• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

オフアクシスのブログ一覧

2019年11月24日 イイね!

日米競演 JASDF令和元年(2019)航空祭in KOMATSU

日米競演 JASDF令和元年(2019)航空祭in KOMATSU2019年9月16日

航空自衛隊 小松基地(石川県小松市)

日本海側にある唯一の戦闘機部隊で
F-15戦闘機 2個飛行隊

それと戦闘機戦闘の戦技を研究し各部隊の指導を行う
飛行教導群F-15戦闘機 などの部隊があります




基地内には模擬店も出店してます

飲料や軽食 自衛隊グッズなども売られています




格納庫では各種航空機や装備品展示

戦闘機の動翼や降着装置の作動展示などがあります




戦闘機のコクピット見学もありますが
コクピット内の撮影は禁止です




飛行隊のパイロットがフライトスーツの試着を実施してました

下半身の耐Gスーツはサイズが合わなかったので
ベストのみ試着させてもらいました

けっこうズッシリと重かったです





地上展示機はエプロン地区にあります

C-2輸送機
第403飛行隊 美保基地/鳥取県

国産の輸送機で 海上自衛隊の哨戒機P-1とパーツの共通化などにより
コストを抑えてあります

全長 43.9m
全幅 44.4m
最大速度 マッハ0.82 (約917 km/h)
最大積載量 36t




F-2戦闘機 
第3飛行隊 三沢基地/青森県

米空軍F-16をベースに独自開発した日米共同開発機
日本の得意とする炭素繊維強化プラスチックを多用し軽量化
対艦ミサイル4発を搭載可能な世界最高レベルの対艦攻撃能力と
空戦能力をもつ多用途戦闘機

全長 15.5m
全幅 11.1m
最大速度 マッハ2.0 (約2450km/h)
武装 20mm機関砲 短射程空対空ミサイル 中射程空対空ミサイル  空対艦ミサイル




RF-4E 偵察機 ファントムII
第501飛行隊 百里基地/茨城県

アメリカ空軍のF-4E戦闘機の機首部分を改造・延長して
偵察用カメラなどの機材を搭載した偵察型

全長 19.2m
全幅 11.7m
最大速度 マッハ2.2 (約2695km/h)

シャークマウスが勇ましい
2020年春に退役予定 同時に第501飛行隊も解隊

後継は無人偵察機になる模様




F-4EJ改 戦闘機 ファントムII
第301飛行隊 百里基地/茨城県

米空軍F-4Eを空自用にライセンス国産化したものがF-4EJ
それを能力向上・機体寿命延長の改修をしたものがF-4EJ改

全長 19.2m
全幅 11.7m
最大速度 マッハ2.2 (約2695km/h)
武装 20mm機関砲 短射程空対空ミサイル 中射程空対空ミサイル


原型機のF-4初飛行が1958年なので
基本設計が半世紀以上も前の機体

前席は操縦 後席はレーダーや火器管制を担当
後席からでも操縦可能

2021年春に退役予定
日本の防空からファントムが引退するのはチョットさみしいですね

航空祭用特別塗装機になってます
ファントムにはシャークマウスがよく似合う




F-15DJ戦闘機 イーグル
飛行教導群 小松基地/石川県

飛行教導群は2016年 宮崎県の新田原基地から移転してきた部隊で
全国の空自パイロットから選抜された最高技術を誇る部隊

仮想敵機部隊(アグレッサー)として各戦闘機部隊に巡回で指導しています

空中での視認を良くするという通常の戦闘機部隊とは逆に
目立つカラーリングを常時施してあり
航空祭用スペシャルマーキングではありません

指導する性質上から主に複座型が配備されています

全長 19.4m
全幅 13.1m
最大速度 マッハ2.5(約3062km/h)


部隊マークはコブラで一撃必殺の毒で敵を仕留めるという意味

パイロットのパッチには「撃墜されたらこうなるよ」という意味の
ドクロマークがあります 




F-15J戦闘機 イーグル
第306飛行隊 小松基地/石川県

米空軍F-15C/D戦闘機を空自向けライセンス国産化したものがF-15J/DJ

機体の一部にはチタン合金が使用され軽量化 高出力のエンジン2基搭載で 
原型機が初飛行した1972年から50年近く経った現代でも
世界トップクラスの性能を誇ります

空自には200機以上が配備され主力戦闘機になってます

小松基地にはF-15戦闘機部隊2個飛行隊が配備されていて
第303飛行隊がファイティングドラゴン
第306飛行隊がゴールデンイーグルス の愛称があります


全長 19.4m
全幅 13.1m
最大速度 マッハ2.5(約3062km/h)
武装 20mm機関砲 短射程空対空ミサイル 中射程空対空ミサイル




SH60K 哨戒ヘリコプター シーホーク
海上自衛隊


水中に潜む潜水艦を探索するため音波を拾うソナーや
磁気反応を探知するためのMAD 
それらを攻撃するための魚雷や対艦ミサイルを装備して
哨戒任務(パトロール)に就きます


全長 19.8m
全幅 16.4m
最大速度 139ノット (約257km/h)
武装 7.62mm機関銃 空対艦ミサイル 短魚雷 対潜爆弾




AH-1S 戦闘ヘリコプター コブラ
陸上自衛隊

敵戦車の攻撃を主任務にするヘリコプターで
機首に装備された機関砲は前席の射手が操作し
後席は操縦するパイロット席です

機関砲は射手のヘルメットの動きと同調して
上下左右に動きます


全長 16.1m
全幅 13.4m
最大速度 260km/h
武装 20mm機関砲 対戦車ミサイル 対地ロケット弾




T-4練習機 
第11飛行隊 松島基地/宮城県

展示飛行を行う専門の飛行隊で愛称はブルーインパルス
航空自衛隊の活動を広く知ってもらう広報活動のため
各地の基地・駐屯地祭や各種イベント スポーツ大会などで曲技飛行をしています


全長 13.0m
全幅 9.9m
最大速度 マッハ0.9 (約1102km/h)

戦技研究仕様機として通常のT-4から
各動翼制限角度変更 スモーク発生装置搭載などで変更があります


2019年4月に三沢基地所属T-4のエンジンから不具合が見つかり
部品交換まで全T-4の飛行停止があり
ブルーインパルスでも訓練や展示飛行も出来なくなり
部品交換もすぐには行えず 飛行再開後も2機や4機での展示飛行だったのですが
小松航空祭からは6機全て揃っての展示飛行となりました





F-16CJ 戦闘機 ファイティングファルコン

アメリカ空軍(太平洋空軍/PACAF)
第35戦闘航空団 第14戦闘飛行隊 三沢基地/青森県

全長 15.0m
全幅 9.4m
最大速度 マッハ2.0 (約2450km/h)




アメリカ空軍ではサンダーバーズ以外にも
戦闘機実戦部隊が曲技飛行を行うチームを有しているようで
隊員募集や空軍の活動・作戦能力を知ってもらう広報活動のための
デモチームがあり各基地航空祭で飛行展示を行っています

空中に漂う浮遊物と衝突でしょうか?
垂直尾翼の前端塗装がボロボロ




こちらは予備機
機関砲の発射口付近の塗装が剥げてます
発射炎で焼けたのでしょうか?





コクピット下には訓練で的中させたもののマーク(キルマーク)でしょうか?
凄い数だ・・・

F-16の正式愛称は「ファイティングファルコン」なのですが
長すぎるため非公式で「ヴァイパー(毒ヘビ)」と呼ばれていて
このデモンストレーションチームは
「PACAF ヴァイパー・デモチーム」となってます
太平洋地区のアジアやオセアニア等の航空祭で展示飛行を行っています

展示飛行用でしょうか?
ミサイル搭載用パイロンや各種機材が取り外されています




左 74式戦車 
右 155mm榴弾砲 FH70

陸上自衛隊


令和記念ということでしょうか?
戦闘機と戦車の粋な饗宴

あと数年したら本州での戦車運用は終了します





F-16の飛行前準備

黒いフライトスーツを着たパイロットが
ジェイコブ・インペリゼリ大尉 TACネーム「プリモ」

F-16のタラップは簡易的なんですね




キャノピー風防は前後の2分割
パイロットの視界を遮る枠がほとんどありません




離陸したと思ったらすぐさま低空で旋回など
空自ではブルーインパルス以外のアクロバット飛行は自主規制してますが
米空軍は関係なく飛び回ってます

高度は低い 速度も音速に近いし 技のキレも凄く 
航空祭では初めて見たのですが衝撃的でした




ブルーインパルス5番機並みの機動飛行を途切れなく単機で15分ほど飛行して
降りてきました

プリモさん半端ないって・・・





松島基地航空祭でのプリモさんコクピットカメラ動画がありました
アクロバット飛行中でも観客に手を振る余裕

言っといてや 出来るんやったら・・・






飛行教導群 第303飛行隊 第306飛行隊 小松基地所属のF-15の編隊飛行 機動飛行

飛行開発実験団 岐阜基地所属のF-2とF-4が飛来しての機動飛行




展示飛行を終えて着陸してきた飛行教導群のF-15DJ




敵機役としてすぐに判別できるように識別塗装が施されてあり
1機づつ異なる塗装がしてあるのが特徴です




どうやらキャノピーに張り紙がありますね・・・





「小松移転 三周年」と書かれていました




こちらは「操縦士 募集中」とのこと


パイロットになるには
1、高校卒業後に入隊し航空学生になる方法
2、防衛大学入学後に航空要員になる方法
3、一般大学卒業後 幹部候補生として入隊し操縦資格を得る方法
となります

視力は裸眼0.2以上 矯正1.0以上で眼鏡のパイロットもいます






午前中の飛行展示プログラムが終わり昼休憩

午後のエプロン地区
ブルーインパルス目当てに続々と増える来場者

約12万5千人が来場したようです




ブルーインパルスの展示飛行準備が始まりました




この時はまだリラックスモード 
整備員のドルフィンキーパーたちも来場者に手を振る余裕があります




パイロットのドルフィンライダーも機体チェックにやってきました




後席にも搭乗するため2名のパイロットがいます


ブルーインパルスの任期は3年
1年目は演技修得のため後席に搭乗したりナレーションを担当します
2年目は展示飛行を行います
3年目は展示飛行を行いつつ担当ポジションの教官として教育します





4番機パイロットの 村上1尉がにこやかにこちらに向かってきました
なにか来場者にメッセージを言ってたのですが忘れました
6機揃っての展示飛行は久しぶりなので嬉しそうです





展示飛行の始まり
搭乗前のウォークダウンから


1番機 編隊長 Leader 
二等空佐 福田 哲雄  TACネーム"TETSU"

2番機 左翼機 Left Wing
一等空尉 中條 智仁  TACネーム"GARP"

3番機 右翼機 Right Wing
一等空尉 久保 佑介  TACネーム"TOMMY"

4番機 後尾機 Slot
一等空尉 村上 綾  TACネーム"MARS"

5番機 第1単独機 Lead Solo
三等空佐 元廣 哲  TACネーム"GORO"

6番機 第2単独機 Opposing Solo
一等空尉 佐藤 貴宏  TACネーム"RIAS"





騒音がすさまじいため整備員と搭乗員はハンドサインで機体チェックしています




輪止めが外され誘導路へと走行していきます


旅客機の出発・到着時刻は輪止めの脱着により決まるようです




午前は晴れてたけど午後は雲が広がり
垂直系演技が少ない4区分でした



それにしても今回の航空祭
PACAFデモチームとブルーインパルスの競演は見事でした






前日は 小松空港の展望デッキから予行を観てたのですが
障害物があり視界は良くないですが
晴れてたのでコッチのほうが演目的には良かったです







バーティカルキューピッド 

5番機 6番機がハートマークを描き
4番機が真ん中でハートを矢で突き刺すようなイメージの演目




サクラ 

6機が同時に左360度旋回して丸を重ねて
桜の花びらをイメージした演目

Posted at 2019/11/24 01:21:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 航空祭 | 趣味
2017年06月27日 イイね!

湖城のイルカ 彦根城築城410周年記念ブルーインパルス祝賀飛行(予行)

湖城のイルカ 彦根城築城410周年記念ブルーインパルス祝賀飛行(予行)2017年は天守が完成してから410周年の節目を迎えた
国宝・彦根城


その記念として彦根城やその周辺で様々なイベントが開催されています
6月4日は「彦根眺城フェス」として航空自衛隊ブルーインパルスの展示飛行が開催されるということで前日予行を観に行ってきました


予行の日も混雑するだろうと思い
予行の前日に城内を見学することにしました

小高い丘陵に築城してあり「平山城」に分類されます

表門から石段や坂を上っていくと橋が見えてきます
もともとは屋根と壁があったことから「廊下橋」と呼ばれています

本丸に行くためには空堀の上に掛けられた橋の下をくぐって回り込まなくてはならず
侵攻してきた際には橋の上部や城壁左右から下の敵に対して
有利に攻撃することが出来ます




廊下橋の向こう側には天秤櫓
橋を中心に左右対称に2階建てのやぐらが建てられていて
天秤のように見えることから名づけられたそうです

敵の侵入を防ぐため廊下橋を落とすことも考慮されています




天守は江戸時代からほぼそのままの姿で保存されている
12ある現存天守の一つで 国宝に指定されています
(ほかに国宝に指定された城は 松江城 姫路城 犬山城 松本城)




3重3階地下1階の天守はもともと滋賀県大津市付近にあった
4重5階の大津城天守を縮小・移設したものだと言われています

江戸幕府に多くの大老職を輩出した彦根藩主 井伊氏の居城でした


天守前のパネルは全国的に人気のゆるキャラ「ひこにゃん」
着ぐるみはほぼ毎日登場します
今回は時間が合わずに見れませんでした




内部は土足禁止です
入口に居る係員からビニール袋を渡されるので
靴は袋に入れて持ち歩きます




四角形が矢狭間 三角形は鉄砲狭間

壁面に穴が開いていて外側のほうの穴が小さく出来ているので
敵からは狙いづらく守備側は建物内から鉄砲や弓矢で敵を攻撃します

これは隠し狭間で普段は城壁の一部として板がはめ込まれているため
敵に狭間と気づかせない構造です 
攻撃時には板を突き破って建物内から射撃します




梯子のように急角度(62度)の階段

姫路 松本 犬山と行ったことがありますが
現存天守は大体急角度の階段ですね

大阪城はエレベーター・・・




2階と3階の間にある破風(はふ)には隠し部屋があり
鉄砲狭間が設置されていたそうです


破風とは赤丸の部分
屋根裏部屋って感じですかね




天守最上階からは琵琶湖や彦根市街地が見渡せます


天守内にはエアコンがありませんが
湖方向からの風が吹いていて涼しかったです






展示飛行の予行


航空自衛隊 第4航空団第11飛行隊(松島基地/宮城県)
通称「ブルーインパルス」
6機のT-4練習機でアクロバット飛行を行う部隊です

T-4は丸みを帯びていてイルカに似ていることから「ドルフィン」と呼ばれていて
ブルーインパルスパイロットは「ドルフィン・ライダー」
整備や補給 飛行管理などのクルーを「ドルフィン・キーパー」と呼びます

岐阜基地から離着陸するリモート展示でした





ピラミッド・ローパス
6機のピラミッド隊形で上空を通過します




フェニックス・ローパス
ブルーインパルスのホーム 松島基地も甚大な被害を受けた
東日本大震災からの復興を願った新技
6機が不死鳥のような隊形で上空を通過していきます




ナイフエッジ&ハイレートクライム
5番機のソロ演目
機体を90度傾けたままの状態で会場に進入し
その後ほぼ垂直に急上昇していきます




レベルオープナー
5番機を除く5機でデルタ隊形で進入し
1番機は直進 2番機と3番機が45度 4番機と6番機が60度の角度で散開していきます



6月4日の本番は混雑が予想されたので予行だけで帰りました
千葉ではゼロ戦が飛んだとか 見たかったなぁ・・・

2017年のブルーインパルスは小松で飛ばないけど久しぶりに岐阜で飛ぶ予定
いってみようかな

Posted at 2017/06/27 23:38:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 航空祭 | 旅行/地域
2016年01月18日 イイね!

同時多発航空祭 2015岐阜基地航空祭 ピリオド2(終)

同時多発航空祭 2015岐阜基地航空祭 ピリオド2(終)
2015岐阜基地航空祭 前回(ピリオド1) からのつづき


格納庫内ではコクピットやエンジン ミサイルなどの装備品展示などがあります



F-15DJ (12-8078) 飛行開発実験団


コクピット展示の機体 訓練用の複座

F-15Dの日本版がF-15DJです
単座型にある後部の電子機器室に座席を設けて
タンデム(縦列)2人乗りになってます
前・後席ともに操縦系統があります




胴体下や主翼下に装着された増槽(増加燃料タンク)
航続距離を伸ばしたい時に装着します
それと敵対した時などの緊急時には切り離して軽量化 
空気抵抗も減らして運動性を良くします




1本の増槽は610ガロン=約2308リットル(1ガロン=約3.785リットル) 入ります


増槽の上にあるレールはミサイルランチャー

この主翼下のランチャーには
目標から発せられる赤外線に向かって飛翔する
短距離空対空ミサイルを装着することが出来ます




可変エアインテーク

上方4度から下方11度まで自動で作動し
飛行速度に応じてエンジンに最適な流入空気量を確保します



コクピットの見学は出来たのですが
残念ながら撮影禁止でした





エンジンの展示

F-4EJ/改 用 ターボジェットエンジン J79-IHI-17

定格出力 5350kg
最大出力(アフターバーナー使用) 8080kg
重量 1740kg

GE(ゼネラルエレクトリック)社のエンジンをIHIがライセンス生産したものです

エンジンに取り入れた空気を全て燃焼に使用するのがターボジェットエンジンで
超音速機など高速向きですが効率が良くなく騒音も大きいです




F-2A/B用 ターボファンエンジン F110-IHI-129

定格出力 7800kg
最大出力(アフターバーナー使用) 14300kg
重量 1770kg

GE(ゼネラルエレクトリック)社のエンジンをIHIがライセンス生産したものです

ターボファンエンジンはエンジンの前方にファンがあり
取り入れた空気の一部を後方へ通過させ
高温高速の燃焼ガスとファンを通った空気を混ぜることにより効率を高めています

旅客機や軍用機など近年のほとんどのジェット機は
ターボファンエンジンを搭載しています




XC-2用 ターボファンエンジン CF-80C2K1F

定格出力 22130kg
最大出力 27097kg
重量 4050kg

GE(ゼネラルエレクトリック)社製


開発中の次期輸送機 XC-2のエンジンです
左右の主翼下に1発づつ搭載します

戦闘機用のターボファンに比べ大型のファンを備えています
通過させる空気の量が多いため より効率が高くなってます

騒音もかなり低いです





装備品展示

無人機(UAV)

全長 5200mm
全幅 2500mm
重量 750kg
製造会社 富士重工

「無人機研究システム」として開発され
空中で母機(F-15J)から発進し自律飛行で偵察した後
航空基地に着陸する再利用可能な往還機です


昔の戦闘機には書かれていることがあった機首のシャークマウスが勇ましい





作動展示

F-4EJ (07-8429)
機体をジャッキで支え機外から油圧発生装置を接続して
離陸から飛行 着陸までの降着装置や動翼の動きを解説する展示




緊張のためなのか実況アナウンスがたどたどしい・・・
でも懸命にやってる姿が微笑ましい






プログラムには無かったけど
開発中のXC-2のテスト飛行が行われていました




T-4がエスコート機として随伴します




ゴーアラウンド(着陸復行)やタッチアンドゴーなど
何度が離着陸訓練を行っていました


主翼の後ろに高揚力装置の赤いフラップが下がってるのがわかりますね
主翼だけでは失速するような低速度でも離着陸出来て
距離を短縮する事ができます

ファウラーフラップという種類で主翼の後方を延長させるように展開し
フラップとの間に隙間を設け より大きい揚力を発生させます


主翼前方にも高揚力装置が備わっていて
前方のものはスラットといいます




着陸の時は主翼後端のスポイラーを立ち上げて
空気抵抗を増して減速させています


ジェットエンジンの噴射方向を斜め前に変えて逆噴射させ
減速距離を少なくするスラストリバーサー(逆推力装置)
エンジンカバーの一部が開いています








XC-2 (18-1202) 試作2号機  飛行開発実験団


全長 43.9m
全幅 44.4m
全高 14.2m
自重 60.8t
最大離陸重量 141t
最大搭載量 30t
巡航速度 890km/h

川崎重工が製造している国産の次期輸送機
航続距離は12t搭載時に6500kmの飛行が可能です




KC-767J (96-3703)空中給油・輸送機

第404飛行隊 航空自衛隊 小牧基地(愛知県)


全長 48.5m
全幅 47.6m
全高 15.8m
自重 86.3t
最大離陸重量 176t
最大搭載量 30t
最大速度 M(マッハ)0.86

民間航空貨物機用のボーイング767-200ERを元に
空中給油装置などを設置しました




給油方法はフライング・ブーム方式 
給油オペレーターが操作して受油する航空機にノズルを差し込みます

また給油能力に加え輸送能力を有しています
人員輸送と車両/貨物輸送の選択式パレットがあり
人員なら200名 貨物なら30tの積載が可能です
航続距離は人員200名搭乗時に7600kmです


岐阜基地と小牧基地との直線距離は20kmほど
離陸したと思ったらすぐに着陸ですね


でも地上走ってくるわけにもいかないし・・・




C-1 (48-1004) 輸送機  飛行開発実験団


全長 29.0m
全幅 30.6m
全高 9.90m
自重 23.3t
最大離陸重量 39t
最大搭載量 8t
最大速度 M(マッハ)0.76
航続距離 3t積載で1700km


戦後初めて開発された国産の双発中型輸送機です

開発当時 専守防衛を掲げる日本の政治的配慮により
航続距離と積載量を極端に少なくしてしまいました




非常に強力な高揚力装置 4段隙間ファウラーフラップを装備 
前縁のスラットと併用し
最短離陸距離 460m  最短着陸距離 600mでの運用が可能です






岐阜基地航空祭メインイベント 異機種大編隊


飛行開発実験団所属の輸送機 練習機 戦闘機での編隊飛行
C-1 T-4x2 F-2x2 F-4x2 F-15x3 デルタ隊形




C-1 T-4x4 F-2x2 F-4x2 F-15x2 傘型隊形








C-1 T-4x4 F-2 F-4x3 F-15x3

学校で整列の時に行う前習えにちなんで
「前習え隊形」だそうです








F-4EJの着陸は後部からパラシュートの一種 
ドラッグシュートを展開し空気抵抗を利用し制動します




F-15の着陸は背面のエアブレーキを展開させて空気抵抗を利用しますが
機体を起して空気抵抗も利用する「エアロダイナミックブレーキ」を併用し
ドラッグシュートを使用しません




C-1の着陸は主翼後端のスポイラーを立てて
エンジン後端に装備している蓋のような逆噴射装置で
斜め前方に噴射方向を変えることで制動します




岐阜基地は機種が多いので飽きませんね 
テストパイロットさんたちも気合入ってるのか派手に飛び回ってたし

ということで 岐阜基地航空祭2015の様子でした
今回の 来場者は6万5000人だったそうです

Posted at 2016/01/18 01:11:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 航空祭 | 趣味
2016年01月11日 イイね!

同時多発航空祭 2015岐阜基地航空祭 ピリオド1

同時多発航空祭 2015岐阜基地航空祭 ピリオド12015年10月25日
航空自衛隊 岐阜基地(岐阜県各務原市) 

航空機またはミサイルなどの装備品に関する試験を実施する部隊
飛行開発実験団などが配置されています






岐阜基地周辺は時間貸しのコインパーキングが無く
航空祭のときには基地周辺の空き地や月極駐車場の空きスペースを
臨時に駐車場として地主が料金を徴収してたのですが
徒歩圏内だと結構な値段します(1日¥3000-など)

なので私は基地からだいぶ離れたコインパーキングに停めて自転車で向かいます
小松航空祭でも活躍した折り畳み自転車「オフアクシスJr.号」




岐阜基地に隣接していて航空自衛隊の練習機T-4や輸送機C-1などを製造している
川崎重工 岐阜工場の空き地を臨時駐輪場として解放してあったので
そこに自転車をとめて岐阜基地正門まで徒歩で移動しました
500mくらいですかね






岐阜基地正門のスグ近くには 名鉄各務原線 三柿野駅があります
早朝の開門前なのにすでに列が出来てました

暖かそうな食べ物の屋台があったけどまだ準備中でした
10月下旬なので結構寒かった かき氷は拷問・・・






この日(10月25日)は 百里基地(茨城県) 岐阜基地(岐阜県) 築城基地(福岡県)
と3基地航空祭が同日開催

ブルーインパルスの展示飛行は築城基地で行われるということで
開門直後の来場者はそれほど多くはありませんでした




その後 徐々に来場者も増えて エプロン地区はソコソコの人数になってました

岐阜基地エプロン地区は滑走路の北側 撮影する時は逆光になってしまうため
撮影重視の人のために滑走路南側の南会場も用意してありました






エプロンには主に飛行開発実験団所属機や近隣の陸上自衛隊機などが展示されています






F-15J 戦闘機 イーグル


航空自衛隊の主力戦闘機

F-15C/Dをベースにした日本仕様
大推力エンジンを2基搭載し
世界トップクラスの性能を持ちます


全長 19.43m
全幅 13.05m
全高 5.63m
自重 12973kg
総重量 30845kg
最大速度 M(マッハ)2.5
航続距離 3450km


左より 02-8801 02-8914 92-8907 飛行開発実験団




画像の#801はF-15J初号機
米国のマクドネル・ダグラス(現 ボーイング)で生産したあと一度バラして
三菱重工で再組立をしました

その後のF-15J/DJは三菱重工のライセンス生産となりました




32-8942はインテーク横に統合電子戦システム(IEWS)アンテナが備わった
近代化改修形態II型の初号機






F-2A/B 戦闘機


F-16をベースに機体を拡大
軽量化のため炭素繊維強化複合材で製造された一体構造の主翼を世界初採用
アクティブフェーズドアレイレーダーを量産戦闘機として世界初採用
対艦ミサイル4発搭載可能
対艦攻撃能力 対空戦闘能力を兼備するマルチロール機


全長 15.52m
全幅 11.13m
全高 4.96m
自重 9527kg
総重量 22100kg
最大速度 M(マッハ)2.0
航続距離 4000km


左より F-2A 63-8502  F-2B 63-8102 63-8101 飛行開発実験団


#502はXF-2として試作された単座2号機 
#101 #102はXF-2として試作された複座1号機と2号機






F-4EJ 戦闘機 ファントムⅡ


米海軍 海兵隊 空軍で使用されていたF-4
航空自衛隊では米空軍型のF-4Eを元に日本に不必要な装備を取り除いて
要撃戦闘機F-4EJとして採用

その後 レーダー 火器管制(FCS)システム 搭載ミサイルの近代化
爆撃機能の向上などを行ったF-4EJ改があります


全長 19.20m
全幅 11.71m
全高 5.02m
自重 13757kg
総重量 18825kg
最大速度 M(マッハ)2.2
航続距離 2900km


画像左より 77-8393  47-8336 07-8431 87-8409 飛行開発実験団




#431が近代化改修が行われたF-4EJ改で他は未改修のF-4EJ

垂直尾翼後端にアンテナが備わっているのがF-4EJ改で
未改修機との見分けがわかりやすいポイントです


機体の赤い線はタービン動翼位置を示しているタービンライン
エンジン故障などでタービンブレードが飛び出す恐れがあるために書かれています




#336は飛行開発実験団60周年記念塗装機

飛行開発実験団は1955年 実験航空隊として浜松基地で創設されました
迫力のある黒地に金色のラインが目立つ





天候調査のオープニングフライトが始まりました

T-4 F-4 F-15が脚を出したまま着陸灯も点灯させて
エアブレーキも展開させた着陸形態でのデルタ編隊




機体を寄せていく過程が見事





続いて航過飛行

プロペラ練習機 T-7の上昇を合図に
F-2とF-15が加速競争を行います




単発機だけど軽量ハイパワーなF-2が若干有利でしょうか?








T-4x2機 F-4x2機 F-2 F-15 6機のデルタ隊形





T-4 F-4 F-2 F-15 2機づつの8機によるダイヤモンド隊形




実際には給油しないけどKC-767から空中給油を受ける様子の訓練展示







長いので次回(ピリオド2)へつづく・・・

Posted at 2016/01/11 19:58:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 航空祭 | 趣味
2015年11月05日 イイね!

昇魂 小松基地航空祭2015 エピソード2(終)

昇魂 小松基地航空祭2015 エピソード2(終)「'15航空祭 in KOMATSU」

前回からの続き

民間航空と航空自衛隊が滑走路を共同で使用する小松飛行場 
小松基地の対面には空港ターミナルがあります
管制業務は航空自衛隊 小松管制隊が行い管制塔も空港とは反対側の
小松基地側にあります






F-2A 戦闘機(03-8504)
航空自衛隊 第8飛行隊/三沢基地(青森県)


アメリカ空軍のF-16戦闘機をベースに日米共同で開発
外観はF-16に酷似しているが 主翼および尾翼の面積拡大
キャノピー形状の変更など細部では異なる点が多く機体もひとまわり大きい
主翼は炭素繊維強化複合材を世界初採用
アクティブフェーズドアレイレーダーも量産戦闘機として初の採用
日本の技術力の高さを発揮しました

ちなみに左右の主翼は製造メーカーが異なり
右が三菱重工業 左がロッキード・マーティンです




F-15DJ 戦闘機 イーグル(62-8089)
航空自衛隊 第306飛行隊/小松基地


タンデム複座型のF-15です

アメリカ空軍のF-15C/Dをベースに日本向けにしたものがF-15J/DJ
航空自衛隊の主力戦闘機で原型機が初飛行した1972年から
40年以上経った現在も世界トップクラスの性能を持ちます




C-130H 輸送機 ハーキュリーズ(85-1079)
航空自衛隊 第401飛行隊/小牧基地(愛知県)


アメリカ軍はもとより西側諸国を中心に69ヶ国で使用され
1954年の原型機初飛行から半世紀以上経った現在も生産が続いている
ベストセラー戦術輸送機

画像の機体はミサイル警報装置の装備やブルーの迷彩を施したイラク派遣仕様

機内が公開されてたようですが見学待ちの列が長かったので見ませんでした・・・





展示飛行

第306飛行隊のF-15J


急上昇中の主翼付近で起こる
空気中の水分が凝縮して水滴になり雲として見える
ヴェイパーが発生してます




タッチアンドゴーの展示(ゴーアラウンド)


着陸時には背部にある板状のスピードブレーキを立てます
畳2枚分の面積があり空中で急減速させることができます

主翼後端のフラップを下げ低速でも高い揚力を発生させます








ゴールデンイーグルス特別塗装のF-15J(12-8923)




石川県の県鳥「イヌワシ(犬鷲)」を部隊マークとして使用
垂直尾翼に大きくデザイン

勇猛果敢な攻撃精神と電光石火の機動性を表現しているそうです




機首の国籍マーク下には石川県と岐阜県に跨る
標高2702mの白山が描かれています





飛行開発実験団のF-2A 展示飛行


離陸してから一気に上空へと駆け上がるハイレートクライム




ジェットエンジンから出る高温の排気に燃料を吹き付けて高推力を得る
アフターバーナーを作動させての高機動飛行展示

排気ノズルからオレンジ色の炎が見えます
F-15ほどではないけどF-2もかなりの爆音が発生し
腹に響きます








前回は岐阜基地から飛来してそのまま帰っていったのですが
今回は小松での離着陸でした


飛行開発実験団(岐阜基地)所属のF-2A(63-8502)は試作2号機
以前はXF-2と名づけられ各種飛行試験に用いられてました







T-4 中等練習機(戦技研究仕様機)
航空自衛隊 第11飛行隊/松島基地(宮城県)

通称:ブルーインパルス

2015シーズンはT-4を使用してから20周年の節目となります




6番機のパイロットと整備員


非公式ながらT-4のニックネームは「ドルフィン」
それにちなみパイロットは「ドルフィンライダー」
整備員は「ドルフィンキーパー」と呼ばれます

ドルフィンキーパーは3人一組で常に同じ機体を管理
機体の癖を熟知しパイロットの指摘に応じて完璧な調整を施し
機体を磨き上げます




5番機パイロット


ソロ演技が多く花形ポジション
なにやら取材を受けている模様




6名のパイロットが整列
BGMが流れ横並びで行進しそれぞれの機体へと向かうウォークダウン


展示飛行を行うドルフィンライダーは

1番機 編隊長 Leader
日髙 大作  2等空佐 鹿児島県出身

2番機 左翼機 Left Wing
吉田 翔 1等空尉 東京都出身

3番機 右翼機 Right Wing
平間 広太朗  1等空尉 岩手県出身

4番機 後尾機 Slot
立山 雄一  1等空尉 福岡県出身

5番機 第1単独機 Lead Solo
園田 健二  3等空佐 鹿児島県出身

6番機 第2単独機 Opposing Solo
橋本 健二  1等空尉 熊本県出身


後席には
1番機 稲留 仁  2等空佐 神奈川県出身
3番機 上原 広士  2等空尉 熊本県出身
4番機 川村 翔平  1等空尉 埼玉県出身
6番機 山﨑 雄太  1等空尉 神奈川県出身

任期が来るまで前席の教官の指導のもと演技を修得します




飛行前点検 プリタクシーチェック


エンジンを始動させ
ハンドサインでエンジン回転数をドルフィンキーパーに伝えてます




チェックが終わり誘導路へと向かうタクシーアウト
ジェットエンジンにホコリが吸い込まれないように一応は清掃してあるのですが
ホコリが飛んできます エンジンの爆音もします 
目を守るサングラスや耳栓(ティッシュを丸めて耳に詰めても可)を用意したほうが無難です






ローアングル・キューバン・テイクオフ


離陸直後に素早く脚を収納し離陸角度を低く抑える
滑走路エンド近くまで低空飛行しそこからほぼ直角に急上昇
その後ループ反転して離陸ポイントへ向けて会場に進入
ダイナミックな5番機のソロ課目




ファン・ブレイク


通常よりタイトなダイヤモンド隊形を組んだ1~4番機が
約400ノット(740km/h)の速度で会場左後方から進入
機体上面を見せながら会場上空を通過します




4ポイントロール


会場左から進入した5番機が右に90度ごとに動きを止めて
4回のキレのあるロールを行います




チェンジ・オーバー・ターン


1番機から4番機 そして6番機の合わせて5機が
縦一列のトレール隊形で会場に進入
滑走路上で一辺約110mの大きなデルタ隊形へと移行
さらに360度水平旋回しながら一辺約40mの
密集したデルタ隊形へと収束させていきます




サンライズ


1~4番機と6番機が会場正面よりループを開始し頂点に達するとスモークON
そのままループを行い水平飛行に戻ったあと4・6番機は水平に
1・2・3番機は緩やかに上昇しながら5方向へと散開します

スモークの軌跡が地上へと降り注ぎ
全てを照らすかの様に拡散する太陽光に見えます




バック・トゥ・バック


会場右手から5番機と6番機が進入
5番機が180度ロールし背面飛行となり6番機が移動して2機が下面合わせになります




4シップ・インバート


ダイヤモンド隊形を組みながら会場へ進入
滑走路端でまず1番機と4番機が背面飛行
続いて2番機3番機が背面飛行に移行
そのまま密集したダイヤモンド隊形で通過し会場左側で180度ロールして離脱します




ワイド・トゥ・デルタ・ループ


1~4番機・6番機の5機が一辺約210mという巨大なデルタ隊形で進入し
そのままループを行いながら少しずつ編隊の間隔を収束させていきます
ループ終了時のデルタ隊形は一辺約40m




ローリング・コンバット・ピッチ


1~4番機がエシュロン隊形で進入し1番機から順に270度ロールを行い着陸態勢に入ります




コーク・スクリュー


全ての展示飛行を締めくくる単独機によるフィナーレ
アブレスト隊形から5番機がハーフスローロールで背面飛行となり
その周辺を6番機が3回転半のバレルロールをして螺旋回転を描き
その後2機が着陸態勢に入ります




多少アレンジはありましたがほぼ第1区分での展示飛行



ブルーインパルス 当日は松島に帰投しないということで
サイン会が開催されてました

3番機パイロットの 平間 1尉


パイロットにはそれぞれTAC(タック)ネームという愛称があり
映画「トップガン」でいうところのピート・ミッチェル=マーベリック(TACネーム)

平間 1尉の場合はTACネーム「ミッツ」
以前は違うものを使用してたけど他の隊員と似ていたため
3番機=みっつ から取ったものに変えたようです




4番機 立山 1尉
TACネーム「チャンバー」


お父さんが低圧訓練=チャンバー訓練の部署に所属していたそうで
そこからの名称になったそうです

今シーズンが最後で12月にラストフライトの予定だそうです




5番機 園田 3佐
TACネーム「エデン」


「園田」なので「エデンの園」からエデンと取ったようです

サインしてもらうときに「今年からですか?」と質問したら
実はこの小松航空祭が初の展示飛行だったらしく
嬉しそうに話してくださいました

なんか私も嬉しくなっちゃって応援したくなりました




6番機 橋本 1尉
TACネーム「ローバー」


好きな車「ランドローバー」から取ったようです

「姫路城フライトのとき見ましたよ」と話したら
「凄い人数が集まってましたね」などと話してくださいました



みんな展示飛行後でも疲れた顔もせずに笑顔でサインや記念撮影に応じていました
お疲れさまでした





全てのプログラムが終わり外来機が所属基地へと帰投するのですが
エプロンから誘導路に出るまでクルーが手を振ったり
離陸して派手に急上昇したり(ハイレートクライム)
翼を左右に振ってさようならの挨拶(ウィングウォーク)したりで面白いので
時間があれば見て帰るのもいいかもしれません

ただし 立ち入り禁止ロープでエプロン地区から
徐々に追い出しに掛かる空自隊員たちがいますのでホドホドに

百里のファントムが左右にロールしてさようなら




明野のコブラは機首の機関銃をグリグリ動かしたり

アパッチと編隊組んで去っていきました








今回の小松基地航空祭
来場者は14万7千人と過去最高だったそうです


16年度以降は「アグレッサー(仮想敵)部隊」として知られる
空自最高の戦闘技量を持ったエリートが集まりパイロットの技量を向上させる
F-15J/DJを装備した「飛行教導群」が新田原(にゅうたばる)基地/宮崎県から
小松基地に移転してくるという話があります



航空祭がますます盛り上がりそうですね
来場者も凄いことになりそう・・・


Posted at 2015/11/05 00:18:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 航空祭 | 趣味

プロフィール

「海上自衛隊 阪神基地隊
輸送艦 にほんばれ

陸自隊員が多数乗艦で不思議な船」
何シテル?   07/13 10:00
オフアクシスと申します HNの由来はオートビレッジに登録の際 日産ルネッサのグレードで オーテックジャパンのコンプリートカー 「アクシス」に乗ってた...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

大阪KINGS 
カテゴリ:スキー スノーボード トレーニング施設
2016/04/27 23:49:54
 
神戸KINGS 
カテゴリ:スキー スノーボード トレーニング施設
2013/09/06 19:41:19
 

愛車一覧

日産 NV350キャラバン 日産 NV350キャラバン
ゲレンデエクスプレス寝台車にすべく 後部の広いキャブオーバー1BOXにしました 雪山出 ...
日産 ルネッサ 日産 ルネッサ
マイナー車魂 オートビレッジ(現みんカラ)見ていろいろ工夫してました オーテックジャパ ...
三菱 デリカD:5 三菱 デリカD:5
2012年式 CV5W 12型 ゲレンデエクスプレス仕様 最近は人手不足なのかスキー ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation