カタログ '79/3版 クラウン 4(etc.)
投稿日 : 2011年09月09日
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以前イベントでゲットしたカタログ。
「昭和54年3月現在の・・・」と、印刷されています。
この年の9月にはS11#系(いわゆる鬼クラ)にモデルチェンジしていますから、S10#系の最終モデルと言っても良さそうですね(トヨタの車種型式はややこしいです・笑)。
ライバルのセド/グロはこの年の6月に330系から430系に移行しています。
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オプション設定のシート2種。
レザーインテリアは2600ロイヤルの4HT、セパレートシート車にのみ設定。ドア内張りにも同じモチーフの革が貼られています。
確かに豪華で素敵ですが、いったいどれ位の人が追加料金を払ってまでこんなオプションを選択したんでしょ?
ラウンジシート・・・これはアメリカ車によくあったタイプ゚のシートですね。
説明にも
『いまやアメリカの高級車の主流を行く、フルサイズのセパレートシート、日本で初めての登場です。』
とハッキリ謳われています。
セパレートシートと言っても、単にベンチシートの座面と背もたれを2分割にしただけの事、6人乗りである事には変わりありません。
尤も本家のアメリカ車には、2分割(50/50)では無く55./45 なんて言ういっそう豪華なタイプもありましたが・・・。
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エンジンとAT。
M型・・・トヨタ直6の伝統的メイン機でした。
まず4M-EU・・・2.6Lの電子制御燃料噴射式。それにしてもフロントカバーなど汚れた感じの写真ですね。この時代まだまだディストリビューターは付いてて当たり前、ポイントが無いだけマシですがダイレクト・イグニッションの時代はず~っと後です。
M-EU・・・ここでもフルトラ点火を強調しています。
M-U・・・低グレード用とは言え、キャブレターエンジンが残っています。高度補償装置と書かれていますが、気圧計を付けて高地で燃料を絞るんだろうか?
AT・・・アイシン精機が世界に誇るオーバードライブ付4速オートマチック。ロックアップ機構はまだ無いようです。
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最近まで?クラウンの大きな特徴・美点であったフレーム付きボディ。
既に多くのクルマがモノコックへ移行している中で、クラウンが伝統を守っている事を強調しています。
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装備群 その1
6
装備群 その2
関連リンク
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