リヤトランクリッドの内装はずし

内装クリップを全部外します。

真ん中のピンを引っ張ると外れますが、動きが渋い場合はちょっとオイルを吹いてやるとピンが目一杯引っ張れます。ただ、真ん中のピンばかり引っ張っているとピンの天辺が折れます。適当なところでクリップ本体を引っ張るとうまくいきます。

トランクリッドを閉めるのに使うハンドルは、内装はがしでこじると写真のようにパカッと割れます。

ハンドルの内側です。

ネジはトルクスの T30 です。向かって右側（車体中央寄り）が例の凝っているネジです。

右側の長方形のネジの側に例の凝ったネジがはまっています。これは白い樹脂のブラケットを外した状態です。

左側の穴は普通にネジが切ってあります。どうして右側は違うんだろう？

白い樹脂ブラケットと羽のような突起があるナット（左）。

ブラケットにはらせん状に溝が刻まれていて、ボルトの先端がナットを捕らえると、溝に沿ってナットが降りてきてナットの羽が90度向きを変え、長方形の穴の短いほうに当たってネジが効くようになるようです。

セットするときは、白い樹脂のブラケットの天辺にナットをセットしないと長方形の穴に入りません（右）。

これはハンドルを外した直後の状態。

ナットの羽が長方形の穴の短いほうに引っかかっているので、注意して触らないと裏側へ落ちます。

無事に内装が外れると、ハイマウント・ストップランプのユニットが見えるようになります。

この先は次の整備手帳へ。

なお、ご参考にして頂くのは結構ですが、あくまでもトラブルの可能性は覚悟の上の自己責任でお願いします。