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2016年最後のツインズカップに参加してまいりました。午前中はどんよりとした曇り空で、時折雨がぱらつくなど厳しい寒さに耐えながらのスタートでしたが、ここでお会い出来る方々との会話を楽しみながら慎重に午前中2本の走行をこなしました。

お昼休憩中は参加者の子供さんが自転車でコース走行している姿を眺めながらほのぼのと過ごしていましたが、午前中2本の走行でα-13 SPの取扱に苦慮しました。
というのも、ほぼプロダクションタイヤということもあって温まらないととにかくグリップしない特性に戸惑っていました。滑って滑って仕方ないのですよね。
ということで午後1本目も慎重にスタートしたつもりですが、ちょっと油断してしまったのか、4コーナー進入でまさかのスリップダウンでした。





しかも去年転倒した際に痛めたクラッチカバーがこの転倒でダメ押しになりまして、カバーに穴を開けてコース上にオイルを撒いてしまい、参加者及び関係者に大変迷惑を掛けてしまいました。
しかも応急処置の準備すらしていなかったので、穴埋めの処置といったことまで周りの知り合いの方々に助けてもらいました。本当に情けないというか面目ないです。





穴の空いたカバーは液体パッキンで簡単に塞いでもらった後にガムテープでがっちり固めまして、この状態で自宅まで戻りましたが、中には「これくらいじゃ噛んだチューインガムで塞いでガムテープで十分だよ。俺はそれで茨城から帰ってきたことあるよ」という強烈なエピソードも聞けて勉強（？）になりました。
午後がいきなりの転倒で終了してしまったので、本日のベストは午前中に出した41秒07でした。

そんなこんなで最後に転ぶというオチで終わった今年のツインズカップ参加でしたが、ツインズの優しいママにも会えまして、こういったひと時が日頃の疲れを癒やしてくれるんだなと実感した次第です。
しかも驚いたことに、ママがお皿を持ちながら「これは常連さんが苦心の末に再現したケイジャン風スパイスチキンソテーなんですよ！」と、私も愛して止まなかったツインズの看板メニュー、あのケイジャン風スパイスチキンソテープレートを私のような者にも分けて下さいました。これには感動しました。



ツインズのケイジャン風チキンソテープレートです　　


ツインズのメニューのレシピは全てマスターの頭に中にしかないと言われていますので、全く同じものを作るというのは不可能なんですよね。しかしあの鼻に抜ける独特の苦味を伴うスパイシーな香りは紛れもない「ツインズのケイジャン風」でした。
またマスターの味には中華のエッセンスも含まれているので、ケイジャンとはいっても他店で同じような味に出会えることは出来ないのですよね。そこが「ケイジャン風」というネーミングに込められているのかなと思いました。記憶だけを頼りにあの素晴らしい味を再現してくださった常連様には心から感謝します。





朝の曇天も過ぎ去りきれいな茜富士を眺めながら、来年も楽しいひと時を過ごせる健康な体であることを祈りました。ツインズカップを運営して下さった方々に深くお礼申し上げます。

来年も良いお年を！