
海上自衛隊 阪神基地隊(神戸市東灘区)
毎週金曜日は一般の方にも海自のカレーが味わえる
「KOBEカレー食堂」がオープンします(11:30~14:00 限定各50食)

基地内に駐車できないので近隣のコインパーキングに停めるよう案内が出てます
長い海上勤務だと景色も変わらず曜日感覚が無くなってしまうということで
旧・帝国海軍時代からの伝統により
金曜日の昼食メニューは海上・陸上勤務に関係なく
すべての部署でカレーが提供されるそうです

まず受付にて住所・氏名・電話番号などを記帳して

入場許可証を渡されます
11時ぐらいから受付してくれました
最初10:30ぐらいに受付に行ったら時間つぶして来てくださいと言われました

受付のある建物の2階が食堂の入口です

2つ扉があって「厚生センター」のほうの入口へと進みます

こちらがカレー食堂 11:30からのオープンです
「真心込めて仕度中」でした

夜は隊員さんたちの憩いの場
「居酒屋かんべ」として営業しているそうです

カレーを食べるためにはまず先に売店にて食券の購入をすることになってます

隊員が使う日用品や自衛隊グッズなどが売っている売店(PX)
他の基地・駐屯地と比べると小さいです

メニューは単品の「ノーマル」とサイドメニューが付く「DX」があります
週替わりで
掃海艇「つのしま」
掃海艇「なおしま」
基地隊本部
仮屋磁気測定所
由良基地分遣隊
の5種類のカレーがあるので何度か訪れたくなりますね
この日は「仮屋磁気測定所」風カレー

「DX」のほうにしました
入場許可証の番号と食券番号は違うので間違わないように注意して下さい

食堂オープンまでチョット時間があるのでロビーで待ちます
阪神基地隊の紹介ビデオが放映されていました

基地のそばには阪神高速5号湾岸線 東神戸大橋が掛かってます

阪神基地隊は呉地方隊(広島県呉市)の隷下
第42掃海隊 2隻の掃海艇が配備されています

海上自衛隊すがしま型掃海艇3番艇
MSC-683 つのしま(排水量 満載590トン)

海上自衛隊すがしま型掃海艇4番艇
MSC-684 なおしま(排水量 満載590トン)
すがしま型は12隻建造され
機雷が反応しないように船体は木材
機関は非磁性材ディーゼルエンジンを使用しています
全長54m
全幅9.4m
巡行用900馬力のディーゼルエンジン2基
低速用170馬力モーター2基を切り替えて使用する
CODOE方式2軸推進14ノット(約26km/h)

「感謝の気持ちで商い中」ということでカレー食堂がオープン

仮屋磁気測定所は兵庫県淡路市にある阪神基地隊隷下にある磁気測定所です
海上自衛隊の掃海艇は磁気信管機雷に対抗するため
木造やFRPの船体で船内の配管も青銅やアルミニウムを使用するなど
磁気が発生しないよう配慮されています
しかし時間が経つにつれ艇体が自然に磁気を帯びるため
掃海作業を開始する前には機雷の感応を防ぐため船体の消磁を行う必要があり
船体のどの部位にどの程度の磁力を帯びているかを測定し
その部分の消磁を行うための施設です

厨房カウンターに売店で購入したプラスチックの食券を置きます
食券の控えのようなものが無いので食券番号は覚えておきましょう

食堂内はテーブルやカウンター席およそ40席あります
設置されているTVには環太平洋合同演習(RIMPAC2016)のDVDが放映されていました
環太平洋と言う名が付いてますがイギリス フランス ドイツ 等のヨーロッパの海軍艦艇も参加する大規模な演習です

しばらくすると食券番号が呼ばれました
DXプレートに付いてくるサラダのドレッシングや
飲料水などはセルフサービス

DXは実際に艦艇で使用されているステンレスのプレートに
カレーライス コロッケ から揚げ サラダ
デザートにヨーグルト バウムクーヘン 缶飲料と結構豪華
カレーは甘口なので子供でも安心
YOSHIKIも辛いから怒って帰る事はないはずです
12時前くらいまで滞在して
その間にお客さんは12人ぐらいでしたかね

帰りは売店でオリジナルグッズを購入
航空自衛隊 那覇基地カレー と 阪神基地隊 缶ドロップ(ソーダ味)
毎週金曜日以外に掃海艇公開のある休日にもカレー食堂が営業するそうで
用意されている数も多い各100食だそうです
伝統のカレーを食べに訪れてみてはいかがでしょうか?
海上自衛隊 阪神基地隊
神戸市東灘区魚崎浜37
Posted at 2017/03/17 20:28:05 | |
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