晴レ人のブログ一覧

昨日訪問者と軽トラの荷台にある原付きカーを囲んであーだこーだと話していると駐車場を行ったり来たりしている自転車が目に入りました。
ニット帽にサングラス！ちょっと怪しさが漂っています。
15分くらい経ってもまだ行ったり来たりしています。
気が付かれないように観察すると、どうやら女性のようです。
こちらの軽トラの荷台が気になるそぶりですが、怪しい気配なので関わりたくないので気が付かないふりでいました。
その後も行ったり来たりですが気にならなくなった頃、突然背後から「それなんですか」の声が！
あまりに気が付かないのでついに痺れを切らしてやって来ました。
「電気のミニカーだよ」とさっさと答えると次々と質問が飛んで来ました。
サングラスをとった顔はやはり女性でしたが年齢不詳です。
ただ喋り方や声は若そうですが…
そのうち自分の話しをし始めました。
まずい状況です、刺激しないように返答していると、自転車に乗っていて事故にあって療養中ということ。
原付きカーなら自転車より安全かなと尋ねられたので、
「これはクルマの免許が必要だよ」と答えると、
「私ゴールドだよ」と、
「それってペーパーでしょ」と返すと、
「そうもう20年以上」
えっ！
イッタイイクツ？
それは非常に怪しく危険な見学者でした。

今日も寒い晴天です。
積み上げられたクルマ雑誌の片付けでもしようかと思っていると携帯に着信がありました。
先日お世話になった中国の電池メーカーの方です。
原付きカーのＥＶをベースに二人乗りのミニカーを検討しているので見てほしいとの事です。
そして２時間後、彼はやって来ました。
軽トラの荷台にはバラされた原付きカーが乗っていました。
彼は熱くＥＶビジネスを語りますが、なかなか現実的に難しいものがあります。
いくらＥＶを自作したといっても製造を商売にはするつもりはないのでなんとも言えません。
いい電池、リチュウムイオン電池が少しでも安く手に入れば十分なのですが。
彼も商売なので普及に繋がることを考えます。
果してＥＶに飛び付く人がどれだけいるのか。
趣味レベルを越えられるのか？
作った私が見ても現状では厳しいものがあります。

澄んだ空が広がるいい天気ですが、昼間になってもカキンと冷えた空気にクルマを拭く手がかじかみます。

家の窓越しにＥＶを見ると、通りすがりの人が立ち止まってクルマを覗き込んでいます。
どうやらＥＶに気づいたようです。
ひとしきり観察するとその男性は去って行きました。
そういえばこのところ乗っていませんでした。
なぜなら冬なので…
それも寒波がやって来て日中でも10度以下の気温では…
暖房のない我がＥＶは冷え切っています。
それでもこの晴天！見学者もいることだし、ひと乗りすることにして冒頭のクルマ拭きとなった次第です。
窓を拭き、ボディを拭き、空気圧をチェックして準備完了。
乗り出すといつものことながら、デフやらミッションやらブレーキやらからの音が身体を包みます。
エンジンのない分他の音が際立ちます。
そして信号待ちで停止すると突然静寂が訪れるのです。
ＥＶを実感する瞬間です。
服装は自転車に乗るくらいに着込むことで対応していますが、今日のような陽射しがあれば十分です。
太陽光暖房が頼りなので日が暮れる前に帰ることは当然ですが。