• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ICEMANのブログ一覧

2020年11月12日 イイね!

苦肉のタイヤサイズ変更

(長文注意!)

昨シーズン、岡山国際サーキットを走りこんで分かった問題を解消するために、今シーズンはタイヤサイズを変更することにしました。

岡山国際サーキットを走る場合に、2ZRエンジンを積んだS3エリーゼだけが抱える問題点なので、走るコースや車両が違う人はスルーしてください。



S3エリーゼの2ZRは7,200rpmでレブリミッターが作動します。
エンジンの出力カーブを見る限り、6,800rpm以上回しても意味はありませんが、ギア比の関係で必ずしも変速できるタイミングが6,800rpmとは限りません。

岡山国際サーキットで使用するギアは、2速・3速・4速のみ。
5速に入れようと思えば入れられないことはないのですが、入れてもすぐにシフトダウンすることになるので私は使っていません。

そのうち2速を使用するのは、①バックストレートエンドのヘアピン~パイパーコーナー手前のゼブラを跨ぐところまでと②ダブルへピンの1個目~2個目を立ち上がるところまで。

①の場合はヘアピンを立ち上がってリボルバーコーナーに入る手前で3速に上げる方法もあり、どちらの走り方でも私レベルのドライバーではあまりタイムに影響はありません。
ただ、2速のままでリボルバーに入った方がエンブレが効き易いので、少し曲がり易いと感じています。
その反面、2速のままでゼブラを跨ぐところまで降りていった場合、7,200rpmまで回ってレブリミッターにあたることが多いので、気を付けなければなりません。

②のダブルヘアピンですが、ここは1個目と2個目の間で3速に上げると致命的に遅くなります。
2個目の立ち上がり~マイクナイト→最終コーナーと、ここからタイムに大きく影響する大切なコーナーが連続していきますので、ダブルヘアピンでの失速は致命的なのです。
ですから、ダブルへピンは2速で一気に立ち上がりまで走り切らなければならないのですが、ここでもまた7,200rpmぎりぎりまで回ります。
もしヘアピンの立ち上がりをミスって横Gが抜けていない状態がおきると、クラッチが切れないため、立ち上がると同時にレブリミッター作動なんてことが多々起こります。

私のテクニック不足も手伝って、昨シーズンは随分とレブリミッターを作動させました。
世界の大衆車で鍛えられた頑丈なエンジンとは言え、あまり気持ちの良いものではありません。

そこで今シーズンは、この問題を解消するための方法を財布と相談しながら検討してみました。




下の表は、純正リアタイヤサイズ225/45R17と純正ギア比における回転数と速度です。





そして、昨シーズン終わりから今日まで履いていたリアタイヤ245/40R17の場合





グリップ力アップを狙って、225/45R17→245/40R17に変更してみたのですが、タイヤの直径が634mmから628mmへと僅かですが下がったため、2速でレブリミッターにあててしまう事が増えました。

「たかが6mm」
タイヤが変形すれば誤差の範囲だろうと考えたのですが、「されど6mm」でした。



この問題を解消するために考えられる対策は、

①コースに合ったギアでミッションを組みなおす。
②ファイナルを変更する。
③タイヤの直径を変更する。(苦肉の策)

①は高額ですし、ライトチューンの域を超えてしまうので却下。
(単純にお金が無いだけの話ですwww)

②については特注品を製作するか、アフターマーケットの製品を購入するかで、費用面が大きく変わってくるのですが、特注品となるとこれまた金銭的な問題で却下です。
そこでアフターマーケット品を探してみたところ、これもまぁまぁ高額ではありますが、リングギアとピニオンギアのセットで20万円前後の物を何点か発見。


下は、245/40R17でファイナルを4.93に変更した場合の表ですが、





1分35秒くらいで走れれば、ちょうど良さそうですがwww
ノーマルの2ZRじゃ無理です。

本来は他のサーキット用に開発された物のようですから、岡山国際サーキットを走るには何とも中途半端なギア比になってしまいます。




BMW M3で走っていた時の様に、純正流用で数種類のファイナルが手に入れば可能性が広がるのですが、エリーゼの場合は現実的ではありません。

ファイナルを変更すると、加速力が向上し、2速~4速に代わって3速~5速が使えるようになるために、ギア間の回転落ちが小幅になって走り易くなるのですが、その反面、一般道での最高速度が下がります。
計算上、6速・3,000rpmで約100km/hとなると、サーキット専用車じゃない車にとっては高速道路がちょっと辛いですね。



そこで③の苦肉の策となるわけです。
245/40R17(直径628mm)→235/45R17(直径643mm)

直径を大きくすると言っても、フェンダーに干渉したり、メーター誤差が発生するので、あまり極端な拡大はできませんがこれくらいなら何とかなります。







「たかが15mm、されど15mm」となるのか?

まもなくシーズンINです。
Posted at 2020/11/12 17:35:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年11月01日 イイね!

やっと再始動

やっと再始動ブログをサボること約3か月。
やっと涼しくなってきたので再始動です。

夏の間も、バッテリーが上がらない程度には動かしてましたけど、お出掛けはほとんどN-VANターボで冷え冷えの快適仕様。

景気付けにスポーツエアクリーナーを導入しましたので、今日はそのテストも兼ねていつもの近所の某スカイラインを試走です。

久々に走るので、走り始めは足廻りのあちこちからギシギシと変な音が聞こえてきます。
ブレーキからもパッドの表面が毛羽立っているせいなのか、シャーっと擦れる音が出てました。
もしかしてピストンの動きが悪くて引きずってる?
・・・などと思って走っているうちに某スカイラインに到着。

さっそくテスト走行です。

一般道を走ってみた感じでは、エアクリ変更前とほぼ変化無し。
一般道ではあまり回転を上げて走らないので、当たり前といえば当たり前のことです。

グイっとアクセルを踏み込んで加速をしていくと、3,200rpmくらいからスーパーチャージャーのタービン音が鳴り始め、4,500rpmくらいまではジェット機が離陸するときのようなヒューンとキーンという音が混じったような音が聞こえてきます。
しかし、まだパワーが上がったとか加速が良くなったとか感じるレベルではありません。

4,500rpm以上になったあたりから、更にジェット機音が強く鳴り響き、今までと少し変わった加速をし始めます。
アクセルレスポンスが良くなったせいなのか、パワーが上がったのかは分かりませんが、エアクリ変更前とは明らかに違う加速の仕方をします。
そして5,000rpmを過ぎたあたりからは、V-TECのカムの切り替わった時の加速に似た感じの、パンチのある加速に変わります。

なるほど、このアイテムは高回転域で力を発揮するわけですね。
昨日、少しだけ装着後の試走を行っていましたが、その時には高回転まで回していなかったので気付きませんでした。



ほかにも変化したことがあります。
それはマフラーからの音。



現在、スパスプのΦ80デュアルを装着しているのですが、スパスプ独特のこもったような重低音から、こもり音が取れ、音量が少し上がりました。

そもそも2ZRにどんなマフラーを付けても、あまり良い音色ではありませんが、少し整った音になったような気がします。



高回転域で力を発揮すると分かったからには、次のテストはサーキット走行ですね。
さて、タイムの出方に変化はあるでしょうか?

年内に何度か走りに行ってみて、またその辺りをご報告したいと思ってます。



Posted at 2020/11/01 23:09:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | エリーゼS | 日記

プロフィール

「サーフトリップ 2日目の朝活。梅雨明けするかもな天気です。」
何シテル?   07/16 09:47
しばらく「エアコン&快適装備 > 男のロマン」でしたが、 「平成」→「令和」を機に、再び「駆け抜ける歓び」を求めて、 ロータスエリーゼSを手に入れました。 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/11 >>

1234567
891011 121314
15161718192021
22232425262728
2930     

愛車一覧

ロータス エリーゼ ロータス エリーゼ
しばらく遠ざかっていたサーキットへ、再び私を連れて行ってくれる相棒。 ライトチューン仕様 ...
トヨタ ハイエースバン トヨタ ハイエースバン
仕事用なのでDXで我慢しようと思っていたのですが、 新春初売りセール!のお陰で、7型ダー ...
ホンダ N-VAN+スタイル ホンダ N-VAN+スタイル
仕事用に増車しました。 またしてもホンダ車ですw 元デモ車の中古車(走行2,34 ...
ホンダ N-ONE ホンダ N-ONE
2017/2/14 ラ・パンと入替で走行2,600kmの中古車を購入。 第1印象は、良 ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation