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小学生の時にこの映画のラストシーンを見たときは、本当に衝撃的でした。


歴史に残る大きな出来事は教科書で習いますが、今は間違いなく後世に伝えられる大きな出来事が起きている真っ最中でしょう。しかも暗く先が見えない戦時中のようです。

世界大恐慌が底をついた1932-34年頃のアメリカで、ボニーとクライドというセンセーショナルなアベックギャングが、半ばヒーロー化されました。暗い時代だからこそ、民衆はどんな形であれヒーローを欲しがるのでしょう。

この二人の生涯は、フィドルとバンジョーの速弾きのようにあっという間に駆け抜けましたが、この新型コロナ禍もとっとと過ぎ去ってもらいたいものです。

以前使っていたW510はカラーセンサー内臓式でカラーキャリブレーションが出来るスグレモノでした。このW541も同じような仕様がありましたが、私のモデルにはありませんので、Spayder4 PROという外付けカラーセンサーを入手し、家にある全てのPCのキャリブレーションも行なえるようにしました。

まずはこのW541から行いましたが、やけに緑がかったおかしい色になってしまいました。準備段階にモニターの色温度を6500Kに合わせる必要があるのですが、ここが問題でして、初期設定に近い青みがかったプロファイルに設定してからキャリブレーションを行うことで、正しいであろう色に設定できました。





またこのディプレイの色域計測結果ですが、sRGBカバー率が92%、Adobe RGBカバー率71％とバルグの3Kパネルではこんなものでしょうか。
家にある他の機種は総じてこれより低いカバー率でしたが、ThinkPadは伝統的にビジネス用途故に標準的なディスプレイが多いので、色域に関しては好結果は期待できません。正しい色に設定出来れば見え方も良くなり目に優しくなりますね。

自宅で過ごしていますとやることが限られます。ということでまたまたThinkPadの改造を行います。
去年FHDのIPS液晶に交換したW541のパネルですが、先月購入したThinkPad E15の液晶と比較して表面のギラつきが酷く、視野角の改善は果たしたものの、これではとても満足出来ないという気持ちになりました。そこでこの問題が解決出来るかわかりませんが、上位モデルに設定されていた3K（2880×1620）パネルへ交換することにしました




3Kパネルは別途用意した40pinケーブルに交換するのですが、これが難儀でほとんど分解しないとここまで辿り着きません。しかもケーブルをヒンジの隙間から抜くという危険な作業が必要です。




なんとか無事に交換できました。このパネルは前回のFHDパネルと比較してコントラスト比700:1→1000:1、輝度300→355 cd/m²と多少スペックアップしました。




表示スケールが等倍の状態ですが、アイコンや右下の時計が小さ過ぎます。私は拡大率を185%に設定しました。





左側がW541ですが、セミグレア？という感じで多少映り込みがあります。ですがギラつきが殆ど無くコントラストも高く、YouTubeで4Kを見ますと明らかに高精細で満足の行く画質になりました。ただし、4K60pの動画を再生するとCPU温度が最大87℃にも達するので、3Kになって負荷が大きくなったようです。




外したFHDパネルは子供用のThinkPad E540のTN液晶パネルと互換性があったので、取り替えることで無駄になりませんでした。これで家で動いているThinkPad全てがIPS液晶になりました。10年前じゃ考えられないですね。