DUNLOP DUNLOP SPORTMAX α-13 SP  

VTR1000Fの標準リアタイヤの180/55-17の設定が無く180/60-17を装着しました。
扁平率が55→60%になったことで外径が10mmほど大きくなるので、社外のインナーフェンダーを取り付けた場合は接触の可能性有りということで注意が必要だそうです。

α-13Zと比較してですが、熱が入り易くて冷め難く、トレッドの溶け方の早さに明らかな差を感じました。
タイヤウォーマーを持っていない者としてはウォーミングアップが短く済むことで、限られた走行時間を有効に使えることがメリットになります。
プロファイルも変化していない様なので、コーナーリング特性も変わらず、更に増したグリップ力に物をいわせてα-13Zより一歩踏み込んだ領域に入るこむことが出来ました。
これによりサーキット周回タイムのアベレージは確実に上がりますが、ライフも確実に短いので、タイムを取るかライフを取るかで費用対効果の価値は変わるでしょう。
サーキット走行を前提でタイヤウォーマー未導入者のダンロップユーザーならばタイム短縮のアイテムとして最上の選択と思いますが、減りの早さが尋常ではないので、少なくとも一般道での使用は勿体無くて奨められません。