2面からのつづき

毎月イベントを行っているそうで該当者は受付にて申し出ると
入館料金の割引が受けられるそうです

セガ 「セガラリーチャンピオンシップ」(1995年)
WRC(世界ラリー選手権)をモチーフとしており実在するラリーカーを操作し
高順位あるいは経過タイムを競うもので
それまでの「ラリーゲームは売れない」というジンクスを払拭しました
現在のラリーゲームの元祖とも言える作品です
ゲーム中の車両はランチアとトヨタの許諾を得て実在のラリーカー
デルタHFインテグラーレとセリカGT-FOUR (ST205) を使用しており
ワークスマシンのカラーリングを忠実に再現しています
今までのレースゲームのドリフトはブレーキングしてハンドル切ったら
即スライドするものが多かったんですが
セガラリーはブレーキングしてハンドル切っても曲がらず
アクセルでスライドを調整するような感じで難しかったです

ナムコ 「レイブレーサー」(1995年)
「リッジレーサー」シリーズの第3作目です
初代「リッジレーサー」の開発スタッフが再び集結
「リッジレーサー」に「ファイナルラップ」にあった通信対戦機能を加え
「レイブレーサー」が誕生しました
この作品が発表された1995年はナムコ創立40周年の節目にあたり
今までのナムコのアーケードビデオゲームのロゴタイプが多数登場
登場するスーパーカーや看板にも
多数のナムコのアーケードビデオゲームのロゴタイプが描かれており
多くのナムコファンを支えてきた作品にもなりました
コーナーを曲がる方向とは逆にステアリングを切ると
反対方向に回転しながらコーナーを抜けていく「逆ドリフト」が行えましたね
1位でゴールするとリプレイが出るのですがありえない走法でした
当時 友達にこの技を見せたら大笑いしてました

タイトー 「チェイスH.Q.」(1988年)
ジャンルはレースゲームに分類されるが カーアタックゲーム第一弾と称されていたように
ルールは通常のレースゲームとは異なり覆面パトカーで犯人の車に体当たりして犯人逮捕するのが目的
筐体の上にパトライト風赤色灯が付いてました

シフトレバーにボタンが付いていてそれを押すとニトロが作動
一定時間 最高速状態になり敵車へ与えるダメージも強力になります
店により設定が違いましたが大体は1ステージに3回のニトロ使用制限がありました
画面左に敵車のダメージゲージがあって体当たりすると徐々に煙が多くなり
ゲージ一杯になると停車させることが出来て逮捕のシーンに切り替わります
各ステージ前には「ナンシーより緊急連絡」の無線通信が入り
逃走車の詳細が伝えられます
敵の車は「ランボルギーニ・カウンタック」だったり「フェラーリ512BB」などでした
しかし自車の覆面パトカーも「ポルシェ928」なので豪華なカーチェイス
ガツガツとボディーをぶつけてましたね

タイトー 「パワーショベルに乗ろう!!」(1999年)
パワーショベル運転シミュレーションゲーム
ゲーム製作は建築機械メーカー小松製作所の協力の下で行われています
ゲームタイトルに含まれる「パワーショベル」はコマツの油圧ショベルの商標です
ちなみに同じ油圧ショベルの呼称で「ユンボ」は「レンタルのニッケン」により商標登録されてます

4方向レバー×2でショベルを操作
2方向ペダル×2でキャタピラ移動を操作します
アームをトラックなどにぶつけると減点され
現場監督風キャラクター「カントクくん」に怒られます
声は故・永井一郎 氏で「サザエさん」の磯野波平のように
「バカモ~ン」と怒鳴られます

タイトー 「ランディングギア」(1996年)
3Dポリゴンを採用したフライトシミュレーションゲーム
操縦はスロットルレバーと操縦桿
最初に離陸ステージあり その後4ヶ所の空港に着陸を行う着陸ステージの構成です
離陸ステージは失敗してもゲームオーバーにはなりません

前作では純粋な旅客機のみの操縦であったのに対し
戦闘機やスペースシャトルのオービタまで操縦できるようになっています
その戦闘機はF-14トムキャットをモデルにしてあり空母に着艦します
当時 私は空母の離着艦に詳しく無かったため
空母の艦首側から着艦という実際にはありえない方法で着艦してましたね

タイトー 「電車でGO!」(1997年)
鉄道運転シミュレーションゲーム
キャッチコピーは「運転手はキミだ!」
あらかじめ設定されたダイヤどおりに列車を運転し
指定された停車位置にいかに正確に止めるかを競うものです
これに列車の加減速性能 速度制限 天候の変化などが要素として加わる
ゲームに登場する町や車両 路線は実際に存在するものです
特定の場所で警笛を鳴らすと制限時間が延ばせる
ボーナスポイントがあるのですが無闇に鳴らしすぎると逆に減点されてしまいます
停車の時は約60km/hで駅に進入して
110mほど手前からブレーキを一杯に掛けるとちょうどよかったですね
右隣は タイトー「電車でGO!2 高速編」(1998年)
秋田新幹線や北越急行・ほくほく線などが収録されていました

ナムコ 「アルペンレーサー2」(1996年)
スキー競技を題材にした3Dのレースゲームで
専用の大型筐体を用いた「体感ゲーム」の一種です
筐体のフレームにあるグリップをストックに見立て
ステップにある2つのくぼみに足を置き左に曲がりたいときには右に
右に曲がりたい時には左にステップ部分をスイングするように操作します
ステップ部分は左右で独立しておりそれぞれ左右に傾けることが出来ます
これにより擬似的に「エッジを立てる」操作を実現しています
プレイヤータイプは3種
アルペン競技選手の「ダウンヒル」
デモスキーヤーの「ベーシック」
モーグルスキーヤーの「モーグル」が選択可能
私はもちろん「モーグル」を選択しました
コース途中にジャンプがあるのですがタイミングよくステップを左右に振ると
ツイスターや360が出来ます

セガ 「アフターバーナーⅡ」(1987年)
A国海軍のパイロットが最新鋭戦闘機F-14XX(ダブルエックス)に搭乗し
Z国の包囲網を突破し機密兵器情報の入ったフロッピーディスクを輸送する
1996年に公開された映画「トップガン」の影響を受けゲームを開発し大ヒットを記録しました
画像のは一軸のみで左右に揺れる「クレイドルタイプ」ですが
2軸で前後左右に揺れる大型筐体の「ダブルクレイドルタイプ」もありました
座席にシートベルトが設置されてます
ゲーム中のBGMが優秀でハードロック調なのが盛り上がりましたね
特に4面から掛かる「After Burner」は名曲
初めて聴いた時はあまりのカッコよさに鳥肌モンでした
ゲームクリアのエンディングは
空母上でクルーが駆け寄ってくるシーンや
仲間とガッツポーズしながら腕を絡めるシーンなど「トップガン」そのものでした
当時 私もこのゲームをやりましたが
最寄のゲームセンターだと1クレジット200円と高価でした
そのため少し離れた私鉄のターミナル駅付近のゲームセンターは
ライバル店が多かったのか1クレジット100円でプレイすることが出来る
という情報を元に自転車でプチ遠征してました

サンワイズ 「ジャンケンマン フィーバー」(1988年)
メダルゲーム
シンプルでわかり易いゲーム内容が人気を呼び
現在でも駄菓子屋や百貨店 ショッピングセンターなどの
児童向けゲームコーナーに設置されています
メダルを投入すると「じゃーん けーん」の音声が発せられるので
「グー」「チョキ」「パー」いずれかのボタンを押すと同時に「ぽん!」と発声
勝つと「フィーバー!」の発声と同時にルーレットが回り
止った表示分のメダルが「ヤッピー!」の音声とともに出てきます
負けると「ズコー!」の音声でゲームオーバー
「ズコー!」ってのが馬鹿にされてるようでチョット腹立つ・・・
ただのジャンケンなのに これほどの人気になるとは思いませんでしたね
いろいろな店の前に設置されていて 順番待ちが出来るほど流行ってました
ゲーム博物館にはメダルゲームも数種類あるので
受け付けに申し出ればメダルを貸してもらえます
なんだかんだで開館時間から閉館時間までフルに遊び倒しました
じつは東海地方に2週連続で用事があったので
(10/18O&Dラグーナミーティングと10/25岐阜基地航空祭)
日本ゲーム博物館にも2週連続で訪れてしまいました
特に「アフターバーナーⅡ」はかなりの時間プレイしましたね
展示内容も毎月変わるようで倉庫に眠ってるゲーム機が多数あるそうです
懐かしいゲームを体感しにまた訪れたいと思います
GAME OVER
昭和レトロ館ワン・モア・タイム(ONE MORE TIME)
※日本ゲーム博物館はワンモアタイム内の施設となります
愛知県犬山市今井山神洞9-1
博物館の営業は土・日・祝の10~18時
http://www.one-more-time.jp/game/

日本ゲーム博物館の開館前には犬山城も見学してきました
現存天守12城のひとつで国宝にも指定されています
別名は「白帝城(はくていじょう)」
犬山城は豊臣秀吉が生まれた天文6年(1537年)
織田信長の叔父である織田信康によって創建された
現存する日本最古の木造天守閣です
木曽川沿いの高さ約88メートルほどの丘に築かれた平山城
複合式望楼型 3層4階地下2階

天守内は入口でビニール袋を渡されるのでクツを脱いでの見学です
階段は急な角度が付いてるため梯子に近いです
頭上のハリにも注意が必要です
女性のスカートだと昇降しづらいかも知れません

天守内の展示物は少なめ
甲冑が数点ありますが 解説文などがないので雰囲気を楽しみましょう

天守最上階は赤い絨毯が敷かれています
江戸時代には尾張藩付家老の成瀬正成が城主となり以降 成瀬氏が城主になり
2004年までは成瀬氏の個人所有の城でした
歴代城主の肖像画が飾られています

小高い丘に築造された天守は見晴らしがよく
南側は犬山市街地を見渡すことが出来ます

天守北側は木曽川が流れているため天然の要害として有効です
川の向こう岸は岐阜県です
美濃国と尾張国の境にあった犬山城
戦国時代には攻防の要として城主が何度も変わりました
また 小牧長久手の戦い(1584年)では
羽柴秀吉が12万人の大軍を率いてこの城に入城し
小牧山城に陣取る徳川家康との直接対決をしました
犬山市には
明治時代当時の建造物を展示している「明治村」
サル専門の動物園「モンキーセンター」
世界の家と暮らしをテーマとした野外民族学博物館「リトルワールド」などがあり
観光名所が豊富にあり魅力的な街ですね
国宝 犬山城
愛知県犬山市犬山北古券65-2(名鉄犬山駅から徒歩約15分)
開館時間 9:00-16:30(閉門は17:00)
http://inuyama-castle.jp/