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オフアクシスのブログ一覧

2016年07月24日 イイね!

「トモダチ作戦」の勇士たち 横須賀軍港めぐり 第1章

「トモダチ作戦」の勇士たち 横須賀軍港めぐり 第1章
2016年5月20日
YOKOSUKA 軍港めぐり(神奈川県横須賀市)

海上自衛隊 アメリカ海軍の基地に係留されている艦船を
遊覧船に乗って見て回ることができます




今回はインターネット予約はせず
当日券で乗船しました

大変人気なので当日券はすぐに売り切れることもあるそうです




遊覧船が新しくなってました
大きくなって2階デッキに屋根がついてました




シーフレンド7

2016年4月就航の新造船
「シーフレンド5」の約1.6倍のスケールで登場
大きく取られた1階客室の窓は曇りにくい特殊2重ガラス


全長 26m
全幅 7m
総トン数 77トン
定員 250名




こちらは以前までの遊覧船
シーフレンド5


全長 24.6m
全幅 4.6m
総トン数 42トン
定員 153名




11時便に乗船するため並んでいると
海上自衛隊練習艦隊の出港式典が行われていました

海上自衛隊 練習艦
TV-3508 かしま
排水量 基準4050トン

前甲板に76ミリ速射砲1基
両舷に3連装短魚雷発射管2基
後部には訓練甲板兼ヘリコプター甲板を配置
遠洋航海で諸外国を訪問するため
礼砲を装備しています

設計段階より女性実習幹部の乗艦が考慮されていて
女性専用の居住区が設けられています




海上自衛隊 しまゆき型練習艦
TV-3518 せとゆき
排水量  基準2950 トン


元・はつゆき型護衛艦DD-131せとゆき
2013年 練習艦としては初の女性艦長(2等海佐)が着任しました


76mm単装速射砲
対空ミサイル シー・スパロー
対艦ミサイル ハープーン
対潜ミサイル アスロック
3連装短魚雷発射管
高性能20mm機関砲
など




あさぎり型護衛艦
DD-151 あさぎり
排水量 基準3500トン

2005年 やまぎり型練習艦TV-3516あさぎり に艦種変更されたが
2012年 再び護衛艦として艦種変更

機動性を重視して上部構造物にアルミニウム合金を多用して軽量化
しかし被弾などで火災が発生すると溶融してしまうため
8番艦以降は全鋼製に変更


76mm単装速射砲
対空ミサイル シー・スパロー
対艦ミサイル ハープーン
対潜ミサイル アスロック
3連装短魚雷発射管
高性能20mm機関砲
など



3艦が練習艦隊を組み11月4日まで

アメリカ合衆国(パールハーバー、サンディエゴ、ジャクソンヴィル、ボルチモア)
パナマ共和国(パナマシティ)
フランス共和国(ブレスト)
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(ロンドン)
リトアニア共和国(クライペダ)
ドイツ連邦共和国(ロストック)
ベルギー王国(アントワープ)
マルタ共和国(バレッタ)
イタリア共和国(チヴィタヴェッキア)
ジブチ共和国(ジブチ)
ケニア共和国(モンバサ)
スリランカ民主社会主義共和国(コロンボ)
フィリピン共和国(マニラ)
を回ります
総航程 57000km
第66期一般幹部候補生課程修了者約190名(うちタイ王国海軍少尉1名)を含む約750名


海上自衛隊の真っ白な制服はかっこいいですね





時間になったので遊覧船も出港

潜水艦が見えてきました
海上自衛隊に所属する艦艇を示す旗
自衛艦旗(軍艦旗)を艦尾に掲げる おやしお型潜水艦


旭日旗はカッコいい





8階建てのビルは海上自衛隊第2潜水隊群の司令部
アメリカ海軍側にあります

その関係で自衛隊の潜水艦はアメリカ軍側に係留されています




第1潜水艦群は広島県の呉市にあります


海上自衛隊 おやしお型潜水艦
排水量 基準2750トン 水中3500トン

533mm魚雷発射管×6門
89式魚雷
潜水艦発射型対艦ミサイル ハープーン






アメリカ海軍 アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦
DDG-56 ジョン・S・マケイン
排水量 満載8362トン


2012年12月 北朝鮮が人工衛星と言い張る
弾道ミサイルの発射予告に対し派遣された
ミサイル防衛対応艦

Mk 45 5インチ砲
ファランクス20mm機関砲
対艦ミサイル ハープーン

ミサイル垂直発射装置(90セル)に
個艦防空ミサイル シー・スパロー(ESSM)
艦隊防空ミサイル スタンダード
弾道弾迎撃ミサイル スタンダード3(SM-3)
巡航ミサイル トマホーク
対潜ミサイル アスロック
などを搭載






おやしお型潜水艦が2隻


潜水艦は進水式後や自衛隊引渡し前には艦名や艦番号が表示されていますが
その後消されて分からなくなります




横付けでメザシ係留されています
渡り足場がかけてありますね






アメリカ海軍 ベネワ級宿泊艦
APL-40 ニュエセス
排水量 基準2176トン

宿泊艦APB-40だったものから
エンジンを撤去して宿泊施設を増大させた
非自走宿泊船APL-40へと改造
およそ1000名が宿泊できるそうです





アメリカ海軍 アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦
DDG-65 ベンフォールド
排水量 満載8362トン




海上自衛隊の艦船はかなり綺麗で錆びは浮いてないのですが
アメリカ海軍の艦船は錆びててもあまり気にしてないようです




アメリカ海軍の艦尾に掲げる軍艦旗は国旗と同じです




艦橋付近に張り付けられた8角形のアンテナ
フェーズド・アレイ・レーダー

前後左右に4枚あり200以上の目標を追尾し
10以上の目標に同時攻撃ができるイージス艦

この艦は複数かつ発射角度の違う弾道ミサイルを
同時に迎撃可能な能力を有する
イージスシステム ベースライン9にアップグレードされています


煙突には第7艦隊第15駆逐隊を示すマークがあります


2012年12月 北朝鮮の弾道ミサイルの発射予告に対し派遣された
ミサイル防衛対応艦




隣には
アメリカ海軍 アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦
DDG-85 マッキャンベル
排水量 満載9648 トン

ヘリコプター2機を搭載できる格納庫を備えたフライトIIAタイプ


2011年3月 東日本大震災で被災した日本の支援に派遣
「トモダチ作戦」に参加しました






アメリカ海軍 タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦
CG-67 シャイロー
CG-62 チャンセラーズビル
排水量 満載9600トン


タイコンデロガ級は世界初のイージスシステム搭載艦
スプルーアンス級駆逐艦の拡大発展型で
上部構造物を巨大化しているため艦の安定性がよくありません

アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦よりも優れたイージスシステムを装備しています


Mk 45 5インチ単装砲
ファランクス20mm機関砲
対艦ミサイル ハープーン

ミサイル垂直発射装置(122セル)に
個艦防空ミサイル シー・スパロー(ESSM)
艦隊防空ミサイル スタンダード
弾道弾迎撃ミサイル スタンダード3(SM-3)
巡航ミサイル トマホーク
対潜ミサイル アスロック

などを搭載

後部には対潜哨戒・汎用ヘリコプターSH-60Bシーホーク2機を搭載

2012年12月 CG-67シャイローは北朝鮮の弾道ミサイルの発射予告に対し派遣されました





アメリカ海軍 タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦
CG-54 アンティータム
排水量 満載9600トン




改修工事中でしょうか?
レーダーアンテナ マストに足場やカバーが掛けられていました






アメリカ海軍 ブルー・リッジ級揚陸指揮艦
LCC-19 ブルー・リッジ
排水量 満載18400トン


指揮・統制の徹底 通信確保のため
電波障害の原因になる構造物を極力排したもので
前後甲板はフラットにして各種通信アンテナが設置されている

艦内に小規模な出版社と印刷所並みの設備を持ち
広報誌等も自力で発行している


2011年3月に発生した東日本大震災では
寄航中のシンガポールから補給物資を積み込み
日本に向けて急遽輸送任務に就きました


ファランクス20mm機関砲
Mk 38 25 mm機関砲






そして 奥に見えてきたのが12号バース
そこに鎮座する巨大船の姿が・・・




長くなってきたので 次回へつづく

Posted at 2016/07/24 21:41:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 旅行/地域
2016年04月14日 イイね!

砲声轟く JGSDF今津駐屯地創立63周年記念行事 ミッションD(デルタ) 終

砲声轟く JGSDF今津駐屯地創立63周年記念行事 ミッションD(デルタ) 終ミッションC(チャーリー)からの続き

訓練展示も終わりグラウンドは戦車試乗会の走行路になりました
74式戦車にはバスケットが装着されています

舗装路を走行するためゴムパッド付き履帯の試乗車です




試乗の際はヘルメットを被り10人ずつ乗車します

油気圧サスペンションの姿勢制御を利用し車高を最低まで下げて
乗車しやすくしています

戦車を開発・製造できる国は少数ですが
前後左右独立して姿勢制御が出来る戦車は日本だけです




エンジン始動 車高を上げて場内を1周します

戦車には乗用車のような操舵輪が無く
左右履帯(キャタピラ)の回転差により方向を変えるので
旋回中は結構揺れます 乗車中はバスケットにしっかりと捕まります




構造上 スムーズなコーナリングではなく
多角形コーナリングのように旋回します





私も試乗してみました

砲塔には足跡がいっぱい
車長がハッチから身を乗り出し周囲を確認します

戦車の乗員は4人
階級は 車長>砲手>操縦手>装填手の順だそうです




装填手用ハッチ
ハッチの前には旋回式のペリスコープ(潜望鏡)があり
砲塔内から周囲を見渡せるようになってます









試乗が終わるとこのような証明書がもらえました


大方のイベントは済んだので
駐車場に戻るためシャトルバス乗り場へ向かいます




装備品展示の横には子供広場として 
10式戦車風のエアスライダーがありました


じつは今津駐屯地などの本州の戦車部隊は
74式戦車の後継として10式戦車ではなく
装輪の機動戦闘車で更新される予定なので
戦車は北海道 九州 それと教育部隊にしか装備されないとのこと

今津駐屯地に10式戦車は配備されることは無いのかも知れません


数年後 戦車部隊を見れなくなるのはチョット寂しいですね・・・


Posted at 2016/04/14 00:32:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 趣味
2016年04月13日 イイね!

砲声轟く JGSDF今津駐屯地創立63周年記念行事 ミッションC(チャーリー)

砲声轟く JGSDF今津駐屯地創立63周年記念行事 ミッションC(チャーリー)ミッションB(ブラボー)からの続き

観閲行進も終わり訓練展示を行うのですが
その間に第3音楽隊(千僧駐屯地/兵庫県伊丹市)の演奏が行われました

妖怪ウォッチの「ようかい体操第一」の振り付けで踊る
隊員とタヌキの着ぐるみ




音楽隊の歌手も増えてきましたね

男性隊員が独唱してました





訓練展示が間もなく始まります

敵役の74式戦車がスタンバってました




ヘルメットに赤い帯が巻かれているのが敵役の隊員 陣地に潜みます




空砲とはいえ非常に大きな爆音がするため
発砲するときは耳を塞ぐなどの合図のため旗が振られます


見学する時は耳栓があったほうが無難です
土ホコリも多いのでマスクも用意しておくといいでしょう





訓練展示の開始です

上空偵察のため 観測ヘリコプターOH-1が飛来


タンデム複座で胴体を細くして被目視発見を避けるとともに
レーダー反射面積を抑え(ステルス性)
前方から射撃された際の被命中率を下げるため
胴体幅は概ね1m以内に抑えています

無関節ローターハブのもたらす運動性と合わせて
機首を上に向けての垂直上昇 80度での急降下
宙返り 後ろ向き宙返りなどのアクロバット飛行も可能です

テールローターは垂直尾翼内に内蔵されたフェネストロン
高音の独特な音がします


通称:ニンジャ
カワサキのバイクにも「ニンジャ」が使われているので
川崎重工製らしいニックネームですね




地上レーダ装置1号(改) JTPS-P23  中部方面移動監視隊(今津駐屯地)

接近する車両・人員の警戒にあたります




レンジャー部隊を乗せた多用途ヘリコプターUH-1Jが上空へ飛来




第7普通科連隊  (福知山駐屯地/京都府福知山市)のレンジャーが懸垂降下(ラぺリング) 
詳細な偵察任務を行います

ヘリコプター内に増槽(追加燃料タンク)が積まれていますね




偵察オートバイ  第10戦車大隊(今津駐屯地)


敵陣から銃撃がありました
バイクを盾にし89式小銃で応戦します




87式偵察警戒車  第3偵察隊(千僧駐屯地/兵庫県伊丹市)


敵陣からの攻撃があったため
攻撃しながら偵察する威力偵察を行いました


87式偵察警戒車 通称:RCV
6輪駆動の装輪戦闘車両
回転式砲塔に25mm機関砲KBA-B02を装備
徹甲弾と榴弾の撃ち分けが可能な二重給弾方式です


同軸機銃74式車載7.62mm機関銃で応戦しています


偵察して得た敵の情報を元に戦闘の準備に入ります




155mmりゅう弾砲 FH70  第3特科隊(姫路駐屯地/兵庫県姫路市)


最大射程は約30km
本来は数十Km後方から砲撃します

前方の観測員からの位置情報を元に弾道角度を計算して狙う
間接照準射撃を行います


この砲撃が一番の爆音でした
衝撃波も伝わってきます









敵陣に砲撃が当たったことを示す黄色いスモークが上がってます




そこで敵役の96式装輪装甲車と74式戦車が登場




74式戦車  第10戦車大隊(今津駐屯地)


射撃支援小隊
敵戦車・装甲車に105mmライフル砲で応戦します

後退しながら 同軸機銃も撃ちます

FH70も支援砲撃を行います




74式戦車  第3戦車大隊 第10戦車大隊 (今津駐屯地)


突入小隊
行進間射撃を行い敵陣を砲撃




96式装輪装甲車に乗り込み撤退を始める敵役隊員
12.7mm重機関銃M2で援護


弾幕を張ります
ブライト・ノアの好物=弾幕





敵陣制圧  




履帯を互いに逆回転させその場で旋回する超信地旋回で観閲官に報告

訓練展示は終了です






次回へつづく・・・

Posted at 2016/04/13 20:50:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 趣味
2016年04月12日 イイね!

砲声轟く JGSDF今津駐屯地創立63周年記念行事 ミッションB(ブラボー)

砲声轟く JGSDF今津駐屯地創立63周年記念行事 ミッションB(ブラボー)前回からの続き

観閲式が始まるため 隊員たちが整列の準備をしていました






グラウンドには来賓席や招待席が用意してあり
国会議員や県議・市議などが来場します




隊員たちが整列します
観閲部隊は

今津に駐屯する
第3戦車大隊 第3後方支援連隊第2整備大隊戦車直接支援隊
第10戦車大隊 第10後方支援連隊第2整備大隊戦車直接支援隊
中部方面移動監視隊 中部方面無人偵察機隊

千僧駐屯地の第3音楽隊




旗の敬礼は水平にします




中部方面無人偵察機隊の部隊旗を持つ二等陸曹
レンジャー徽章がついてました

レッグホルスターに9mm拳銃を装備しています

戦車の車長もレッグホルスター+拳銃
他の乗員は89式5.56mm小銃 折曲銃床式(ストック折りたたみ式)




中部方面無人偵察機隊の隊員

普通の89式小銃を持ってますが
階級章は二尉や曹長など高めでした




国旗が入場し音楽隊により国歌演奏がされます
汚れが無い1/2tトラック(通称:パジェロ)




来賓の挨拶
元自衛官 イラク派遣の初代隊長 ヒゲ隊長でおなじみの
佐藤正久 参議院議員
某動画で鋭いツッコミが有名な「あかりちゃん」は欠席でした


しばらく偉い人のありがたいお話が続きます
持ってきた「こち亀」や「ミナミの帝王」が大活躍・・・




来賓の挨拶や祝電の披露も終わり
隊員は観閲行進のために車両に乗り込みます




空冷V型10気筒 2ストローク ディーゼルターボ
21.5リッター 720馬力のエンジンに火が入りました
独特のエンジン音





整列のために一旦会場を出てしばらくすると
音楽隊の行進曲とともに観閲行進がはじまりました

78式戦車回収車  第10後方支援連隊第2整備大隊戦車直接支援隊

74式戦車の車体を流用し前部に38tの牽引能力のウィンチとドーザーブレード
右側に20tの吊上げ能力を持つクレーンブームを装備し
破損や故障した戦車を回収するための車両です

武装は12.7mm重機関銃 発煙弾発射器を装備しています




地上レーダ装置1号(改)JTPS-P23搭載高機動車  中部方面移動監視隊

高機動車の市販型は トヨタ・メガクルーザー




中部方面無人偵察機隊


1・1/2tトラック
3・1/2tトラック




74式戦車  第3戦車大隊 大隊本部

不整地での走破性が高いゴムパッドがついていない履帯
赤外線暗視装置もついていません




96式装輪装甲車  第3戦車大隊 本部管理中隊


通称:WAPC
8輪のコンバットタイヤを装備し空気が全て抜けてもある程度の距離を走行できる
装輪装甲兵員輸送車 切換式で8X8のAWDに出来ます

乗員2名+フル装備した戦闘員8名の乗車が可能


武装は12.7mm重機関銃M2  発煙弾発射器




74式戦車  第3戦車大隊 第1中隊 第2中隊


6両連続で迫力があります





74式戦車  第10戦車大隊 第1中隊 第2中隊


愛知県名古屋市の守山駐屯地に司令部がある第10師団隷下の
第10戦車大隊ということで名古屋らしく金のシャホコがシンボルマークになってます








次回へつづく・・・
Posted at 2016/04/12 19:43:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 趣味
2016年04月11日 イイね!

砲声轟く JGSDF今津駐屯地創立63周年記念行事 ミッションA(アルファ)

砲声轟く JGSDF今津駐屯地創立63周年記念行事 ミッションA(アルファ)2015年11月22日
陸上自衛隊 今津駐屯地(滋賀県高島市)


近隣に広大な饗庭野演習場があり戦車部隊等が駐屯しています

主な部隊は74式戦車を装備し 
近畿地方の防衛を担当する第3戦車大隊
東海・北陸地方の防衛を担当する第10戦車大隊




駐屯地へは
JR湖西線 近江今津駅からのシャトルバスか
演習場の特設駐車場からシャトルバスの いづれかの方法で入場します

自家用車 自転車 徒歩での入場はできません


私は駐車場からシャトルバスでの入場方法にしました
航空祭で活躍する折り畳み自転車「オフアクシスJr.号」は今回お休みです





駐車場近くに仮設トイレが多数設置されていました




シャトルバスを待ってる間に犬を散歩させているひとを発見
迷彩柄のドッグウェアがかわいい


長時間待つし足元が土なので折り畳み椅子があると便利です
さらに携帯用の充電器やコンビニコミックなどがあると暇つぶしできます
私は「こち亀」(こちら葛飾区亀有公園前派出所)や「ミナミの帝王」などを見ます




せっかくなら自衛隊風にコッチの荷台に乗せていってもらってもいいけどな・・・




シャトルバス到着 マイクロバスも含む10数台使用していましたが
長蛇の列になってました


駐屯地へはバスで山道を5分程度でした




会場配置図と時間の書かれた紙が配布されていました





観閲行進や訓練展示の見学場所を確保し
戦車試乗の整理券配布場所へ急ぎます



何回かに分かれているので
希望の試乗時間を選べます


試乗は人気のため配布開始してスグに無くなってました





観閲式まで時間があるので装備品展示を見て回ります

74式戦車  第3戦車大隊/今津駐屯地


全長 9.41m
全幅 3.18m
重量 38t
最高速度 53km/h
乗員 4名
空冷2ストローク V10ディーゼルターボ
21500cc 720馬力




戦車に登って至近距離から見ることができました
クツは脱がなくてもいいそうです


長いスカート サンダル等の服装は見学には向きません




砲塔にも登ることが出来ました


砲塔内には車長 砲手 装填手の3人が乗り込みます
右側は車長用の出入り口キューポラ
ドーム状になっていてハッチを閉めたまま頭部を出さずに周囲が見えるよう防弾ガラスが埋め込まれています


左側は装填手用ハッチ


砲塔内は狭く 砲手席へは一度 車長席に座り天井の取手に掴まり
身体を浮かせてから足元の砲手席へ滑り込むようにするそうです




砲塔は丸みを帯びた避弾経始の考え方により造られていて
撃って来た砲弾を滑らせて弾きます
装甲厚は約200mmと推定されていて
溶かした金属を型に流して造る鋳造
表面のデコボコが鋳鉄っぽい


武装は
主砲 51口径105mmライフル砲
同軸機銃 74式車載7.62mm機関銃
砲塔上部 12.7mm重機関銃M2


重機関銃は取り外してありました




アクティブ型赤外線暗視装置


赤外線フィルターを外すと夜間1500メートル先で本が読めるほど明るいけど
フィルターを装着しても直前に立つと低温やけどになるほどの熱量があるそうです


日本電気(NEC)製




車体左にはスコップ つるはし ハンマー 斧が装備されています




第3戦車大隊のシンボルマークはレッドライオン

百獣の王であり圧倒的な強さの象徴ライオンと
バックの3本線は第3戦車大隊を意味します
アデ○ダスとは無関係・・・




車体は装甲厚80mmと推定される溶接構造
左側に操縦手席があります

灯火類はヘッドライト 赤外線ライト ウィンカーが纏まって装備されていて
中央寄りにサイレンその下に管制前照灯が装備されています




履帯(キャタピラ)には舗装路のアスファルトを痛めないように
ゴムパッドがついてました


油気圧サスペンションによる姿勢変更機能があり
車高を上下に各20cmずつ変化させることができます
またサスペンションを前後左右別々に作動させることもできるため
車体全体を前後に6度ずつ左右に9度ずつ傾ける姿勢制御が可能です






軽装甲機動車  第10戦車大隊/今津駐屯地


全長 4.4m
全幅 2.04m
全高 1.85m
重量 4.5t
最高速度 100km/h
乗員 4名

水冷4ストローク 直4ディーゼルターボ
4800cc 160馬力


略称 LAV
前輪ダブルウィッシュボーン 後輪セミトレーリングアームの4輪独立懸架
4輪駆動 4速AT エアコン装備

天井のハッチから身を乗り出し 5.56mm機関銃MINIMIや01式軽対戦車誘導弾の使用が可能






オートバイ(偵察用)  第3戦車大隊/今津駐屯地



全長 2.13m
全幅 0.85m
全高 1.19m
重量 154kg
最高速度 135km/h
乗員 1名

水冷4ストローク 単気筒
249cc 24馬力



基本的にベースとなったカワサキ KLX250と変わりませんが
無線機取付用ラックやエンジンガードなどが装着されています


偵察および連絡用に使用されています
オフロードバイク 映画「ランボー1」を思ひ出す・・・





新無人偵察機システム(FFRS)  中部方面無人偵察機隊/今津駐屯地


全長 3.8m
全幅 1.2m
重量 285kg


可視・赤外線カメラを搭載した単発タービンエンジン無人ヘリコプター
プログラムによって離着陸まで含めた完全自律飛行が可能です
夜間・悪天候でも観測が可能
センサー類には自爆装置が備わっており秘匿性が保たれています
スパイ映画みたいだな・・・





地上レーダー装置1号(改) JTPS-P23  中部方面移動監視隊/今津駐屯地


高機動車に搭載して地上における車両(装輪車 装軌車)
人員などの移動目標 及び海上における艦艇を中・短距離から監視します




長いので次回へつづく・・・

Posted at 2016/04/11 21:37:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自衛隊・ミリタリー | 趣味

プロフィール

「海上自衛隊 阪神基地隊
輸送艦 にほんばれ

陸自隊員が多数乗艦で不思議な船」
何シテル?   07/13 10:00
オフアクシスと申します HNの由来はオートビレッジに登録の際 日産ルネッサのグレードで オーテックジャパンのコンプリートカー 「アクシス」に乗ってた...
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