ディスクローター＆パッド 交換

酷いジャダーが出ていたので、ディスク・ローターとパッドを同時に交換します。

新品のローターは錆止めでしょうか？
何か樹脂状のモノが塗られていますので、ブレーキクリーナーをパッドの接触面に吹き付けて拭き取ります。

画像下はハブリングと5mmスペーサー。

キャリパーをめくります。ハンマーで2～3回叩いてローターを外しました。
ご覧のようにローターは錆びてボロボロ、床に錆クズがこんなに落ちます。

キャリパーは先日O/Hしていますので、ダストブーツ等はきれいです。

新旧ローター。

ハブにはABSセンサー用のツースド・リングが付いてます。
これのせいで過去に、長いスタッドボルト（スバル純正）を入れるのに苦労しました。

新しいパッドを組み付けて、キャリパーを60Nmで締めます。この締め付けトルクは全くの「あてずっぽう」ですから、サービスマニュアル等で調べるべきです。

新旧ローターとパッドの比較。

ローターはアウター側の磨耗が激しいようです。
パッドは・・・半分以上残ってます。記録を調べたら'05年6月57000km時に交換していました。

今はその倍以上走っているのに、この残量はいくらブレーキを踏まないクセがあっても、変ですよね。

組み付け完了しました。

画像下は往復6km程の試運転後、既にローターの当り面に変色が見られ、そしてパッドは煤の様な汚れが・・・。

ここで気付きました。説明書には「6スリットローターは逆回転方向に組み付けないと、本来の性能を発揮できない」 旨の文章が書かれていました（12スリットは正回転方向）。

やれやれ・・・再度タイヤ・キャリパーを外してローターを左右入れ替えました。

僕には試運転でのロータの回転方向による違いは判りませんでした。

敢えて高めの速度からキツめのブレーキングを繰り返しましたが、確かに今までとは全然違います。
ハードなブレーキングではクラッチの焼けるような臭いも・・・。

もちろんジャダーは解消してますし、ペダルも少しだけ浅くなったように思えます。