1955 Daimler /日本海CCR2013
投稿日 : 2013年10月08日
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かつての英国の高級車メーカー、ディムラー。
子供の頃、図鑑で見たそれは既にジャガー傘下にあり 独特のグリル形状を除いて、ほぼ他のジャガーと同じ・・・ちょうどセドリックとグロリアの様な関係だと認識していました。
ただし、ジャガー420Gをベースとして造られたリムジンには
『RRシルバーシャドウの半値』
と言う解説が成されており、レディメイドに近いながらその古風で威厳を持ったスタイルに好感を持った僕だったのです。
さてこれは"エムプレス DF306 "と言うモデルだそうで、排気量は3.0L 。ジャガー傘下に入る前のモデル。
戦前の香り漂うセンターグリルと2トーン・ペイント、そしてスロープドバック・スタイルを持つ優雅なサルーン・・・いやコレはリムジンと読んでも良さそうな形態です。
2
完全に独立しているフロントフェンダー・・・本来の『泥除け』と言う意味がよく判ります。
ボンネット(=エンジンフード)は別パーツ。
同時期のアメリカ車は!?・・・過去を顧みずフェンダーとフードを一体化してしまい、テールにはスロープどころか不謹慎な翼を(笑
3
ディムラー独特のグリル。
この時代、既にグリル=ラジエターではありませんでしたが、こんなクロームのセンターグリルは70年代に「クラシック・ルネッサンス」としてGMのビル・ミッチェル師が蘇らせます(萌
4
「観音開き」のドア・アウターハンドル・・・ゴールドのピンストライプに萌え!
ディムラー="Daimler" 名はダイムラー・ベンツのダイムラーとスペルが同じです。
アングロ・サクソンとゲルマン・・・実際に読み方が違うのでしょうか。
5
切り立った側面は殆ど平面ガラス?
6
最大の見せ場、スロープドバック!!!
返す返すもビル・ミッチェル師の偉業 「クラシック・ルネッサンス」によって生み出された2代目キャデラック・セビルの凄さを感じます。
http://minkara.carview.co.jp/userid/183514/blog/12068194/
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7
・・・・・・・!?
僕は屋根フェチです。
8
後輪のスパッツもエレガントです。
あぁ・・・・(ため息
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