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今回購入したルーフ機能モジュール(cc-module.com, XRSL)のユニットです。
回路を入れた箱を樹脂で封印したような構造です。
206 XT Premium (1.6L エンジン,型式:NFU)のイグニッションコイルもこんな感じに回路が樹脂に封印されているような構造でした。
再度開けて直す必要が無ければ、防水・気密の加工としては簡単かつ間違いないでしょう。
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リヤバルクヘッドの内装を外した所です。
黄色い四角で囲んだのがルーフモジュール、赤い四角がルーフを下ろした時のトランクの仕切りになるカーテンです。
カーテンを外さなくても内装を外す事はできますが、内装を元へ戻す時にはカーテンが外れていた方が楽です。
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元々のモジュールです。
黄色い矢印が外すべきコネクターです。
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コネクターを外した所です。
手に持っているコネクターの黒いレバーを横に倒してやれば抵抗無く抜けます。
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コネクターのカバーを外した所です。
配線はバラバラでカバーで何とか保護されていた、という感じです。
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モジュールを装着した所です。
モジュールから出ているフラットケーブルの向きを間違えないように注意します。
元々のルーフモジュールのコネクター(オス)は、カバーのついたコネクターが収まるようにすこし上下左右に余裕があり、差し込む位置を慎重に探る必要があります。
CC-module のコネクターをさす時にはピンを折らないよう注意が必要です。
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元々のケーブルを CC-module に差し込めば作業完了。
この時点で、モジュール本体の赤い LED が1秒おきに点滅していなければ、CC-module の故障か接続がうまくいっていない可能性があります。
CC-module が壊れないようにエアキャップでくるんで設置終了。マニュアルには、難燃性のウレタンフォームか何かで包んでね、と書いてあります。
エアキャップは透明なので、LED の点滅は内装の端をめくるだけで目視確認できます。夜なら、周囲が赤く照らされて見えます。
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設置が終わったら、動作設定は運転席で行います。
まず、イグニッションを on にします。以下の操作はすべてこの状態で行います。
左のルーフロックのみを外し、ルーフのスイッチを素早く3回引く/押すとモジュールの機能が有効/無効になります。
モジュールの基本機能として、ルーフスイッチを短時間チョンと押すだけでルーフの開閉動作ができるようになります。CC-module を有効にすれば、拡張機能の設定に関係なくこの機能が使えます。
#ただし、ルーフロックは相変わらず手動です。念のため。
拡張機能の設定は、右のルーフロックのみを外して行います。
左のウィンドウスイッチで4つのメニューから1つの項目を選択し、右のスイッチの押し/引き加減で好みの設定を4段階から1つ選択します。
設定が決まったら、右ルーフロックを元に戻す前にルーフスイッチを素早く3回引いて設定を保存(store)します。
#当初、この保存操作をし忘れていて、うまく設定できませんでした。^^;
右のルーフロックを外した状態でルーフスイッチを素早く3回押すと、初期状態(拡張機能オフ)に戻ります。
今回購入した XRSL には以下の4つの拡張機能がありました。
(1) ルーフ操作の速度制限(標準では10km/h)を20km/h あるいは 30km/h まで延長。
(2) 左右のルーフロックを外すとウィンドウを自動的に下げ始める。
(3) ルーフ操作が完了したら両ウィンドウを自動で上げる/ルーフ閉の時のルーフスイッチで両ウィンドウを操作する/助手席側ウィンドウの上昇もオートにする。
(4) ルーフ開の時に速度に応じて自動的にウィンドウを上げ下げする。
特に(1)と(3)の機能を期待して購入しましたが、日常は(3)が一番便利ですかね。もっとオープンの機会が増えると、(2)と(4)も便利そうです。
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