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オフアクシスのブログ一覧

2014年07月05日 イイね!

鈴菌感染 スズキ歴史館 其之壱

鈴菌感染 スズキ歴史館 其之壱
主に 二輪車や四輪車 船外機などを生産するスズキ


製品や技術 歴史などを紹介する展示施設
スズキ歴史館(浜松市南区)



道路挟んで向かい側にはスズキ本社・高塚工場があります


インターネット上ではスズキ車を「鈴菌」や「変態」など
普通なら軽蔑されるような言葉ですが
スズキの生産する製品は他社より個性の強いものが多く魅力的
登場時に性能が飛び抜けた物も多く
賞賛の意味で「鈴菌」 「変態」を使ってます


実際 私も一時スズキの二輪車「RF400R」に乗ってました(VC無しの初期型 黒)

※参考画像(RF400RV)

フェラーリ・テスタロッサのようなダクトと
(フュラーリ・テスタオッサンドナイシテマンネン=×)
巨大なテールランプがカッコよかった





スズキ歴史館の南側には東海道本線が通り
近くの踏切は「鈴木踏切」になってます





エントランス

入場は無料ですが事前予約が必要です
インターネットで申し込む場合は
訪問日時
車で来場の有無
訪問時間帯
人数
メールアドレス
を登録すると

登録したメールアドレスに予約IDが送信されてきます
その予約IDを訪問時 インフォメーションカウンターの受付に告げると自由に見学できます


また 電話・FAXでも受け付けてます






リーフレットを貰い 
インフォメーションカウンター近くの
場内の規則・禁止事項などの案内動画を見てから見学となります






本来の順路はエレベーター乗って3階からのようですが
知らなかったので1階からの見学になりました

現在生産・販売されてる四輪車・二輪車

過去のレース車両などが展示されてます






GSX1100Sカタナ

ターゲットデザイン社代表
工業デザイナー ハンス・ムート氏が
日本刀をモチーフに機能と美を両立させたデザイン

1980年ドイツ・ケルンでショーモデルとしてGSX1100S KATANAとして発表
そのあまりに先鋭的なデザインが反響を呼び、「ケルンの衝撃」と言われました


空冷 直4DOHC
1074cc 111馬力




発売当時 世界最速の市販オートバイ

国内仕様の750も発売されたが
前面風防が付かずハンドルも1100のセパレートハンドルからアップハンドルに変更
「耕運機ハンドル」と言われ
輸出仕様のセパレートハンドルに交換すると
当時の保安基準に違反し違法改造となるため
この取締りを当時は「刀狩り」と呼んでいたそうです


撮影用に乗車することが出来ます
この車両 走行距離 わずか182km






V-Strom


「アドベンチャーバイク」や「アルプスローダー」と言われ
長距離ツーリングに適したモデル

荒れた路面や未舗装路等でも路面追従性や乗り心地が良い
柔らかめでストロークの長いサスペンション

低・中速で扱いやすいV型2気筒エンジン

直立姿勢に近い乗車姿勢や防風効果の高い可変フロントスクリーン
積載性の良いリアキャリア 大容量燃料タンクなどツーリングに便利


左 Vストローム1000(ABS)
水冷 V2 DOHC
1036cc 100馬力


右 Vストローム650(ABS)
水冷 V2 DOHC
645cc 66馬力





隼(ハヤブサ)

GSX1300R Hayabusa
HAYABUSA1300
など名称変更が数回


小型の猛禽類ハヤブサが300km/h以上の速度で飛ぶことができること
食物連鎖の頂点に位置していることから
最高速度300km/hを超える性能を持って君臨するように と名づけられました

最初期モデルはスピードメーターの目盛が350km/hまで刻まれていて
最高速テストでは312km/hを記録
発表当時 世界最速の市販オートバイでした


その後 欧州の機関から これ以上の最高速競争は危険と指摘されたため
各社 自主規制で300km/h速度リミッター装備となりました


2013年までは日本国内仕様は無く
国外向け輸出モデルを再輸入することで
日本の出力規制 速度リミッター 音量規制など
各種規制が厳しかったので逆輸入と言う形式で回避


しかし 2014年からは日本国内仕様が登場
出力も輸出仕様と同じ197馬力
車名も「隼」と漢字表記


水冷 直4DOHC
1339cc 197馬力





ロードレース世界選手権(WGP)
GP500クラス参戦車両

1976年から7年間 スズキはメーカーチャンピオンになりました

右から
1980年 RGB500  #10
1981年 RGΓ500 #3
1982年 RGΓ500 #15

水冷 直4 2ストローク
494.7cc 123馬力






GS1000R


1983年 世界耐久選手権で優勝

アルミフレームなど
後の市販車 GSX-Rに技術をフィードバックしました


水冷 直4DOHC
997.5cc 135馬力






GSX-R1000

2009年 鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝




スズキと関係が深い「ヨシムラ」

1978年の第1回「鈴鹿8耐」で優勝
その後 1980年 2007年 2009年と4回優勝


タンクに「ヨシムラ」のプレス文字が見えますね
タンク上2つの穴の1つはレース中の給油でタンク内の空気を吸引し
素早くガソリンを送り込むためのもの

シートがスポンジ・・・ 長時間の乗車はキツそう


水冷 直4DOHC
999.1cc 195馬力以上





船外機 DF250

世界最大排気量のV6エンジン搭載船外機

V6DOHC
3614cc 250馬力






ハスラー

クロスオーバーSUVタイプの軽自動車

発売以来 大人気
納期が6ヶ月待ちとも言われてます

ボディーカラーの種類も豊富
ルーフがホワイトやブラックのツートンの設定もありオシャレ



内装パネルやシートのパイピングがカラフル


水冷 直3DOHCターボ
658cc 64馬力
CVT FF/4WD






スペーシア

「女性の願いをかなえると、この軽になる。」
「ホマキ」こと「堀北真希」をイメージキャラクターに起用


水冷 直3DOHCターボ
658cc 64馬力
CVT FF/4WD





スペーシアカスタム

「グーン、ダーン!」
とホマキとは正反対の漢らしいキャッチコピー
石原プロモーション所属俳優がイメージキャラクター


スペーシアに比べ
リング状のLEDポジションランプ
グリル内のLEDイルミネーション
スモークレンズのLEDテールライト
エアロバンパーなどを装備


水冷 直3DOHCターボ
658cc 64馬力
CVT FF/4WD




展示車両のボンネットフードには
舘ひろし 徳重聡 宮下裕治 金児憲史  の「石原軍団」直筆サイン


舘ひろしは過去 カルタスでもイメージキャラクターに選ばれ
「オレ・タチ、カルタス。」のCMキャッチコピーがあまりに有名

その後も「西部警察」や「あぶない刑事」の劇中で
スズキ二輪車に乗ってるシーンが多かったです

契約の関係で日産車の運転は出来なかったんでしょうか?






減速エネルギー回生システム「エネチャージ」

模型や電飾を使い判りやすく解説したものがあります


概要は(引用)

バッテリーとして、普通の鉛電池の他に
リチウムイオン電池を1パック搭載しています。

普通の車は走行中にバッテリーに充電しますが、
エネチャージでは基本的に走行中には充電しません。

その代わり、車を減速させるとき、
普通の車よりもたくさん発電して充電します。

それでも足りない場合は走行中に充電しますが、
通常は充電に回されるエネルギーが要らなくなるので、
より少ない燃料で走る事ができます。


だそうです


アイドリングストップシステムと組み合わせて
より燃費向上が期待できる技術です




長いので
其之弐へ続く・・・

Posted at 2014/08/10 08:38:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ バイク | クルマ
2014年05月24日 イイね!

空を見ろ! 鳥だ! 飛行機だ! いや Red Bull X-Fightersだ!

空を見ろ! 鳥だ! 飛行機だ! いや Red Bull X-Fightersだ!
さまざまなスポーツを積極的にスポンサードしている
「レッドブル」



今回はエクストリームスポーツ
フリースタイルモトクロス(FMX)のシリーズ戦
「Red Bull X-Fighters2014 大阪」
を観戦しに行きました






X-Fightersは
第1戦 メキシコシティー(メキシコ)
第2戦 大阪(日本)
第3戦 マドリード(スペイン)
第4戦 ミュンヘン(ドイツ)
第5戦 プレトリア(南アフリカ)
で開催されるシリーズ戦

闘牛場や競技場で行われることもあれば
過去にはエジプトのスフィンクス前やモスクワ赤の広場で行われたこともあるそうです




そして今回の開催場所は

大阪城(大坂城) 西ノ丸庭園 の特設コース

大阪城を背景に モトクロスライダーが華麗に舞います





今年は 1614-1615年に豊臣家と徳川家が戦った大合戦
「大坂の陣」から400年になります


2016年のNHK大河ドラマは
大坂夏の陣で 徳川家康の本陣まで攻め込むも
家康側が巻き返し 敗走中に襲われ戦死した
真田 信繁(幸村) が主役




先行予約が外れまくり
24日の予選 立ち見席しかチケットが取れませんでした

なので開場12:00の前 10:40くらいから並びました
まだコレぐらいの待ち人数



待ち時間中
レッドブルガールズの尾根遺産が飲料を配布



翼を授かりました


他には アンケートや
会場周辺に設置してあるチェックポイントを回るラリーが出来る
スマートフォン用アプリの説明などが回ってきたりで
待ち時間中も退屈しませんでした




立見Aゾーン

予選なので みんなのんびりなんでしょうか?
大会が始まるまで最前列は空いてました




金属製で設置に時間が掛からない「カタパルト」と呼ばれるキッカー(ジャンプ台)

高さ10m
距離25mほど飛ぶそうな




着地地点は土が盛ってあり
斜度になってて 衝撃を逃がします





観戦場所確保して 周辺を探索
食べ物や飲料 グッズ等の屋台が出てます



兵庫県佐用郡佐用町のご当地グルメ
「ホルモン焼きうどん」



調理中にカメラに気づいてくれました
ナイスガイ!  ありがとう



タレにつけて食べます




5月下旬 
日焼けするほど暑かった
ルービーがまいうー

チ○コと黄金水・・・




大画面モニターとスピーカーを載せたトヨタ・メガクルーザー
ナンバープレートは
「レッドブル 翼を授ける」の2(ツ)8(バ)3(サ)



大会スポンサーの一つ
7年ぶりにフルモデルチェンジされた
「ミニ(MINI)」が展示してありました




櫓には司会やDJの放送ブース
最上段にはジャッジ(審査員)がいて
それぞれ

ジャッジ 1:多様性
ジャッジ 2:難度及び実施(実施)
ジャッジ 3:姿勢及び流れ(スタイル)
ジャッジ 4:コースの使用性(コース)
ジャッジ 5:パワー、迫力、エンターテイメント性(エナジー)
の審査員がそれぞれ0-100点の間でポイントをつけます

そのポイントを総括するヘッドジャッジ(審査委員長)が平均点を出し
最終的に各ライダーのポイントになります




会場にはケーブルを這わせ
ライダーを追うカメラや



大会スポンサーの
「ソニーアクションカム」


スキーでもヘルメットに付けて滑走してる人もいますね
欲しい・・・



カメラマンが観客席をたまに映してます

会場の大画面モニターに観戦客の姿が映ることもあるので
気が抜けません




危険なスポーツなのでコース横に
医療チームがスタンバイ
スグに駆けつけることが出来ます




それでは競技のほうを

キッカーに入り



後方宙返りの「バックフリップ」
シート部分を掴み身体を伸ばす「スーパーマンシートグラブ」
脚を交差させる「インディ」



バイクから完全に身体が離れる
「ロックソリッド」



バックフリップ中にハンドルバーから身体をバイク前方へ投げ出す
「シャオリンフリップ」

少林寺拳法に似てることから少林の英語読みシャオリンから




クォーターパイプからの



バックフリップして180度回って戻ってくる
「フレア540」



などなど



大阪城を背景に見れるのは立ち見エリアと反対方向のスタンド

逆光で少し観づらいけど
コースに近いんで迫力はありました





世界を転戦するフリースタイルモトクロス(FMX)ライダー
レッドブルの他には X-GAMES等の大会もあります


25日の決勝は特別後援してる大阪市の
橋下市長も観戦してたとか

2013年と2年連続で開催してるんで
来年もあれば観にいきたいです




Posted at 2014/05/31 11:19:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ バイク | スポーツ
2014年03月20日 イイね!

20世紀へタイムスリップ? 日本自動車博物館 その3(終)

20世紀へタイムスリップ? 日本自動車博物館 その3(終)
その2から続き

バイクの街 

自転車に小型エンジンを取り付けたモペッド

スズキ・パワーフリー
36cc 1馬力
2段変速


ペダルを漕ぐ自転車にもなれます
しかしエンジン掛けなくても原付の分類になり運転免許が必要
ナンバープレートも付いてました

人力とのハイブリッド  
ミッドシップ 
オープン 
2シーター・・・



1Fへ



トヨタの広場

トヨタ・2000GT MF10型

オートバイメーカー ヤマハ発動機が
日産自動車と共同で高性能スポーツカーを開発する予定だったが
日産側の都合で中止に

ヤマハ発動機はその後 この企画をトヨタに持ち込み
再設計の後 共同開発がスタート


生産はヤマハ発動機に委託
エンジンはクラウン用 直列6気筒のエンジンブロックを使い
ヤマハ発動機の開発したDOHCシリンダーヘッドを乗せたそうです

シャーシは
4輪独立懸架 ダブルウィッシュボーンサスペンション
4輪ディスクブレーキ
マグネシウムホイール
など当時の最先端技術を投入


内装のウッドパネルは楽器メーカーのヤマハ
今でもトヨタ高級車のウッドパネルはヤマハ製
レクサス・LFAの室内に聞こえるエンジン音はヤマハが関わったそうです


映画「007」シリーズの5作目
「007は二度死ぬ」にオープン仕様に改造した
2000GTがボンドカーとして登場


製造台数が337台しか製造されず
状態にもよるけど2000万円程度の高値で取引されてるそうで

アメリカのクラシックカー専門のオークションでは
コレクターが所有してた2000GTが1億2000万円で落札されたというニュースも


3M型 2.0L 直6 DOHC 150馬力
駆動方式 FR
5速MT
1120kg






大型トラック・バスの街





いすゞ・BXD 30型

いすゞがシャーシを作り
川崎航空機(現・川崎重工)がボディーを作りました


映画 ALWAYS「続・三丁目の夕日」に出演したボンネットバス


ナンバープレート付き
自家用登録されてるので公道走行可能です



リアエンジンバスと比べ
客室から遠いボンネットにエンジンを収めることで
騒音・振動が伝わりにくくなります



反面 リアエンジンバスと全長が同じならボンネット部分だけ客室長が短くなります


DA640型 6.4L  直6 OHV ディーゼル 130馬力
駆動方式 FR
4速MT
5370kg




車の王様 コーナー



モーガン・エアロスリーホイラー

前二輪 後一輪の三輪車
オートバイの部品を流用して作ったので
「サイクル・カー」と言われることも


木製フレームに職人が1台づつ手作業で生産

コレは1930年製造だけど
2011年にリバイバルで復活したそうです


1.0L  水冷V2 OHV
300kg





特別展示コーナー



メルセデス・ベンツ300SL  W198型

もともとは メルセデス・ベンツのワークスチーム用プロトタイプレーシングカーとして開発されました
それゆえ車体軽量化と強度を保つため鋼管フレームがサイド部分の高い位置まで来てしまい普通の横開きドアは設置できずルーフにヒンジを持つ上開き式のドアが採用されました



カモメが翼を広げたような形になることから「ガルウィングドア」と呼ばれました


またエンジンは世界初のガソリン直噴式
最高速は260km/h出たそうです

クラッチペダルが非常に重く
運転した後は ふくらはぎの筋肉痛に悩まされたとか

M198型 3.0L 直6 SOHC 215馬力
駆動方式 FR
4速MT
1295 kg





トヨタ・セリカ ST185型 (5代目)
GT-FOUR

画像のはWRC(世界ラリー選手権)1994年仕様のレプリカ


1993年 ランチアから移籍して来たユハ・カンクネン(フィンランド)が
4度目のドライバーズチャンピオンとトヨタに初のメイクス・タイトルをもたらしました
翌年(1994年)も2年連続でドライバーズ メイクスの両タイトルを獲得


この後 スバル・インプレッサや三菱・ランサーエボリューションなどが続き
WRC日本車黄金時代でした


3S-GTE型 2.0L 直4DOHCターボ 225馬力
駆動方式 4WD
5速MT
1400kg





ロンドンバス(ダブルデッカー) レイランド社

9.6L 直6ディーゼル
5速セミAT
7590kg


日本の車検に通ってるので
公道走行可能


霧の多いロンドンでは珍しいオープントップバス
日本では3.8mの車高制限があるので
通常の屋根つきロンドンバスでは登録できません


片側運転台の横にはボンネットがありエンジンが搭載されたフロントエンジン・
リア駆動のFRなので

後端に乗降口や2階へ上がる階段を作ることが出来ます



シンプルなシートとスタンションポール
大人数乗り込むのに適してます



2階部分
良い眺めで 暖かい日の運行だと気持ちよさそう





いろいろ見て周り
小腹が空いたので

館内にある喫茶店「ローバー」



落ち着いたアンティーク調の店内



3日間煮込んだ自家製カレー
創設した30年前から提供されてるそうで
注ぎ足して作ってるそうです

具が溶けててトロミのあるカレーソース
たっぷり食べたい派にはチョット少なめですが美味しいです


数に限りがあるのでお早めに

なお 入口で申し出れば喫茶店だけの利用も可能だそうです





屋外展示では

2011年 東日本大震災の災害支援のため
ダイムラーから無償提供された車両


手前  メルセデス・ベンツ ゼトロス 
後 メルセデス・ベンツ ウニモグ



メルセデス・ベンツ Gクラス軍用型




支援物質の輸送 ガレキ搬出などを行ったそうです

軍用使用を前提として
日本の保安基準等に適合しませんが
緊急事態なので2年間限定で公道走行を特別に許可され
一般車両の進入が不可能な特に被害状況のひどい地域での土砂搬出に使用されました

もともと見本車としてヨーロッパ各地の販売店に配置されていたものを緊急にかき集め
ダイムラー本社で日本で使用するための最低限の改造を施され急遽空輸されたものです

寄贈された一部の車両には車体の周囲にダイムラー社員からの応援メッセージが無数に書き込まれているそうです

2013年8月 被災地の道路の応急整備がほぼ済み
ゼトロスの公道走行認可も切れたことから
日本財団はダイムラー寄贈車両の使用を終了した

これに伴い復興作業に使用されたゼトロス ウニモグ Gクラス各1台が
日本自動車博物館に寄贈・展示されることになりました



復興支援で活躍した車両や関係者に 敬意を表します



午前10:30から見て回り
同所を出たのが午後2:30


休憩なども入れましたが
たっぷり4時間
見応えあります


北陸旅行の際は立ち寄ってみてはどうでしょうか





追記

日本自動車博物館ではないのですが
ダイムラーから寄贈された
メルセデス・ベンツ ゼトロスに書き込まれてたメッセージの画像を
WEBで見つけたので貼っておきます

















Posted at 2014/04/25 00:40:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ バイク | クルマ
2014年03月20日 イイね!

20世紀へタイムスリップ? 日本自動車博物館 その2

20世紀へタイムスリップ? 日本自動車博物館 その2

その1からの続き




昭和の居間コーナー

懐かしい白熱電球の照明
チャンネルを変えたり音量調整のツマミ付きブラウン管テレビ
ラジカセ(ラジオ&カセットテープレコーダー)
昭和天皇・皇后の写真など



ちゃぶ台もありますが 
立入禁止なので星一徹のようにひっくり返すアクションは出来ませんでした





四駆の街 

戦前戦後の軍用車や働く自動車たち
特にアメリカ ロシア ドイツなどの外国の珍しい軍用車
ジープと呼ばれた元祖的な車などが展示されてます





スズキ・ジムニー LJ20型 (初代2期型)


ホープ自動車が開発した
四輪駆動不整地用万能車
「ホープスター・ON型4WD」の製造権をスズキが買い取り
ジムニーが誕生した


車名の由来は「ジープ型のミニ」という意味
キャッチコピーは「最前線志願」  う~ん 漢らしい・・・


軽量車体にラダーフレームや2速のトランスファーなど
ジープ同様本格的 相当な走破性があります

初代1期のLJ10型の空冷エンジンから
LJ20(初代2期型)は水冷エンジンに変わりました


L50型 359cc 水冷直2 2ストローク 28馬力
駆動方式4WD
4速MT
625kg




三菱・ジープ J34型

元は米国ウイリスオーバーランド社の四輪駆動車 
ジープ(Jeep)をノックダウン生産
その後 三菱自動車工業でライセンス生産に切り替わったそうです

J34型はロングホイールベースの「デリバリワゴン」という種類

この型ではなくミドルホイールベースのJ-24A/23A/25A型は
自衛隊の73式小型トラック(1/2tトラック)のベースになってます


KE47型 2.3L 直4 OHV 95馬力
駆動方式 4WD
3速MT
1515kg




三輪トラックの街

ダイハツ 東洋工業(マツダ) くろがね が3大ブランドです


オート三輪の特徴として

旋回半径が小さいのと 悪路での駆動力が失われ難いという点があった

四輪トラックでは前輪と後輪がねじれの関係にあると
後片輪の接地力が減少し差動装置の意図せぬ効果によって空転する

路面ねじれの程度によっては簡便な四輪駆動車を上回る踏破性を発揮し
急旋回時に前輪軌跡が大きくずれない三輪の特徴は屈曲不斉路で重宝された

そうです


手前のダイハツはBO10T型
1.8L 水冷直4 85馬力
最高速度90km/h





2Fへ


「間違いだらけのクルマ選び」の著書でおなじみの徳大寺 有恒 氏が選び
解説するコーナー「徳大寺 有恒が選んだ名車たち」

もちろん いつもの「ジャグァー」や「シトローエン」「ツウィンカム」などの
徳大寺語で解説されてました


ペンネーム 徳大寺 有恒 は 「できるだけ偉そうにしよう」と思って付けたそうです





九五式小型乗用車 (くろがね四起)

1941年(昭和16年)日本製
アメリカのジープより6年早く作られた四輪駆動車

1.4L 空冷V2 OHV 33馬力
駆動方式4WD




第一汽車・紅旗 CA770

中国の要人が乗ってたリムジンだそうです

5.6L V8 OHV 210馬力
2速AT





メルセデス・ベンツ180D W120型

1954年から2006年までの52年間ワンオーナーで75万km走破
ダイムラー社から表彰されたそうです

まだまだ走れるんですが
ディーゼル排気ガス規制のため現役を引退し
日本自動車博物館に寄贈されました


1.8L 直4ディーゼル 47馬力
駆動方式 FR
4速MT
1200kg




日産の広場 スカイライン・コーナー



右 R30型 (6代目)

アメリカの俳優 「ポール・ニューマン」を広告キャラクターに起用したことで
通称「ニューマンスカイライン」と言われました

また後期型のRSでは薄型ヘッドランプにグリルレスのデザインで
「鉄仮面」のような見た目から通称が付きました

当時 新開発の直列4気筒は以前までのL型6気筒よりも性能的にはよかったものの6気筒を積まないと「GT(グランツーリスモ)」を名乗れなかったので「RS(レーシングスポーツ)」の名称になりました

西部警察のRS軍団が格好よかった
だけどジェット推進ではないのにアフターバーナーって・・・


2000RS-XターボC
FJ20ET型 2.0L 直4 DOHCターボ 205馬力
駆動方式 FR
5速MT
1250kg



左 R31型 (7代目)

通称 「都市工学スカイライン」 「7th(セブンス)}

当時 マークⅡなどハイソカーブーム
スカイラインも後を追い高級路線 当初4ドアのみで発売開始

4輪操舵の「HICAS」を初搭載
70km/hを超えるとバンパー下部より自動で下りてくる
「GTオートスポイラー」などがありました

画像は4HTのGTS-Xリミテッドなんですが
詳細不明

参考
4HT GT PASSAGE TWINCAM24V TURBO
RB20DET型 2.0L 直6 DOHCターボ 210馬力
駆動方式 FR
4速AT
1460kg




R32型 (8代目) GT-R

通称 「超感覚スカイライン」

KPGC110型 ケンメリGT-Rから16年ぶりにGT-Rが復活

電子制御トルクスプリット4WD「アテーサ E-TS」
通常はFRと同じ後輪に100%の駆動力だけど
走行状況に応じて前輪にも最大50%の駆動を伝えます

全日本ツーリングカー選手権では
シリーズ終了まで29連勝


走り屋にも大人気
保安基準の規制緩和でチューニングカーが大増殖しました

RB26DETT型 2.6L 直6 DOHC ツインターボ 280馬力
駆動方式 4WD
5速MT
1430kg




R33型 (9代目) GT-R


R31型のボディーが大きすぎるとしてR32型を小さくしたけど
後席が狭いと不満の声があり
R33型で再び大型化

4ドアと2ドアのホイールベースまで同じにして
2ドアは間延びした印象

ドイツのニュルブルクリング・オールドコースで
8分を切る7分59秒のタイムを出し
先代R32型より21秒速いタイムだったので
キャッチフレーズは「マイナス21秒ロマン」

先代からの主な変更点は
角度調整式リアウィング
トランクに移したバッテリーなど


牧瀬理穂の「男だったら 乗ってみな」のCMキャッチコピーは
「お前に乗ってやる!」と思ったものである・・・ (←下品)



RB26DETT型 2.6L 直6 DOHC ツインターボ 280馬力
駆動方式 4WD
5速MT
1530kg




R34型 (10代目)

大きくなりすぎた先代R33型から先祖帰り
再び小型化
ボディーの高剛性化
直列6気筒エンジン最後のスカイライン


画像はトミーカイラのコンプリートカー
トミーカイラ25R

RB25DET型 2.5L 直6 DOHCターボ 300馬力
駆動方式 FR
5速MT
1430kg


その3へ続く


Posted at 2014/04/17 00:31:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ バイク | クルマ
2014年03月20日 イイね!

20世紀へタイムスリップ? 日本自動車博物館 その1

20世紀へタイムスリップ? 日本自動車博物館 その1前日スキージャム勝山(福井県勝山市)で滑ってて
この日もスキーしようと思ってたんですが
高確率で1日中雨予報・・・



と 言うわけで以前から行ってみたかった
日本自動車博物館(石川県小松市)へ





赤レンガ風 3階建ての本館
延床面積11,550m²
約500台の自動車が常時展示されています

世界中のクラシックカーや高級車だけではなく
旧共産圏で日本ではなじみの無い一般車や
少し前に走ってた懐かしい国産車なんかも展示されてます

今でも走行できるのでは?というようなキレイな状態で保存されてて
実際に実働可能車両も多いそうです




「世界のトイレ」として15ケ国40個の便器が展示されてます

展示されてる便器は実際に使用も出来ます




各国のアサガオ

左より
イタリア
アメリカ
フランス


残念ながら全種類制覇は出来ませんでした

水をガブ飲みしないとダメかも・・・




順路はエスカレーター登って3Fから

NEWクラシックカー・コーナー
1970~1990年代の 近所でよく見かけた国産車

昭52
日19-77

と表示されたナンバープレート部分は
生産国
生産年を表してます
昭和52年=1977年
日=日本



右から

イタリアの特装車(カロッツェリア)メーカー「ザガート」
日産・レパード(F31型)をベースに改造をした
ザガート・ガビア

VG30DET改 3L V6 DOHCターボ 280馬力
駆動方式FR
4速AT
1550kg

限定30台 当時880万円したそうです



オーテック・ザガート・ステルビオ(後述)



日産・レパードF30型(初代)
「世界初」や「業界初」の装備が満載
オートクルーズやフェンダーミラーワイパー
オートレベライザー 
室内騒音によってカーオーディオの音量が変わるオートボリューム など

VG30ET型 3L V6 SOHCターボ 230馬力
駆動方式FR
4速AT
1300kg




日産・セドリック/グロリア・シーマ FPY31型(初代)

高級セダン「セドリック」「グロリア」の上級仕様として発売

当時のセドリックの3ナンバー車などは
ボディー幅は5ナンバーサイズのままで前後バンパーを延長して
大きく見せてたけど

シーマの場合は異なり
完全なワイドボディーで差別化

3リッターV6DOHCターボを積み
アクセルを踏み込むとリアを下げて豪快に加速しました

高額車にも関わらずバブル経済により爆発的に売れて
4年で13万台を売り「シーマ現象」という言葉まで出来てしまうほどでした


エアサスが壊れやすいのか右や左に傾いて走ってるシーマをよく見かけました



VG30DET型 3L V6DOHCターボ  255馬力
駆動方式FR
4速AT
1640kg





オーテック・ザガート・ステルビオ

前出の「ザガート・ガビア」より前に発足した日産の特装車を手がける「オーテック・ジャパン」と
「ザガート」の共同開発車プロジェクトの第一弾が「ステルビオ」でした


レパード(F31型)をベースに職人の手作業で加工したアルミ合金製ボディ
フェンダーミラー内蔵のカーボンファイバー製ボンネットフード
内装は本革張り

生産台数は限定200台 当時1870万円だったそうです
ポルシェが買えただろうな・・・

VG30DET改 3L V6 DOHCターボ 280馬力
駆動方式FR
4速AT
1550kg






ジオット・キャスピタ(試作1号車)


服飾メーカーのワコールが「ジオット」社を設立
レーシングカー製造・設計メーカー「童夢」が開発・製作
富士重工・スバルがイタリアのモトーリ・モデルニと共同開発した
F-1用 180度V型12気筒エンジンを供給

「公道を走るF1マシン」を目指し市販化を目指したが
バブル景気崩壊で計画中止

シャーシはカーボンモノコック
サスペンションは最低地上高をレース時70㎜
一般路速行時130㎜に切り替えが可能
フロントとリアのスポイラーは可変式
車両下面はベンチュリー形状にして車体全体でダウンフォースを発生させる
ガルウィングドア内部に格納される昇降式ドアミラー

スバル-モトーリ・モデルニ1235
3.5L V12DOHC 60バルブ 450馬力以上
駆動方式MR
6速MT
1240kg


普段は滋賀県米原市の童夢で保管されてる2号車は2月の大阪オートメッセで見たな






左 スバル・アルシオーネ

「4WDアヴァンギャルド」のキャッチフレーズで登場


前後の駆動力を自動的に変化させる
電子制御アクティブトルクスプリット4WD(ACT-4)を搭載


リトラクタブルヘッドライト採用のウェッジシェイプ(くさび形)のボディー
格納式シングルワイパー
ボディ表面との段差をなくすため手を差し込むところを
可動式フラップでカバーしたドアハンドル
アンダーフロアのフラット化

などにより徹底的に空気抵抗を減らし
CD(空気抵抗係数)値=0.29を達成


EA82型 1.8L水平対向4気筒SOHCターボ 135馬力
駆動方式 FF/4WD
3速AT/4速AT/5速MT
1300kg



右 スバル・アルシオーネSVX

イタリアの工業デザイナー ジウジアーロがデザインを担当し
ドアガラスがルーフにまで回り込むキャノピー形状を採用
サイドウィンドウ全体が開かないため一部だけ開閉できるようになってます


90%が車種専用部品で他スバル車との互換性が少ない
オーディオのコネクターまでが専用設計
ショックアブソーバーの径が一般的な国産車より太かったため
アフターパーツが存在せず

組み付け精度が高く ガラスとボディーのピンとの穴は0.2mmの誤差しかない


EG33型 3.3L 水平対向6気筒DOHC 240馬力
駆動方式 4WD
4速AT
1590kg





左 マツダ・サバンナRX-7 FC3S型(2代目)


ポルシェ・944と似てたため「プアマンズ・ポルシェ」と呼ばれてたことも・・・

フロントブレーキには国産車初の対向4ピストンのアルミキャリパーを採用

トーコントロール機構付きのマルチリンク式リアサスペンション
ドリフト走行には向かないらしく
トーコンキャンセラーという商品が売られてましたね


13B-T型  654cc×2ローター ターボ 185馬力
駆動方式 FR
4速AT / 5速MT
1280kg



右 マツダ・ユーノスコスモ

量産車初の3ローターのロータリーエンジンを搭載
シーケンシャルツインターボ搭載は日本車初

V12エンジン並の滑らかさ と言われる3ローターエンジン
でも燃費が街乗りで 3km/L前後と極悪だったそうです

2ローター 13B-REW搭載車もありました


20B-REW型  654cc×3ローター ツインターボ 280馬力
駆動方式 FR
4速AT
1640kg





左 三菱・スタリオン A183A型

キャッチコピーは「ヘラクレスの愛馬、アリオンが今、星になって帰ってきた」

無骨な角ばったボディーにリトラクタブルライトが
ガンダムチックな三菱車っぽい

ドラマ 「ゴリラ・警視庁捜査第8班」(石原プロモーション制作)でガルウィングドアに改造されたスタリオンが使われてました

4G63B(G63B)型 2.0L 直4SOHC ターボ 170馬力
駆動方式 FR
5速MT/4速AT
1260kg



右 日産・180SX RS13型

S13型 シルビアとは姉妹車
シルビアは2ドアクーペ
180SXは3ドアクーペ


排気量2.4L SOHCのKA24E型エンジンを積んだ
北米輸出車の240SXがベース

日本仕様は1.8L DOHCターボのCA18DET型

アメリカでは S13型シルビアのヘッドランプの高さだと法規上認証出来ないため
240SX(180SX)では リトラクタブルヘッドライトを採用した


リトラクタブルヘッドライトは修理するのに部品代が高くつくので共通型番の
姉妹車 シルビアのフロント部分を使ったらいいだろうということで
シルビア+ワンエイティで
「シルエイティ」が生まれたそうな

逆バージョンでシルビアの車体に180SXのフロント部分を移植した
「ワンビア」もあります


軽量なFRでチューニングパーツも豊富
走り屋に人気 今でもよく見かけます


CA18DET型 1.8L 直4DOHCターボ 175馬力
駆動方式 FR
5速MT/4速AT
1220kg





左 トヨタ・MR2  AW11型(初代)

エンジン トランスミッション サスペンションはFFのカローラから流用して生産性を向上しコストを抑えた 日本車初のリアミッドシップのスポーツカー

車名の由来はMR(ミッドシップ・ラナバウト=小型ミッドシップカー)の2シーター


1984年-1985年日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞

4A-GELU型 1.6L 直4DOHC 130馬力
駆動方式 MR
5速MT/4速AT
960kg



右 トヨタ・スープラ A70型

ソアラ(Z20型)と共通のプラットフォームを使用し
4輪ダブルウィッシュボーンの足回り

1G-GTE型 2.0L 直6DOHC ツインターボ 210馬力
駆動方式 FR
5速MT/4速AT
1500kg





ホンダ・プレリュード BA5型(3代目)

世界初の機械式4WSを搭載
前輪舵角が小さいときに後輪は同位相に動作
一定以上舵角が大きくなると後輪が逆位相方向に変化


車庫入れや縦列駐車が難しかったそうです



エンジンを後傾して搭載することで
低いボンネット
リトラクタブルヘッドライトを採用して
更に低いフロントノーズ


運転席側から助手席をリクライニングさせるレバーがあって
通称「スケベレバー」と言われてたことも・・・


B20A型:2.0L 直4 DOHC 145馬力
駆動方式 FF
5速MT/4速AT
1180kg






左 いすゞ・ジェミニ JT191S型(3代目)

キャッチフレーズは「才なクルマ」

4WSの一種でゴムブッシュのたわみで後輪を操舵する
「ニシボリック・サスペンション」が採用されている

1992年にいすゞ自動車が乗用車の自社開発・生産から撤退を表明し
生産打ち切りが決定 
いすゞ自社生産 最後のジェミニとなり生産終了発表直後は即売状態だったとか


イルムシャーR
4XE1型 1.6L 直4 DOHC ターボ 180馬力
駆動方式 4WD
5速MT
1030kg



右 いすゞ・ジェミニ JT190型(2代目)

キャッチフレーズは「街の遊撃手」


映画「007」などのカースタントも手がけたレミー・ジュリアンが監修を担当
フランス・パリの街を 
飛んだり ドリフトしたり 片輪走行したりのCMが大反響

CGや合成を一切使わなかったが 
ツインドリフトなどはジョイントで連結してたそうで
連結部分が見えないようにカメラ位置に細心の注意を払ったとか



世界初 乾式クラッチ式電子制御オートマチックトランスミッション
「NAVi5」の設定もありました

通常のAT車のようにトルクコンバーターを使わず
MT車と同じクラッチと変速機を使いコンピューターが自動制御

クラッチと変速操作は油圧
スロットル操作はドライブ・バイ・ワイヤの電子制御




4XE1型 1.6L 直4 DOHC  140馬力
駆動方式 FF
5速MT / NAVi5 / 3速AT
980kg





日産・マーチ  K10型(初代)

CMでは近藤真彦(マッチ)が キャッチコピーで
「マッチのマーチはあなたの街にマッチする!」と言ってましたね

画像はスーパーチャージャーとターボチャージャーの2種の過給機を搭載した
ツインチャージャーの「マーチ・スーパーターボ」モデル
低回転域ではスーパーチャージャーによる瞬発力を
高回転域では余裕のある最高出力を得ることに成功した

2つの過給機を詰め込んだためフロントヘビーになり
パワーステアリングのポンプを搭載することが出来なかった


MA9ERT型 930cc 直4 SOHC スーパーチャージャー+ターボ 110馬力
駆動方式 FF
5速MT / 3速AT
770kg




スポーツの広場2
日本車・外車を問わず名車と呼ばれたスポーツカーが並んでます



左 マツダ・コスモスポーツ L10B(後期型)

世界初の実用・量産ロータリーエンジン搭載車

開口部のリッド類は高速時代を見越して前ヒンジ式(エンジンフードは逆アリゲーター)

ロータリーエンジンのコンパクトさを生かした低いボンネット高 
前車軸より後方に配置するフロントミッドシップ 


1964年 第11回東京モーターショーに初めて実車(プロトタイプ)が出展された
当時の松田恒次社長が自らコスモスポーツのハンドルを握って広島から到着 
帰路には各販売会社や当時の首相 池田勇人などを訪問したというエピソードも


10A型 491 cc ×2ローター 128馬力
駆動方式 FR
4速MT
940kg



右 ロータス・ヨーロッパ

ロータス初のミッドシップにエンジンを搭載したロードカー
それまで生産して来たロータス・セブンの後継車種

マンガ「サーキットの狼」で大人気でした

フォード 1.6L 直4 DOHC 105馬力
駆動方式 MR
5速MT
720kg





ポルシェ・928

ポルシェ911に代わる新たな主力にしようと開発

V8エンジンをフロントミッドに搭載したFRで
トランスアクスル レイアウト採用で前後重量配分を最適化

ポップアップ式ヘッドランプを採用しライトを上げるとカエルのような顔になりました


タイトーのアーケードゲーム「チェイスH.Q.」の主役車で
犯人逮捕時よくブツけまくったなぁ・・・


4.5L V8 SOHC 230馬力
駆動方式 FR
5速MT / 3速AT
1600kg





日産・フェアレディーZ S30型(初代)

ヨーロッパ製の高級GTに匹敵するスペックと魅力あるスタイルを兼ね備えながら
格段に廉価であったことで北米市場を中心に大ヒットし
「ダッツン・ズィー(DATSUN Z)」と呼ばれることも


画像のはレーシングカーR380に積まれていたエンジンをベースに開発され
初代スカイライン2000GT-R(PGC10型)と同じ
S20型 直6DOHCを搭載した「432」モデル(PS30型)
名称由来は「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」の意味


S20型 2.0L 直6 DOHC 160馬力
駆動方式 FR
5速MT
1040kg


その2へ続く

Posted at 2014/04/12 11:43:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ バイク | クルマ

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「海上自衛隊 阪神基地隊
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オフアクシスと申します HNの由来はオートビレッジに登録の際 日産ルネッサのグレードで オーテックジャパンのコンプリートカー 「アクシス」に乗ってた...
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