DEH-970の調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
DEH-970の調整をタイムアライメントを中心に行いましたので、備忘録も兼ねて参考までにアップします。
2
作業開始前に調整がし易いようモノラル音源を用意しておきます。
カーオーディオパーフェクトセオリーブック2を持っている方は付属のCDを利用して調整できます。
※自分も持ってますが、今回は利用しません。
自身でモノラル音源を用意する場合、私はiTuneを利用しました。
iTuneの上部メニューより順番に 編集-設定-インポート設定-設定:カスタム-チャンネル:モノラルと選択していきます。後はCDなりWAVEからMP3に変換して、SDカードにコピーします。
私は2曲でモノラルとステレオそれぞれ作成し合計4曲コピーしました。
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車に乗り込み作業開始。
まずは各スピーカーまでの実測を計ります。
実測値をメモっときます。
HIGH 左120 右81
MID 左136 右92
LOW 左123 右123 結構アバウト
ちなみにオートTAで数値は
HIGH 左140 右125
MID 左157.5 右161.25
LOW 左400 右400 右MIDの数値が何故か大きい。
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実測値より調整していって当然いいんですが、今回は一番近い右のTWのディレイを0にします。つまり右HIGHを0にして他を調整します。
実測値より右HIGHを0にするので他の値(LOWは除く)を-81します。
HIGH 左39 右0
MID 左55 右11 として調整を始めました。
5
パーフェクトブックでは右のTW、MIDはミュートをかけて、左をMIDを基準に左のTWを調整となってますが、今回はMIDをミュートにして、TWのセンターを探りました。※サブウファーはミュート
左HIGHの数値を動かし、ボーカルがセンターにくるよう調整。※高音のみなので長いこと聞いてる耳がおかしくなりそうです。
続いてTWをミュートにして、MIDの調整を行います。やはり左MIDの数値を動かしていきます。
ただし、このHUでタイムアライメント調整はポジションがフロント右かフロント左のみ可能ですので、必ずしもセンターに拘らず、一番大きく聞こえるところへの調整でもいいかもしれません。
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今回の調整後の数値は
HIGH 左 45 右0
MID 左56.25 右10
LOW 左400 右400 としました。
正直、素人ではこの調整、きりが無いと感じます。
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他のデータも参考に載せておきます。
【構成】
TW アルパイン:DLX-F30T
再生周波数帯域 3.5kHz~60kHz
推奨クロスオーバー 6kHz
MID PHASS:MD1076
再生周波数帯域 70Hz~7kHz
SW Rockford Fosgate:JPS-100-8
再生周波数帯域 30Hz~160Hz
※TWとMIDはパワーアンプに接続
【クロスオーバー】
SWローパス、MIDハイパス 80Hz
MIDローパス、TWハイパス 5kHz
【スロープ】
SWローパス、MIDハイパス 24db/oct
MIDローパス、TWハイパス 24db/oct
【位相】
すべてノーマル
【レベル】
TW 左-8 右-5 ※パワーアンプゲイン調整
MID 左-5 右-3 ※パワーアンプゲイン調整
SW +6 ※リモコンでゲイン調整
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