝になる改良である。 ピストン、ピストンリングの摩擦抵抗の低減、クランクシャフトのフルカウンター化、コンロッド変更により、最高機関回転数が7500回転に向上する。 最高出力は184馬力(135KW)/7000回転、最大トルクは20.9Kgm(20.5Nm)/4000回転へと向上し、低回転から高回転まで持続的に高トルクを発生し、高回転まで伸びのある出力特性をもつことになる。 今回注目すべき点は、最大トルクの発生回転数が4600回転→4000回転へと低回転域に移動している点である。 高出力はハイリフトカムによって成し遂げられているが、ハイカム搭載による低回転域~中回転域のトルクの減少に対して、以下の対策をとっている。

・ハイリフトカムシャフトの搭載
・吸気ポートの流量23%向上
・排気ポートの流量30%向上
・エキゾーストマニホールドの短縮化
・エキゾーストマニホールド内部・接続部の平滑化
・吸気ボアの拡大と内面抵抗の低減
・フライホイールイナーシャ低減
・燃料ポンプの交換
・燃料噴射PORTの改良
・ECU変更
・排気管変更
・サイレンサー形状変更
・フライホイールイナーシャ低減(軽量フライホイール)

上記の対策により、ハイカムで高回転域の出力を確保し、エキマニを短縮化して低回転域でのトルクの増大を対策し、ハイカム搭載によるトルクの落ち込みを、給排気の抵抗を低減することで排除している。 これにより、在来エンジンに対して、低回転~高回転においてトルク特性で劣らず、伸びやかでリニアな出力特性を実現している。

■クルーズコントロールの追加
RF全車種に固定速度型、クルーズコントロール機能が追加される。 MRCCと異なり、前車についていく機能はない。 北米仕様に在来から用意されていた、クルコンと同じ仕様である。 速度設定は180km/hまで。


■VSの内装色が3色から選択可能
RFで最も人気のあるVSに手をいれている。これまで、北米や欧州に提供していた、タン(ベージュ)内装、黒色内装を新たに選択可能とした。在来のオーバーン色も選択可能で、ラインナップされる外装色に変更がない代わりに、VSでは内装色、外装色を選択する楽しみが増えた。RSとSは在来通り黒色内装だけとなる。 RFはAT車の比率が高いが、悪名高いATのファイナルはこれまでと変更なく、幌車の15%もハイギアードのままで、高回転を楽しめる設定ではない。MT車は在来と同じ変速比、ファイナルなので、1.5と同様に高回転の伸びを楽しむことができる。


ベージュ内装


■VSに、ブレンボブレーキ、BBSホイールがオプションで選択可能
そのままだが、これまでRSにのみ用意されていた、ブレンボブレーキ+BBSホイールのオプションが選択可能になった。 BBSのホイールの色、デザイン、サイズに変更はない。BBSのホイールは在来どおり、RF全車種で選択可能である。


ブレンボブレーキ+BBSオプション

■RSのホイールの色が黒色に変更
S,VSの純正ホイールの色は、在来と同じガンメタだが、RSの純正ホイールのデザインはそのままに、ホイールの色が黒色に変更となる。



今回、技術的な肝は、エンジンの特性にある。高回転エンジンにするためにハイカムを使い、最高出力の発生回転数を7000回転にしたにもかかわらず、最大トルクの発生回転数が600回転下がって4000回転になっている。 このエンジンに一体どのような改良が行われたのか、以下に示す。

ハイカム+吸気抵抗の削減は定番の構成だが、エキマニを短縮して、低回転重視の掃気構成にすることは予想外であった。エキマニを低中速重視にしつつ、高回転でのバルブの開度を広げて高回転でも十分な空気の流入をはかり、最高出力を発生する7000回転までトルクの谷を作らず吹ける特性に仕上げられているというのが、マツダの販売店に対する説明である。 その他の対策はハイカム搭載車に対するセオリーで固められていると思うが、7月に実際に乗ってみることが楽しみになるエンジン特性である。

このように、RFはエンジンの強化を中心に、VSの内装バリエーションの強化により、より多くのユーザを増やそうとしている。 6月に発表となり、7月には試乗車が各ディーラーに配備される予定となっている。 今までRFの購入を迷っていた層について、自動ブレーキの装備、内装のバリエーション強化、エンジンの強化は、購入に向けて大きく背中を押してくれる存在になると思う。
Posted at 2018/05/08 00:41:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車技術 | クルマ
2018年04月29日 イイね!

春のロードスターイベント(タイヤセレクト東大宮店)

春のロードスターイベント(タイヤセレクト東大宮店)毎年、GWに行われている、タイヤセレクト東大宮店で、実施しているロードスターイベントに参加した。 タイトル写真は、ユーザー側の車列(デモカーではない)で、手前のRFが自車。2日とも好天に恵まれ、多くのロードスターパーツを実装したデモカーや、パーツ類を割引で販売している。納期がかかる商品も、メーカーが在庫を持っているものについては、即時買って取り付けることができるし、商品がないものも、割引価格で予約購入することができる。


デモカーの並び



今日は、朝から快晴で、イベントの始まる時間にお店を訪れると、丁度今日のイベントが始まったようで、店内敷地の入り口から向かって右側に各社のデモカーが並び、左側にユーザーのクルマが駐車してあるのだが、もはや、どちらがデモカーかわからないほど手が入っった素敵なクルマも多い。私は午前中しかいなかったが、お店の前の駐車場に駐車していた数は、NDの数が多く、NB、NAが数台で、RFも私を含めて3台はいた。 来店しているユーザも、NDに乗っている人が多かったように思う。 近隣では、天気が良くオープンにしているロードスターが多く、すれ違うロードスター同士で、挨拶を交わす姿もよく見られた。


デモカーの並び


お店につくと、ダンロップガールのお姉さんから、冷たい飲み物と割引チケット(タイヤ屋さんなので、当然ながらタイヤの割引チケット)がもらえる。 もちろん、希望すれば一緒に写真も撮ってくれる。メインは、パーツメーカーがデモカーを並べて、それぞれの特徴を比較したり、担当者に話をしたりと、自分で楽しみに行くイベントになっている。 しかし、むしろそれよりも、拘りのチューニングをされている方のクルマにいろんな質問をしている人の方が多かったような気もする。常連さんばかりが固まっていて、初めて一人で行くと入りづらいか、というと、そこはイベントの多いロードスターのユーザーばかりだから、全くそういう心配はない。 何人かの常連さんだと思う方もいたけれど、皆さん積極的にお店に来られた方といろんな方と話をされていて、私もパーツの設定や、取り付けについて様々なお話を聞かせて頂いた。


個人車両を紹介するわけには行かないけれど、具体的にこの会社のこのパーツを使っているとか、こう言う仕組みでつけている、といった話は、クルマ好きならば、終わることがない話題で、今後いくつかのパーツを付けることを考えたり、実際に購入したりした。 吸気は、つい先日交換したばかりなので、今回購入はしなかったが、Knight Sportsの吸気システムが魅力的だと思った。 最初にKnight Sportsのデモカーの写真を載せる。


Knight Sports

NDのデモカーには、写真の通りの同社のエアロ、エキマニ(ステンレスで約22万円)、エアクリーナ付き吸気キット(約10万円RF用もある)、チタンマフラー、軽量フライホイールが搭載され、ECUも更新されていて、高レスポンスといい音を出していた。この仕様で概ね160馬力程度との話だった。 担当者の話では、RFも同様のキットを組めば、低速、中速の劣化なく、180馬力プラス程度までは引き上げられるようだ。


BRITZは、足回りの他、ターボを組み込んだデモカーを用意してきた。DAMDも同様にターボキットを用意しているが、ターボキット代は約50万円ほどとなる。


BRITZ


BRITZ ターボエンジン


DAMD

HKSは、HYPERMAX GT4などの足回り中心の展示だったが、二日間とも、ほとんどテントの中でスタッフ同士で話しているだけで、営業をするつもりはないようだった。


HKS

AUTOEXEはRFを持ち込み、ブレーキ強化、ボディ強化パーツ、ラムエアインテーク、スポーツサスペンションなどを組み込んだデモカーを持ち込み、それぞれのパーツについて説明してくれたりと、積極的にアプローチされていた。


AUTOEXE

広島から、青色に塗り替えたNDを持ち込んでいる、LEG MOTER SPORTのパーツでは、オイルキャッチャーウォッシャータンクを搭載している方を何人かお見かけした。


LEG MOTER SPORT

カーボンパーツを中心に、エアロボンネットや、メーターフードを展開しているGarage Veryのパーツも、装着率の高いブランドだと思う。


Garage Very

番外編で86の足回りを汲んだデモカーが一台来ていた。

このように、多数のデモカーや、ユーザーのチューニングカーを並べて、展示即売ができるイベントは非常に楽しい。他の地域でもやるようだし、7月にもイベントを考えられているそうなので、チャンスがあれば、是非行ってみると楽しいと思う。
Posted at 2018/04/29 21:34:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ

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何シテル?   05/24 21:42
zato787です。よろしくお願いします。 NDロードスター RFに乗ってます。 1年の半分は海外にいるので、なかなか自分のクルマに乗れないのが悩みです。
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